2月のみかづき。

【アメリカ大統領選挙】ヒラリーの敗北宣言スピーチが完璧すぎて、鳥肌がたった。【ざっくり訳つき】

こんにちは。

長かったアメリカ大統領選挙が、まさかの結果とともに終わりました。まだ信じられない・・・。

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クリントン氏が敗北宣言 トランプ氏との協力表明 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

敗北した候補者、つまりヒラリーは、その日の内に Concession Speech (敗北宣言)をしなければいけません。

きっと昨日眠るまでは、ほとんどの人がヒラリーが勝つだろう思っていた中のこの結果。本人だって最後まで「まさか」と思ってたはず。

そんな中で、自分のサポーターたちを前に「敗北宣言」をしなくちゃいけない。

一体どんな顔をして皆の前に立つんだろう、どんなことを話すんだろう。気になってテレビの前で、そわそわと待っていました。

 

そのスピーチは、今まで聞いたどのスピーチよりも、痛くて力強かった。もう、すごかった。勝手なお世話だけれど、是非みんなに聞いてもらいたいと思ったので、紹介していきます。

 

1. Pain: "This is painful, and it will be for a long time." 

スピーチから、まず感じたのは Pain ( 痛み )。女性初の大統領という期待を背負いながら、1年半にかけてキャンペーンをしてきて最後の最後に、こんな形で終わるなんて。明日目が覚めた時に、自分が大統領になった明日とそうじゃない明日の違い。もう想像するだけで、すっごく痛い。

時間になって、笑顔で会場に入ってきたヒラリー。大歓声に Thank you と答えながら、、そして素直に「負けてごめん」とスピーチの始めにサポーターに対して謝ります。これはとても印象的でした。

I hope that he will be a successful president for all Americans. This is not the outcome we wanted or we worked so hard for, and I'm sorry we did not win this election for the values we share and the vision we hold for our country.

(ざっくり訳:私は、トランプ氏がすべてのアメリカ人にとって良い大統領になることを願っています。今回の結果は、私たちが望んでいた、私たちが共に目指して来たものではありません。私たちが共有していた価値観やビジョンをもってして、選挙に勝てなくて、ごめんなさい。)

 

I know how disappointed you feel, because I feel it too. And so do tens of millions of Americans who invested their hopes and dreams in this effort. This is painful, and it will be for a long time.

(ざっくり訳:あなたたちが、どれだけがっかりしているかは分かっています。何故なら私も同じ気持ちだからです。そして希望や夢をこのキャンペーンに込めてくれていた多くの人たちも同じ気持ちだと思います。本当につらいです。そしてこのつらさは、これから長い間に渡って続いていくでしょう。)

disappointed, painful の言葉がすごく、実感をもって伝わってきます。ずっと応援して来たサポーターだってものすごく悲しいし、本人もものすごく悲しい。何年も、今日のことを思い出すんだろうな。。

 

2. ACCEPT: "We accept the result and then look to the future."

 しかし痛みだけでは、前に進めません。悲しみを共有したあとは、この結果を受け入れて、自分たちが次にできることを呼びかけます。

We have seen that our nation is more deeply divided than we thought. But I still believe in America, and I always will. And if you do, then we must accept this result and then look to the future. Donald Trump is going to be our president. We owe him an open mind and the chance to lead. Our constitutional democracy enshrines the peaceful transfer of power.

(ざっくり訳:私たちは、この国が私たちが考えていた以上に分断されていたということを知りました。しかし、私は今でもアメリカという国を信じています。そしてこれからもそれは変わりません。もしあなたも同じ気持ちならば、今回の結果を受け入れて、未来に目を向けなければなりません。ドナルド・トランプが私たちの大統領になるのです。私たちは心を開いて、彼がよい指導者になるチャンスを与える義務があるのです。私たちの立憲民主制は、平和的な政権移譲を保障しているはずです。)

ちなみに、'enshrine'という単語は、'shrine'という言葉からも感覚的に伝わってくるかように、1.〔神聖なものとして〕祭る、安置する からたぶん派生して2.~を正式に記すという意味にもなるんですね。憲法っていう不可侵のところにしっかりと書かれていて守られているから、それを破ることは許されない。

We don't just respect that. We cherish it. It also enshrines the rule of law; the principle we are all equal in rights and dignity; freedom of worship and expression. We respect and cherish these values, too, and we must defend them. 

(ざっくり訳:私たちはこのことに対して敬意を払うだけれはなく、いつも心にとめておかなければなりません。立憲民主制であるということは、法の支配、権利や尊厳において全ての人が平等であるという原則、信仰や表現の自由をも保障しているのです。私たちはこれらの価値観に対して敬意を払い、心にとめ、これからも守っていくのです。)

 ”民主主義”の価値観を大事にしているアメリカ。その民主主義で決まった今回の結果を否定したりひっくり返そうとせずに、ちゃんと「自分たちが決めた」結果として、責任を持って受け止めることを強調しているように感じました。

 

3. KEEP FIGHTING: "Please never stop believing that fighting for what's right is worth it."

そしてスピーチの最後には、若者、特に女性に向けてのメッセージが力強く語られました。今回自分が負けたことによって、「こんなに頑張ってもダメなんだ」「やっぱり変えられないんだ(女性に関して)」って思って欲しくない、という気持ちがあったような気がします。

I've had successes and setbacks and sometimes painful ones. Many of you are at the beginning of your professional, public, and political careers — you will have successes and setbacks too.

This loss hurts, but please never stop believing that fighting for what's right is worth it.

It is, it is worth it.

(ざっくり訳:今まで成功も挫折も経験してきました。その中には大きな痛みを伴うものもありました。みなさんの多くは、自分のキャリアのはじまりにいると思います。これからみなさんも、成功と挫折を経験すると思います。

今回の敗北は、とても辛いものです。でもお願いですから、「自分が正しいと思うことのために戦う」というのは価値のあることだということ、信じ続けて欲しいのです。)

   

Because, you know, I believe we are stronger together and we will go forward together. And you should never, ever regret fighting for that. You know, scripture tells us, let us not grow weary of doing good, for in good season we shall reap. My friends, let us have faith in each other, let us not grow weary and lose heart, for there are more seasons to come and there is more work to do.

(ざっくり訳:だって、私たちは "stronger together"であり、一緒に前に進んでいくのだと信じているから。そしてそのために戦ったことを、絶対に後悔しないで。みなさんご存知のように、聖書にはこうあります。「正しい行いをすることに疲れ果ててしまわないようにしましょう。失望せず、あきらめずにいれば、やがて祝福を刈り取る日が来るからです。」みなさん、お互いを信じて、疲れ果てず、心を失わずにいてください。なぜなら、私たちにはまだまだたくさん、やるべきことがあるからです。)

 

 スピーチの最後は、聖書を引用して、サポーターを鼓舞しています。

「正しい行いをすることに疲れ果ててしまわないようにしましょう。失望せず、あきらめずにいれば、やがて祝福を刈り取る日が来るからです。」

うん、今回のスピーチにぴったりの言葉だなぁ。

 

負けたあとに出来ること。

ここまで書いてきてあれなのですが、私は別にヒラリーを応援していたわけでもないです。むしろあまり好きではありませんでした。だけれど、1つのスピーチとしてもう見事すぎて。興奮して、ここまで書いてきました。(今夜中の2時ですよ!)

大統領選挙の中での敗北宣言ではあるけれども、「負けた人」のスピーチとして本当に最高にかっこよかった。

どれだけありえなくても、信じられなくても、痛くても、負けてしまったという事実はどうしても変えられない。その痛みを一緒にやってきた人と分け合って。受け止めて、進むしかない。そしてその「負けた」という結果を見て、自分が信じてやってきたことをやめてはいけない。

負けたあとにできること、すごく学んだスピーチでした。

 

約13分の短いスピーチです。ぜひ見てみてください。

スピーチの英語の全文はこちらから読めます →Hillary Clinton’s concession speech full transcript: 2016 presidential election - Vox

 

こちらにもまとめがのっています。


 

追記:とても多くの人に読まれていて、驚いています。

ブクマのコメントを読むのも、色々な意見が聞けてうれしい。
このスピーチがすべてではないし、彼女のいう「正しい」を「正しい」と思わない人もたくさんいると思います。(私もある部分では、そうです)

ただ、1つのスピーチとして切り取ったときに、大統領候補として(自分のサポーターに対して)負けたあとにできるスピーチとしては、これ以上のものはないのじゃないか、とただただ感服しました。それで今回記事にさせてもらいました。

こ先週旅行にいっていた、ラオス北部のシェンクワンという県の記事も、ちょうど今日書きました。アメリカが落とした爆弾の被害が今でも残る場所です。アメリカつながり。もしよかったら読んでみてください。


 追記の追記:

とても美しい全文の日本語訳をされているサイトを見つけたので、こちらもリンクさせてもらいます。

あべこべな世界で逆立ちすると何が見える? — (2016.11.09)...

 

【青年海外協力隊】3年目の先輩隊員に相談。「協力隊の活動、どうがんばったらいいですか?」

バイディー(こんにちは)mikakoです。

青年海外協力隊としての活動も、すっかり折り返し地点をすぎています。そのことを、カレンダーを見るたびに思ってはどこか ドキっ とする日々です。

そんな中、ボツワナ共和国で協力隊として活動しているパラレルさんことえっちゃんと、色々とお話させてもらいました。

今回、「先輩隊員&後輩隊員 お悩み相談コーナー」の宣伝ということもあり、ほぼ全文がえっちゃんのブログの方で公開されています。

 

ちなみにこんな感じのことを話しています。

・ぼーぺんにゃんと、はほなまたーた。

ラオスボツワナ。どんな国?

ジャイアンだけど、優等生

・終業時間が、夜7時だなんて!

・「がんばる」の難しさ

・協力隊らしさって、なんだろう

ボツワナでの「目標」は?

・要請内容とのギャップ?

・「実際に一歩踏み出す」こと

・「理想」は見えても見えなくても、苦しい。

・自意識を笑い飛ばして、進む。

・理想と現実のギャップをどれだけ埋めたかが、成果。

・自分と周りのひとが、どうなったら嬉しい?

・理想の種は「嫌な気持ち」から。

・サポーターの役割

・「残り10ヶ月」と「残り3ヶ月」。

 今回なんと全部で5時間、話していたんです・・・!それでもまだまだ話たかったー!

協力隊として活動中の人はもちろんのこと、「前に進みたい」と思う人。

ぜひ読んでみてください。

 

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改めてこうやって公開されたものを見ると、自分の甘えっぷりに、「きぃぃやぁーーー」となりながら、私が1番聞きたかったことって「協力隊、どうがんばったらいいですか?」ということだったのかなと思います。

毎日「頑張っている」はずなのに、協力隊としてなんとなくどこか「不安」やら「物足りなさ」を感じている私。このままでいいのかな、って。

話をさせてもらったのえっちゃんは、ボツワナで協力隊として、クラフトビジネス支援をして3年目。もうすぐ任期が終わり、後に引き継ぐ準備をしながら、これからの協力隊隊員を支えようとしています。そう、いつも前に進んでいるんです。そして成果を出している。

 

今回、何か言ったら受け止ってもらえるなという安心感もあり、また何か自分とはちがう考えが返ってくるのが1つ1つ楽しみでした。

「理想ってどうやって育てたらいいんだろう」「成果を出すために必要なことって?」「行動したいけど怖い時に邪魔をしているものは」「やっぱり前に進みたい!」

そして気付いたら、たくさん具体的なヒントももらっていました。 

 

協力隊で自分と違う時間枠(来てすぐ、半年目、1年目、帰国後とか)にいる人は、見えている景色がちがう。そういう人と言葉を交わしていると、雑談しているだけでもヒントがもらえるんですね。純粋に違う国の生活や活動を聞くのも楽しい。

そして最後のサポーターのところで話していて思ったのですが、別に”悩み”ではなくても、なにか今思っていることを、少し距離のある人、でもその人のおかれている立場を想像出来る人に、ただ話してみること。そこから生まてくるものがある気がする。

といことで、最後にお知らせ&募集です。

今回話をしてくれたえっちゃんの方で、雑談したい隊員を募集しています。雑談、すごいくおもしろいです。ぜひ興味のある方は、お気軽に連絡してみてください!

 

【PR】雑談したい隊員を募集します!(まずは先輩隊員から)

ここまでお読みいただいた皆様、雑談にお付き合いありがとうございました。

さて、突然ですが、当お悩み相談コーナー(ただの雑談をする会)では、後輩隊員との雑談につきあってくれる 先輩隊員(現役またはOV)を募集しています。

応募条件は

赴任から半年以上たっている現役隊員 または 任期終了後3年以内くらいまでのOV

・1~2時間くらいオンラインで雑談をする時間的余裕がある(単発でOKです)

・とりあえず人の話が聞ける方

今回は「雑談ってどんな感じ?」というのを紹介するために公開雑談としましたが、基本的に雑談は一般公開しません。隊員同士のクローズドな雑談の会となります。(たまに気が向いたら記事化のお願いをさせていただきます。)人数は1対1のときもあれば複数名の場合もあります。

また、応募にあたって、すごい活動結果やノウハウ、応援系スキルなどは、特に必要ありません。

しいていえば、協力隊の活動で煮詰まって「誰かに、話をきいてもらいたい・・」とおもったときに、「よい聞き手」に話をきいてもらった、幸せな経験のある方をお待ちしています。

「このひとに話をきいてもらってよかったな、ありがとう」と思ったことのある方は、次は自分が「よい聞き手」となって、他のひとの気持ちに耳を傾けられると思うので。

もしくは、全然「よい聞き手」に出会えなくて悲しかった経験がある方も、ぜひお待ちしています。反面教師に勝るものはありません。

ボランタリーな活動なので無報酬ですが、新しい試みや、人との出会いにわくわくするタイプの方には楽しんでいただけるかと思います。

「聞き手」の先輩隊員よりも、「話したい (モヤモヤしてる)」後輩隊員のほうが集まりやすいと思うので、まずは先輩隊員を募集します。後輩隊員枠は、その後募集します。

ただ、先輩隊員枠で集まったメンバーで雑談するのもおもしろそうなので、企画するかもしれません。その場合、「先輩枠のつもりが実は一番後輩になっちゃった」ということもありえますが、そのときはごめんなさい!

あまり細かいことはまだ考えていませんので、フレキシブルに対応いたします。隊員同士の雑談ってなんとなく面白そう、興味ある、話だけ聞いてみたいなど、少しでも気になったら、お気軽にお問い合わせください。

雑談メンバー募集! メールアドレス
dinaledi.info825@gmail.com

後輩枠の募集もはじまったそうです!ぜひぜひぜひ〜〜〜

 

それでは! 

生き物を食べるということ。

バイディー(こんにちは)

今日は、ラオス料理を作らせてもらうなかで思った、生き物を食べること、について。

 鶏を、初めてさばかせてもらいました。(そこまで露骨な写真はありませんが、市場で売られている動物の写真などはあります。苦手な人はご注意を。)

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なんでも揃う、市場へ。

おとといの夜21時頃、メッセージにて、「明日、友達の家でみんなでラオス料理を作るから来ないか?」と誘ってもらい、急遽行かせてもらうことに。

次の日のお迎えは、まだ空も薄暗い、朝6時。コケコッコー/

他の人と合流して、まずは食材の買い出しをしに、市場に向かいました。

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 今回行ったのは、ビエンチャンの中心地から、北バスターミナル方向へ約20分ほど車で行った、タラートオキシーというとても大きな市場。

他の市場もここから仕入れているそうで、業務用っぽい量での販売もしていました。

値段も安い!

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タラートは市場という意味で、オキシーは「Oxygeon (酸素)」から来ていて、新鮮!という意味・・・と聞いたのですが、本当かな。

 

日曜の朝ということもあってか、とても賑う市場。

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市場図。ハンディクラフトが売っているところも点在していました。

最初から、巨大ねずみやモモンガなどの動物が売られているコーナー。

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びよーんと伸ばして見せてくれるお母さん。

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ああ、食べ物なんだなぁと思った光景。

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ラオスに来て、大分食べ物や食材について分かってきたかなぁなんて思っていたら、まだまだ知らないものがあるのだと、よーく分かりました。 

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買い物をする中で、今回のメニューは下手物系が多いことを知る。かえる、うなぎ、虫。

水牛の皮。こうやって見るとあんまり食べる気しないけれど、カリッと焼くとすごいおいしい。

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そして今回のメインは、鶏。「鶏をしめる経験をしてみたい」という3人の男性の希望もあり、3羽購入。生きたまま足を縛られ、袋に入れられて、家に連れて行きます。

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家で調理開始

家に着いたら、早速調理へ。

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台所からは、一面の田んぼが。きれい。

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私は外で、ラオスの代表料理のケーンノーマイ(たけのこスープ)の作り方を教わりながら手伝わせてもらいます。

その間に、他の人が台所ではカエルやうなぎ、そして鶏をしめる。

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実際にやった人にあとから聞いた話だけれど、のどを切って、血(かなり熱いらしい)を出して外へ投げる。抵抗はやっぱり直前までするらしい。全然外に声は聞こえなかった、な。

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ラオスの家で、鶏をさばくのは何度か見ていて、こちらにいる間に1度は自分でやりたいと思っていたんです。

今回じゃなくていつか・・・と思っていたけれど、なんかしめられて毛をむしられたあとの鶏を見ると、「今日やろう」と。

経験のある日本人の女性に教えてもらいながら、さばいていく。

最初は躊躇しながらためらいながら、ゆっくり包丁をいれる。

思ったよりもあっさり”肉”になっていくんだな。そしてまだちょっとあたたかい。

切り込みをいれると、なんとなく見慣れた部分。足を取って、臓器を取り出して。

途中から力を入れなきゃいけないから、夢中になって。鶏だったってこと忘れそうになる。

内蔵を出したあとは、さっとラオス人が引き継いでぶちっぶちっと切っていく。その手際のよさ。本当に私がやった部分は少しで、あっという間だったけど、感触を思い出すとちゃんと残ってる。

そのあとも、どんどん他の料理を準備して、約3時間かかって全品完成しました。ふぅー

 

本日のメニュー

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鶏のスープ・焼き鳥・かえるのスープ

虫を炒めたもの・生えびのゴーイ

うなぎのスープ・たけのこスープ

水牛の皮を焼いたもの・南部のソーセージ

カオニャオ(もち米)

自家製ラオラオ(ラオウィスキー)・ビール 

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とても豪華な昼ご飯。みんなで御座に座って囲んで食べます。作るのには時間がかかるけれど、食べるのはあっという間。スイカや蒸しバナナも出してくれて、お腹いっぱい。そしてラオラオとビールで酔っぱらい。

家に招待してくれた人が、何度も「来てくれてありがとう。うれしい」って言っていて。その底なしの優しさにまた、ジーンとしてしまう。ごちそうさまでした。

 

生き物を食べること。

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ここから少し独り言を。

ラオスにきて、結構色んなものが食べられるようになりました。そしてさばく場面とか、市場で売られてる臓器とか見るのも割と慣れて平気になってきた。

前は変なところで神経質でした。1人暮らしをはじめたとき、スーパーで肉を買ってきて触るのにも躊躇していた。おいしく食べるくせに、自分で作るところからやるのがダメで。まぁ少ししたら大丈夫になったし、今は普通に触れますが。あとドラマとかの手術のシーンとか人が殺されるシーンとか見れない。目つぶっちゃう。

今回も鶏をさばくのを少しやってみて、ああ、思ったよりも普通に出来ちゃうんだな、たぶん何回かやったら手つきも気持ちも慣れるんだろうなぁと思った。

そして、自分でやったあとは、食べれなかったりするのかななんて少し考えていたけれども、あっさり10分後位に炭火焼にされたものを見ると「おいしそう」って思っちゃうんだよなぁ。薄情者なのか。(おいしそうって思う気持ちって本能なのかなぁ。後天的なものなのかなぁ)

ラオス人は、すごく当たり前にやっている。流れ作業っていうか、生活の一部というか。生きるために食べる。それ以上でもそれ以下でもないのかな。

そして、みんな食べる。頭から足、臓器も、できるだけ全部。「かわいそう」とか「気持ち悪い」とか中途半端に思ってしまう自分がかっこわるいなって思わされるような鮮やかな手つきと潔さ。

ラオスでは、これも食材になるのか!って思うような動物も食べるしなぁ。国の文化や習慣・宗教だったり、個人の趣向や経験によって、食べれるもの食べれないものが違うのも不思議だしおもしろい。私が今は食べれないなぁと思うのは、犬、猫、ねずみ、へび、こうもり、形の残ってる虫、わに、鳥の子供入り卵。(たぶんもっとあるけれど)

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自分に近い存在だったものとか、見た目的にちょっと・・・っていうものは怖くてやっぱり食べれないなと思う。みんなきっと”お肉”には変わりないのかもしれないけれど。言われなかったら正直分からない時あるもん。 そしたら人間の肉はどうなんだ、、、とかなっちゃうのかな。怖。

時々ふと私はベジタリアンになれるだろうか、なんて思ったりする。もし自分が食べるものを自分で殺して食べる or 一生肉を食べないの2択しかなかったら、私は食べないことを選ぶ気がする。肉を食べるのは好きだけれども、自分の手で殺してまで食べたいとは思わないかなぁ。どうなんだろう。肉以外の食べ物が手に入るかどうかにもよるけれども、やれなくはない・・・かな。もし解体の現場とか映像とか見たら、食べれなくなってしまうのかな。それともそれにも慣れてしまうのかな。ベジタリアンになった人のきっかけの話を聞くのも興味深いです。

・・・・とつらつら書いてきちゃった。ありきたりなのかもしれないけれど、今自分の中にあるのは、「いただきます」を忘れないこと。他の国の食文化を否定することは言わない、積極的に殺すことはしたくない、いうこと。

自分が何を食べるかは、この先変わっていくかもしれないけれど、この3つのしたくないことは変わらない気がする。

折角ラオスにいる間は、もう少し怖がらないで目をそらさないで見てみる(実際にやる・食べてみるのは勇気がいるけど)ことはしたい。 

 そうこう書いている間にお腹へってきたーー。今日も色んな生き物、食べ物が体の中に入る。いただきます。

【チャンパサック旅行】ビエンチャンからのバス、村の女性インタビュー、織物の島、世界遺産とすこしの怖い話。

サバイディー(こんにちは)!

先週末、2泊3日で、ラオスの南部・チャンパサック県へいってきました。

はじめての南部だったのてすが、いやー、南部、いいです。すごくいいです。とても短い滞在でしたが、これぞラオスという風景にたくさん出会いました。

レッツ・ダイジェスト。

朝の散歩。ここが県都パクセーの町の中心地。

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1日目 バス旅

今回は、節約&バスで他の県も見てみてたいと思って、首都ビエンチャンからバスでラオスのの最南県チャンパサックへ行ってみました。

朝5時、まだ暗い中出発。V.I.P2とあったので期待していたけど、VIPだったのはカラオケ設備くらいでした・・・。でもそれなりに快適。

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南部は、比較的道が整備されていて、ひたすらまっすぐに、13号線を走っていきます。

到着は、夜9時過ぎ。全部で14時間かかりました。。まる1日かけて、ビエンチャンから、チャンパサックへの移動でした。

 

2日目:村の女性へのインタビュー&織物の村・島へ

次の日は、今回のメインイベントである、対談インタビューをさせてもらいに、パクセーから一時間くらいトゥクトゥクでいった村へ。

ここで、コミュニティ開発として働いている先輩隊員が活動しています。

彼が一緒に活動を行っている、竹製品の生産者である二人に話をきかせてもらいました。

竹細工の作品を作り続けている2人。めちゃくちゃ朗らかで笑顔が絶えなかった!

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そのあと、先輩隊員さんが連れていってくれて、という島に。

元々とても織物が有名な、全長約の島です。

島へは、ボートにのって渡ります。

いつも乗る乗る詐欺でのってなかったボート!

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村に到着ー!

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いい顔だなぁ

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ホームステイを受け入れているそうで、すれ違う人がにこにこと「サバイディー」とみんな挨拶してくれる。

もっと長い時間、すごしてみたいなぁ。

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姉妹で織る。リズミカルで、見ていてとても気持ちがいい。左の子は、手を使って模様を1つずつ作っていた。右の子は、18歳。10歳のときから織りはじめたと。

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3日目:世界遺産のワット・プーへ

3日目は、朝のんびりしたあとは、世界遺産であるワットプーへ。

トゥクトゥク貸し切りで、約一時間の道のり。

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実はあんまり期待せずに行ったのですが、楽園でした。
雨期&稲刈り前ということもあって、ものっすごくきれいでした。地上の楽園ー!

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帰り途中で、チャンパサック郡にも寄ってくれて、メコン沿いで、ほーんとになにもしない時間をすごしました。

メコン川が目の前に。

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そんなこんなであっという間に時間は過ぎ、夕陽を見納めて、帰りは飛行機でかえってきました。

今まで使った空港で一番ちいさかった。そして上から見た夜景も、行きにきた道の灯りだけが見えて、あとは真っ暗。

https://www.instagram.com/p/BKyBIZPAFtG/

こちらはビエンチャン

https://www.instagram.com/p/BKyBiVBAHEs/

 

ラオスらしさ”を感じられる、南部の魅力。

ほんと体の奥の方から、ほぐれていくのがわかる。ゆるんでいく。
あ~~力を抜くってこういうことなんだなぁと思いました。

南部すごく、すきだ。
まだここにいたい~~と、帰り際ずっといってました。

一面の田んぼを見ながら、ああ今度は妹と一緒にきたいなぁなんて、ちょっとセンチメタルに思ったり。

ゆたかな自然。
悠久の歴史をかんじる風景。
穏やかで、明るい人々。
ゆったりと流れる時間。

 

「本とかで読んだラオスのイメージだね」と一緒にインタビューを担当してくれてる同期がいっていて、そうだなぁと思いました。

 

夕暮れどきの、パクセーの街の風景。

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おまけ:ちょっと怖い話。

これだけいいこと言っておいて、最後に少し怖い話を・・・
チャンパサックは、昔ビエンチャンルアンパバーンと同じく、王国だった歴史かあります。

それもあって、滅ぼされた王国の霊が出るから、「パクセー・○○ホテルは泊まらないほうがいいよ」といわれてました。しかも複数人から。

そんな風に聞いていたからか、1日目夜は、悪夢をみました・・・。

 

そしてあと帰ってきたあと、「もうめちゃくちゃよかったー!」と話していたら、ある生徒さんがとうとつに「南部の田舎にすむ人の80パーセントは、”マジック”が使えるんだよ」 と。。・・・はい?
南部に行ってから、理由不明の体調不良になる人が結構いるらしい。

「だから南部にいくときは、悪いことしちゃだめだよ」と。

他の生徒さんもみんなその事は知っているらしく、南部に出張などで行くときは、にんにくと石鹸などのよい匂いがするものをお守り代わりに持っていくとか。

「うそーん」なんて言ってたら、実際に先日まで南部まで、いっていた人のカバンからにんにくと香水が。。
ひぇーーーー まじかーー

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基本的に、外国人は大丈夫らしいです。ラオス人・タイ人・カンボジア人にだけ有効で、なぜかベトナム人には効かないらしい。

・・・というちょっと怖い?話もありながら、南部はとってもいいところですというお話でした。

いやーそれにしても、ラオス国内で行きたいところがたくさんあって、任国外旅行に行く暇がないくらいですわ。

おしまい おしまい。

朝の托鉢。

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フランスの影響もやはり随所に見られる。ホテルの朝食バイキングがしあわせすぎた。

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朝のマーケット。干し肉とピンパー(焼き魚)。

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パクセーから離れた村の方にはあまりマーケットがないのもあって、こうやってバナナや野菜を売りにきていた。

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外国語学習に行き詰まっている人に贈りたい言葉。「ふんどしをゆるめて、ことばの窓を開こう」

バイディー!(こんにちは)

みなさん、外国語学習やってますかー?

終わりが見えなくて、くじけそうになってませんかー?

進歩がみえなくて、焦ってませんかー?

にゃーー。ラオス南部でであったねこ。

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かくいう私も、毎日英語とラオス語に囲まれて、毎日モチベーションが上がったり下がったりしながらやっています。

今日単語帳作成のために、たまたま kindleでサンプルを見ていた、ベトナム語の単語帳の「はじめに」の言葉がとても厳しくでもおもしろく、美しかったので、ここでも紹介させてもらおうと思います。

 

聴いて、話すための ベトナム語基本単語2000/富永健次

「はじめに」を引用させてもらうので、本の紹介も。

タイ語・フランス語・韓国語・中国語等のメジャーどころから、ペルシャ語デンマーク語、ギリシャ語、アラビア語などの割とマイナーな言語まで揃ってるシリーズです。

なんと皆 kindle Unitedだと無料・・・!それもあって今回手に取りました。

音声ダウンロードも可能!

聴いて、話すための ベトナム語基本単語2000 聴いて、話すための ベトナム語基本単語2000
富田健次

語研
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それでは、少し長いですが、「はじめに」をまるっと引用させてもらいます。 

はじめに

 ことばは文化の「窓」です。「窓」を大きく開けられるか開けられないかで、見えてくる文化の質も量も大いに異なります。「窓」を大きく開けるためにまず求められることは、素直な気持ちを持つことです。謙虚であることです。初めて耳にする音に素直に耳を傾け、謙虚な気持ちで子供のように模倣を繰り返し、「なぜ」の疑問をできるだけ抑えてひたすら暗記に努めることです。まずこれができなければことばの習得はあり得ません。

 次に、日本人独特の恥や外聞をきっぱり捨て去ることです。日本語にない音を発するためには口や顔が歪みます、口からツバが飛び散ることもあるでしょう。日本人にとっては随分耳障りな音もあります。日本人にとっては随分耳障りな音もあります。しかし、そんなことを気にしていたら駄目です。間違いを恐れず、笑われても笑われても平然としてわが道を行くことです。

 お叱りを恐れず敢えて言えば、日本人は「一億総オンチ」、「一億総言語オンチ」です。日本語の音楽的要素の欠如と、音組織の乏しさに帰因するものと思います。ベトナム語のように複雑な音組織を持ち、かつ音楽的要素に富んだ言語の学習にとっては、これは実に致命的なことです。これを日本人の「悲劇」と把え、腹をくくって、日本人特有の「ふんどし」を逆にできるだけゆるめて、未知の言語の習得に一生のほんの一部分を賭けてみましょう。

 ことばの「窓」が開くと同時に、こころの「窓」もパッと開く時が必ずやって来ます。

1994年4月 冨田健次 

 (太文字は私によるものです。)

 

 書かれたのが20年以上前ってのもあって、途中「根性論」っぽい、これこそ日本人特有だと思う厳しさもありながら、最後のふんどしで笑ってしまったw

でも、書いてあること。ほんとうにそうだなーと思うのです。

 

・外国語は、ことばは文化の「窓」であること。

「外国語は道具である」という考え・側面もあると思いますが、私はこの「ことばは文化の”窓”である」という言葉は、すごくいいなぁと思いました。

このことは、青年海外協力隊のように、グローバル語としての英語ではなく、その国特有の言葉を学んでいると特に共感できるんじゃないでしょうか。

もちろん言葉はすべてではないし、言葉ができなくても分かり合える部分はある。でも、「窓」が大きく開けたら、見える景色がちがってくるはず。

 

・笑われても気にしないで、子供のように学ぶ

もしアメリカに1年いたときに戻れるなら、もっともっともっと恥をかけばよかった、笑われればよかった!と思います。

中途半端に「英語ができる」「大学なんだから対等に勉強したい」みたいな気持ちもあって、今ラオスでやっているみたいに、子供のように学べなかった。

そりゃ毎日笑われるのもしんどいけれども、やっぱりこれが一番の近道なんですよね。特にその環境にいるんなら尚更。ときどき上手く休みながら、たくさん変なこといったり、間違ったりして、笑われましょう。

 

・ある一定の暗記と繰り返しは必須

「詰め込み」とちょっとネガティブな文脈で言われることもあったり、クリエイティブな勉強とかも大事かもしれませんが、やっぱり基礎の部分は、暗記で積み上げられた知識に支えられてるんですよね。それがない語学力は、やっぱりどこか心細いもの。

そこはもう割り切って、やるしかない。やー私も単語、積み上げないと。。

 

・日本人にとって発音を学ぶのは不利!

他の言語を学んではじめて、日本語には音が少なかったり、リズムがないことに気付きました。それが当たり前だったもんな。

例えば、ラオス語でも未だにちゃんと発音ができたい音があります。(目の”ター”。私だけ?)韓国の子はあっさり出来たんだよなー。「だって韓国語にもこの音あるもん」って。

そう、私たちのせいじゃないのです。もともと不利なんです。しょーない。だからこそ意識してやるしかないんですよね。大変なんですけどねーやっぱり伝えるには、発音が大事だもん。

 

・ことばの窓が開けば、心も開く

違う言葉で話していると、日本語で話しているときとは、また違ったパーソナリティーになっているのに気付いたり、違った考えや感覚に出会えるときってありませんか?

新しい言葉を話していると、新しい自分に出会える。自分の心も開いていく。

そして言葉を通して、他の国の人たちの心も広がって、もっときっとつながっていく。

ネルソン・マンデラさんの言葉に、

If you talk to a man in a language he understands, that goes his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.

もし相手が理解できる言葉で話したのならば、あなたの言葉はその人の頭に届くだろう。もしあなたが相手の言葉で話したら、あなたの言葉はその人のハートに届くだろう。

 というものがあります。

今は英語がしゃべれば、意思疎通は多くの場所でできる。でも、その場所の言葉ですこしでも喋ると、一気にぐーーーーーっと距離が近くなる。心が開く。時間も労力もかかる外国語学習ですが、この喜びを大事にしたい。

 

ふんどしをゆるめて、ことばの窓を開こう!

同じ青年海外協力隊としてルワンダで活動している方がこんな記事を書いていました。ルワンダ語ってぜんぜん想像つかない・・・!

ちょうどこの記事を読んだあとに、この言葉に出会ったものだから、書いてみました。さらっと紹介しようと思っていたのですが、思ったよりも長くなってしまった・・・

 

実は昨日まで、ラオス南部チャンパサック県のある村へ、青年海外協力の先輩隊員と、そこで関わる女性2人に対談形式のインタビューをお願いしに行っていました。

竹細工の作品を作り続けている2人。めちゃくちゃ朗らかで笑顔が絶えなかった!

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50代のお母さんに、自分がちいさかったころの話から、これからのことについて話してもらった。ずっとこの村で暮らしてきたお母さんから、直接話をゆっくり聞かせてもらって。

すっごくすっごく有難かった&面白かった!と同時に、「ラオス語マダマダネー」とも思いました。もっと分かりたい〜〜。せっかくここにいれる内にもっと話きいてみたい〜〜〜〜。

日本人特有の「ふんどし」を逆にできるだけゆるめて、未知の言語の習得に一生のほんの一部分を賭けてみましょう。

いや〜〜〜、何回読んでもすばらしい名言。外国語を学んでる人みんなに伝えたい。

そう、外国語を勉強している時間って、人生全体でみたら、そんなに長くない・・・はず!「せっかく勉強しよう」って決めたんだったら、がんばってみよう!

ふんどしをゆるめて、ことばの窓を開こう!

 

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外国語あれこれ。

英語勉強法。  

 

 

【千里同風】ラオスでお茶会をしたら、ますます茶道が好きになった話。

バイディー(こんにちは)!

まだまだ雨期で、毎日雨がふっているラオスです。先日 9月15日に、なんとここラオスでお茶会をやりました〜!しかもかなり本格的なお茶会です。

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1年以上ぶりのお茶会でしたが、やっぱり茶道すきだー!世界に誇れるThe ジャパニーズカルチャー。今回の記事では、お茶会の様子を写真とともにご紹介しつつ、改めて感じた茶道の魅力をお伝えしていきます。

なるべくお茶会の流れに沿って書いていくので、バーチャルお茶会ということで、どうぞごゆるりと一服していってください。

 

ラオスでお茶会!?

今回、ラオス・ファッションウィークというイベントの一環としてお茶会が開かれました。主催は、○年に渡りラオス職業訓練などの支援をしつづけている IVジャパンという団体。代表の方が表千家の教授で、このIV ジャパンがもっている OTAFUKU という日本食レストランでお茶会を行ってくださることになりました。 

お茶会に行ったこと・参加したことがある方は分かるかもしれませんが、お茶会って「お茶を飲む」だけじゃなくてたくさん準備するものがあるのです。

 

まずは、お菓子。お茶をおいしくいただくためにも、お菓子が欠かせません。今回は、手作りのおはぎを準備してくださいました。

もち米にあんこに、きな粉!!美味しくないはずがない・・・

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そしてお茶碗。今回はいろいろな国のお客さんが来ることもあり、世界各国で先生が集めて来た器を使わせてもらうことに。

 タイ・ネパール・スペインのガラス、パキスタンので見つけた”お茶碗”ではないけれども、使えそうな器たちをお茶碗として見立てて使いました。そしてもちろん日本各地のものも。

こうやって色んな国のものを集めるの私もやりたい!

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裏方の私たちは、当日午前中に集合して、着付け、準備をして、すこし練習をして、お昼をいただきました。

レストラン特製の巻き寿司おいしい〜〜<3 

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腹ごしらえもすみ、最後の確認をしている内に1時の席のお客さんが、すこしずついらっしゃいました。

待ち合い場所では、とってもキレイな打掛(うちかけ:花嫁さんの衣装)がお出迎え。

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待ち合い場所には、煙草盆と香合も置いてあります。煙草盆は、「どうぞくつろいでください」、お香には「場(空気・気持ち)を清める」という意味があります。

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「ど〜〜〜〜〜ん、ど〜〜〜ん」

ドラの音を合図に、お客さんが会場へ入っていきます。最初の席に座るのが、「正客(しょうきゃく)」といって、1番大切なお客さん。通常は、男性や茶道の経験が長い人が座ります。今回は、特に気にせず席入りです(^^;)

一番奥の席が今回は、正客の席。

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少し見えづらいのですが奥に、季節のお花とそのお茶会のテーマを表す掛け軸とが飾られています。

今回の掛け軸の言葉は、「千里同風」。”せんりどうふう”と読みます。

世の中が、よく治まって、平和であることのたとえ。

遠く離れた土地であっても、風俗が同じであり、世の中がおだやかなことを意味しているようです。 国の中の殆どの人が、同じ思いを持ち、ひとつの目標に向かおうとした時、世の中は、同じ風が吹くということと思います。 たとえば、日本では、太平洋戦争が激しくなって終戦を迎えた時、国じゅうに、戦争は2度と してはいけないという平和への願いが、 風として吹いていたのではないかと思います。また、逆の考え方をすると、世の中が乱れている時は、同じ風は吹かないで、 さまざまな風が吹くということではないかと思います。

(引用:四字熟語・千里同風

私もラオスに来てから出会った言葉なのですが、どんな離れたところにいても同じ気持ちでがんばっている人がいる、という風に感じられてじーんと感動したのを覚えています。(こちらの解説も素敵→千里同風(せんりどうふう)

ちなみに英語だと、

 a country being in a state of universal peace; the world being peaceful and uneventful (by Weblio辞書)

と訳されていました。なるほどなるほど。 色んな国からお客さんがやってきた、このラオスでのお茶会にぴったりな言葉だとおもいます。

 

さて、そんな「千里同風」の掛け軸に見守られて、お茶会がはじまります。

まず先生からはじまりのご挨拶があり、お菓子を配っていきます。 

お茶の苦みを味わうために、お茶を飲む前にお菓子を食べます。

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そして亭主(お手前をする人)と半東(亭主のサポート役)が入っていって、お手前をはじめていきます。今回は畳はなく、立礼(りゅうれい)というテーブルといすを使ってお手前です。

お客さんは、フランスの人が多かったのかな?ラオス人もフランス留学経験のある人、あとアメリカ人でこちらのNGOで働いている人などが参加して、お手前の間にお茶についてすこし説明。

みんなはじめてのお茶会ということで、1つ1つ珍しがりながらお茶会を楽しんでくれました。

だいたい次客位(2番目のお客さん)までは、亭主がお客さんたちの前で点てますが、それ以外の人たちには、裏(水屋)で準備して、1人1人に運んでいきます。

今回は人数が多かったので、4客まで亭主が点てます。どんなお茶碗で出てくるのか、たのしみ。

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お茶をいただいたあとは、着物の紹介

今回は、みんな違う種類の着物を着ていました。年齢やシチュエーション、未婚既婚かで、袖の長さや着れる着物が細かくちがうんですよね。この辺、なかなか日本人でも知らないですよね。。勉強になりました。

ちなみに左から、色無地・訪問着・江戸小紋・紬・浴衣・胴着です。ちなみに胴着が"Wow, Samurai!"と1番うける。笑 

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そして次の2時からの2席目では、お手前をさせてもらいました。

1年以上ぶりのお手前。き、きんちょー!

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めっちゃみんなに見守られてる。

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 ラオス・日本・フィンランドからのお客さんたち。ちびっこスーパーマンもいました。

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職場からも2人来てくれましたー!

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途中から楽しくなってきた。

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抹茶を飲むのも初めての人がほとんどでしたが、「よい香り」「おいしい〜」と言ってもらえたのがうれしかったです。

4客(4番目のお客さん)までお茶を点てさせてもらい、道具をしまい、最後に使ったお水を注ぎ足したら、半東さんと最後のごあいさつ。

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一席目と同じように、着物の紹介が終わったあとは、待ち合いで記念撮影大会です。

職場の2人と!打掛にめっちゃ感動してました。あとおはぎを大絶賛。

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開催側でも集合写真!

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 当日キャンセルで、残念ながら次の席はなくなってしまったので、今回スタッフだったみんなで最後の1席。リラックスした雰囲気の中、お茶をいただきます。そして余韻をのこしたまま、帰路につきます。

おつかれさまでした。

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お茶の魅力って??

日本でお茶を習っていたとき、「茶道って何が楽しいの?」と聞かれたことがありました。その時は、「ん〜純粋にお稽古いくの楽しいんだよなぁ」と上手く答えられなかった。

今回ラオスでお茶会に参加させてもらって、こうやって振り返ってみて、初心者の私が思うお茶の魅力を4つお伝えして、この記事をおしまいにしたいと思います。

 

まずはお茶は、「日本文化の玉手箱」のようだなぁと思うのです。もともと日本の文化がめっちゃ好きなのですが(縁側とか見ると悶えます)、中々日常で、ましてやラオスにいては触れる機会がないもの。

お茶って、タイムマシーンみたい。お道具、着物、言葉、動作、日本の美しいものたちをお茶を通して取っておいて、それを現代に届けてくれる。大切なものがたくさんつまった宝箱のようなもの。そしてその美しさは、日本の外でも伝わる。

そして「一瞬に集中できる」こともお茶の魅力の1つ。もちろん、稽古やお茶会ってめちゃくちゃ緊張します。だけど普段いろんなことに気持ちが向いているものを、目の前の動作1つ1つに集中していると、不思議と気持ちが落ち着いてくる。ぴりっと心地よい緊張感と、そのあとの落ち着いた気持ちの両方を感じることができます。

そして「相手をおもいやるってこういうことなのか」と行動から学べること。普段、なかなか「人を思いやる」ってやりたいと思っていても、どうしたらいいのか分からない。お茶ってたくさんルールがあるように思えるけど(実際にありますが・・・)それって基本は、お客さんに気持ちよく過ごしてもらうためのもの。最初は手順を覚えるに一生懸命だけれど、それが分かったときにはじめて納得できる。

日本人が長い時間かけてつなげてきた「相手を思いやる」ためにできることを、お茶を通して学ぶことができるんじゃないかと思います。

最後は「感謝」の気持ちっていうのは、こういうものか!とすごく実感できること。日頃忘れてしまいがちな、感謝の気持ち。

今回もお菓子やお茶を運ぶときに、お客さんたちが「ありがとう」と日本語でとても丁寧に言ってくれて。この「ありがとう」がなんだかすごく染みるんです。

自分以外の誰かが、自分のためだけに、時間と手間をかけて場を整えて、一杯のお茶を点ててくれること。これを実感すると、「ああ、有難いなぁ」という気持ちがじわじわと生まれてくるんです。

今回もよく分からなかったであろうお茶会にわざわざ足を運んでくれたお客さんたち、そして1からこれだけのお茶会を準備してくださった先生やお手伝いしてくださった方に感謝。

いやー、この感謝の気持ちを普段から持ちたいのですが、これがなかなか難しい。お茶を通したときに、1番しっかりと分かりやすく自分の中で感じられる気がする。この感覚を大事にしたいなぁと思います。

 

 まさかラオスでお茶会が出来るとは思っていませんでした。そして海外でお茶に触れたからこそ、改めて感じられた魅力たち。ああ、お茶っていいなぁ。

なんとなく「お茶って難しそうだなぁ」「堅苦しそうだなぁ」と思う人もいるかもしれませんが、今度お茶会が近くで開催されていたら、ぜひ1度行って体験してみてください。(^^) 

 

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みんなの青春!モーニング娘。の歴代ベストシングルを、平成生まれの元ファンが愛を込めてお届けします。

バイディー!(こんにちは)

やっぱり海外一人暮らしって少しさみしいからか、昔好きだった曲をyoutubeで探して、BGMによくしています。

そんな中、ひさしぶりにモーニング娘。を聞いたら、もう懐かしくって!思わず iTuneでベストアルバムを買ってしまいました。笑

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girlschannel.net

小学生のころ、モーニング娘。大好きだったんです。矢口のファン。

団地の子と、振り付け覚えて一緒に踊ったり、なっちと矢口の可愛さをなぜか競ってケンカしたり。笑 登下校中に替え歌つくって歌ったり。

日曜日は録画して、ハロモ二見てたなー ファンクラブ入って、埼玉とか代々木とかライブ連れてってもらったなー

わざわざ原宿まで行ってプロマイド買ったなー カラオケで微妙にメンバーのものまねして、パートごとに声変えながら歌ったなー あーーーなつかしいー

小学生の文集の夢で、

モーニング娘。のマネージャーになりたい」とまで書いてました。(本当の夢が恥ずかしくて書けなかったのもありますが)

中学生でラルクが好きになると自然に聞かなくなっちゃいましたが、ぎりぎり小春ちゃんが加入したところくらいまで知ってます。

 

今日は、そんな元モー娘。ファンが選んだ、歴代のシングル10曲、紹介していきます!

同世代には、「わ~~~懐かしい!」と楽しんでもらえたり、興味のなかった人にもちょっと聞いてみる機会になれば嬉しいです(^^)

  

1. モーニングコーヒー (1998)

まずはデビュー曲、モーニングコーヒー!みんな若いっ。

www.youtube.com

たぶんリアルタイムじゃ聞いてないのですが、あとから聞いてよくカラオケで歌ってました。

門限どおりに、家に送ってくれる、私より弱虫ね。

叱られたってかまわない。あなたについていくと、決めた、なのに、急じゃ、怖い。

大人っぽさとピュアさ。揺れ動く気持ち女子の気持ち。何でつんくさん、こんなに分かるの!?中に女の子はいってるんじゃなかろうか・・・

モー娘。の曲って、何かそれぞれの曲を歌っている女の子が想像できるっていうか、すごくリアルに心の動きがわかる気がするんだよなぁ、聞いてると。

モーニングコーヒー飲もうよ、2人で」って小さいころはよく分かんなかった。笑

最初のことの曲ってみんな聞いていて、歌っていて、気持ちいい。

改めて聞くと、初代エースのなっちの声にぴったりな曲だよなぁ。モーニングコーヒーを歌っているときのなっちの顔が、いつも嬉しそうだったのが印象的です。

 

2. Memory 青春の光 (1999)

初期のころの「抱いてHold on me!」とか「サマーナイトタウン」とか、セクシー系切ない系ソングが多いなか、選んだのはこれ。

この頃の曲も、歌うのめっちゃ好きだったな~ 低音で歌いやすいし、友達と小学生で出来る限りのセクシーを出そうとしてたな。笑

Memory 青春の光」は、正直サビ以外の部分、他の曲とくらべてあんまり印象がないのですが、もうサビの部分のうつくしさと切なさが凄まじい。圧倒的。

「メモは破って捨てていいよ。でも最後まで読んでよね。一人ぼっちがさみしいなんて知らなかった。」

歌詞もシンプルだけど、本気の別れってこういうことなんだなぁって子供ながらに感じた。今聞いても、胸が痛くなる。。

「Memory 去ってゆくけど、新しい彼女のこと、私のように愛さないで。good bye good bye good bye」

特にこの部分、すごい。「私のように愛さないで」ってどういう意味だろう・・・ってめちゃくちゃ残ってる。このあとに、「真夏の光線」を聞くと、幸福さがまた染みるのです。

この曲であややゴマキがコラボしている動画を発見!これはすごい・・・鳥肌もん。ゴマキの低めのしっかりした声と、あややのキレイな高音。2人でこんなにハーモニー!すごいすごい!


 

3. 恋愛レボリューション (2000) 

LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」「ハッピーサマーウェディング」などの賑やか系の曲で迷ったのですが、ここは恋愛レボリューションでいきまっしょい!

大ヒットのLOVEマシーンから、またパワーアップしたモー娘。ファンじゃなくても、イントロは踊れちゃうんじゃないでしょうか。

恋愛レボリューションの頃、セブンイレブンによくお小遣いもってコレクションカード買いにいったのを覚えてる。なので1人1人の衣装までばっちり覚えてる。

あとから、岡女でのコラボでまた楽しませてもらったなー。 

 

4. I wish (2000) 

お次は I wish。今でもものすごく好きな曲。モー娘。の中で一番好きです。心の底から元気がわいてくる!

今回久しぶりにPVを見たら、最初の部分に物語がついているのを初めて知りました。

バラバラになっていたメンバーをある一人の少女(矢口)が、再びつなげようとしていく。

そう、こういう時に皆をつなげるのはやっぱり矢口なんだよ~~~そういう部分にきっと私はすごく憧れていたし、好きだったんだなぁと、このPVをみてものすごく納得してしまった。そして仕事に行く前に大号泣。笑

少し暗めのメロディからはじまりながら、サビで「人生ってすばらしい」って言い切る。

「晴れの日があるから、そのうち雨も降る。いつかきっと納得できるさ」

この歌詞もすごいなぁ。普通は逆を言いそうなのに!

確かシドニー五輪のテーマ曲だったんですよね。動画のコメント欄にあるように、東京オリンピックのテーマソングにしてほしい〜。そして個人的にはこの時のメンバーが、一番思い入れがあります。加護ちゃんゴマキ。。この2人がセンターでいつかこの曲をまた聞きたい。

 

5. ザ☆ピース (2001) 

最初は、24時間テレビの主題歌でもあったB面の「でっかい宇宙に愛がある」を選ぼうと思っていたのですが、こちらのMVを見たら、もう眩しくてノックアウト~。

この底抜けの明るさが、あーモー娘。の魅力やー!と思ってザ☆ピースを選びました!

イントロが流れると、思わずかまえて体が動いてしまう。笑 

「英会話スクール入ったきり、行けてないぜ は~は~は~は~」

「選挙の日ってうちじゃ何故か、投票行って外食するんだ」 

このあんまり意味のないようなふざけたような歌詞。でも頭に残るんだよな~~めっちゃカラオケにいきたくなる!そして最後までたのしい。

 

ドリーム!モーニング娘。版のザ☆ピース!に涙がちょちょぎれる・・・


そしてやっぱりこちらも好き。

 

むすめん!という、自称男性アイドルグループが最近のモー娘。の曲を中心に踊っているのを発見!クオリティ高っ!


6. そうだ We're Alive (2002)   

www.youtube.com

この曲はですね、なんとなんと矢口の初センター曲なのです!

そして発売日が、なんとなんとなんと私の誕生日だったのです!!(確か小学6年生の時)1/365の奇跡!今でも初めてそのことを知ったとき、嬉しくてめっちゃいろんな人に言ってまわったのを覚えてる。もちろん発売日にCDを買いました。

歌いづらくて、歌自体はそこまでそこまで好きじゃないのですが、思い出度が高いのでランクイン!

 

7. Mr. Moonlight ~恋のビックバンド~ (2001) 

www.youtube.com

さてお次は、Mr.Moonlightでございます。これまたテンションあがりますねぇ。

よっしー・なっち・ごまきが男役になり、他のメンバーは女の子になっているのです。

今見ても、よっしー、かっこよすぎる・・・!白タキシード似合う!ノリノリで、カラオケで皆で低めの声で気持ちよく歌うのです。

よっしーが卒業したあと誰が男役やってたんだろう・・・と思ってたら、なんと高橋愛ー!まじかー!しかも一人で男パートぜんぶ歌ってる!

そして予想以上に合ってる。かっこいい!!!!!!そういえば宝塚めっちゃすきだったもんなぁ。

よくよくこの曲の歌詞を聞くと、、この曲の主人公の男の人ってけっこう適当なのですよねー。

(Mr. Moonlight) 今夜誓うよー 

(Mr. Moonlight) たぶんきっと (Mr.Moonlight)愛していく

たぶんかい!「ハンバーグ一緒に作ろう」とか言ってるしね。そういう部分が、高橋愛ver. の方が伝わってくる。こりゃすごい!そして周りの人たちが(よい意味で)ばかっぽくしていると、それが余計際立つ。ぐっじょぶ!

歌う人によって全然違う!宝塚ともコラボしてたんですねー。いろんなバージョンを見るの楽しい1曲です。

 

8. シャボン玉 (2003) 

うー、さすがにちょいとつかれてきました。

お次は、巻き舌ソングのシャボン玉!!これまたカラオケで絶対歌いますね~めっちゃ気持ちいい~

CDと間違えてDVDバージョン買いましたね~ 水しぶきをあげて踊りまくるPVもかっこいい~

高橋・新垣たちが参加したのもここから。田中れいなのかっこいい巻き舌と、辻の意外な低音ボイスが印象的。

「泣いて済むなら 泣きやがれ すべての恋はシャボン玉

 恋をするなら この次は あんた名義の恋をしな シャボン玉 (あ〜い)

歌うとすかっと元気が出る。女って強い。あ〜い。

 

9. Do it Now! (2002) 

曲調のせいか、ちょうど私が中学生にあがるか上がらないかの頃で、モー娘。を卒業するくらいの曲だったからか、この曲はなんとなく1つの「終わり」を感じるのです。でもそれと同時に、次へと向かう「はじまり」の気持ちにもなる曲。

今きいても、ものすごくいい。かっこいいなぁ。I wish とはまた違った形だけれども、すごく力がもらえる曲です。

間違ったってしょうがないでしょう 迷ってたって始まんないでしょう

いつもいつまでも何年経っても 決心したこの愛が続くように

Do it あなたが持ってる未来行きの切符 夢は叶うよ 絶対叶うから 行こう

誰がどこ歌ってるのか、歌詞パートも全部覚えてる~~~ 間奏も含めて、ぜんぶぜんぶがかっこいい。必然。

あとこの衣装を見ると、「キダムがきます!」のシルクドソレイユのCMの台詞が自動再生されるw

 

10.  ここにいるぜぃ!(2002) 

発売順的には、順番が逆かもしれませんが、なんとなくこの曲をフィナーレにしたかった!ゴマキが卒業してちょっとさみしかったけれども、それも吹き飛ばしてしまうような元気な曲!

一緒にジャンプしたくなります。あと最後もポーズ決めたくなるっ。誰かハロプロ縛りのカラオケ行きましょう。

 

おしまいに

ふぅ〜 1週間くらい少しずつ書いていたら、こんなボリューミーな記事になってしまいました。書くの楽しかったー!

モー娘。のシングルをメインに選んでみましたが、派生ユニットやソロ入れないでのシングルだけでも、めちゃくちゃ迷う。改めていい曲ばっかり。

それにしても、ここにあげた曲は1998年から2003年の曲で7年間でこんなにたくさんの曲を出していたんですね。一番最後の曲が19枚目のシングル。私がファンを卒業してからも、モー娘。はメンバーが変わりながら活動をずっと続けていて、今年出した最新のシングルは 61枚目とのこと!すげー!

私が小学生のころって youtubeもなかったし、MVを見る機会ってそんなになかったので初めてちゃんと見るMVもあったりで、ノリノリで歌ったり、しみじみしたりしながら見ていて夢中になってしまいました(笑)

小さいころに好きだったものって、体に染み込んでるものですね。何年ぶり?っていう曲も歌詞や振り付けが自然にでてきてびっくり。

やばい、メンバーみんな好きだったなぁ。歌もみんな好きだったなぁ。いやーつんくさん、すごい。

やっぱり私にとってアイドルっていったら、モー娘。です。

私と同じ世代の人たちにとっては、それぞれモー娘。の曲でいろいろな思い出があるんじゃないでしょうか。「な、なつかしい〜!」と思った、そこのあなた。ぜひ皆さんの選ぶモー娘。ソングも教えてください〜。

 

それでは!

 

おまけ:女子かしまし物語

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歌は知っていたけれども今回はじめてPVを見たんですけど、なにこれー!めっちゃ楽しい!

 

 

 

左:今回買っちゃった、ベストアルバム!

真ん中:現在までの全部のシングルのCD+DVDが全部入ったコンプリートベスト!ほ、ほしい・・・

右:ドリームモーニング娘。のライブ行きたい〜〜〜〜

 

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なつかしシリーズ。


 

【天使の都!?】タイ・バンコクの不思議あれこれ。

サワッディーカァ!(こんにちは)

先週バンコクに行って来たときに、「へー!」「おもしろいなぁ」と思ったことを、自分用のメモがてら、つらつらーっと書いてみます。あくまで私の感想やら聞いたことなので、その辺はあしからず!

バンコク”は、タイ語では「クルンテープ(天使の都)」と言うそう。

https://www.instagram.com/p/BKBbbrKgyzn/

Bangkok

バンコクは都会だ。

ラオスの首都ビエンチャンで1年過ごしたあとに来たバンコク。いやー聞いてはいたけれども、やっぱり都会でした

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覚悟はしていたけれども、軽く浦島太郎状態。高いビルに囲まれ、いたるところに広告・広告・広告。そして人・人・人。

特に観光地の周りはすんごい。

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各駅には、ショッピングセンターがあって、欧米系のチェーン店はもとより、日本の会社もたくさん入ってる。デパ地下もすんごくおしゃれ。バンコクで手に入らないものはほとんどないんじゃないかなぁ。

交通事情

ひさしぶりに電車にのりました。地下鉄とBTSというモノレールがあって、市内は移動が楽々。電車の中は都内ほどじゃないけど混んでいて、スマホをみーんないじってる。

そして車が多い多い

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特に朝・夕の通勤時はすごい渋滞で、すこーしの距離を行くのにも全然動かない。滞在中もかなり悩ましかった。途中あきらめて、結局ホテルまで歩いたりもしました。これ毎日だったら本当に大変。ビエンチャンの渋滞がかわいく思えます。

たぶん渋滞の看板。真っ赤っかです。

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渋滞はもうどうしようもないらしく、バンコク市内ではたらく人は早めに出勤したり、帰りもジムやレストランで時間をつぶして、時間をずらして帰宅する人もおおいとか。

あとは、バイクタクシーもよく見ました。

これは需要あるよな〜〜〜

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にぎやかな道をあるけば。

私が泊まったところは、Silomというオフィス街だったのですが、朝は早くから人がたくさん行き来していて、活気がありました。

朝7時でこの人の多さ!

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7時くらいからお店も開いていて、朝から買い物する人もよく見かけました。そして心なしか女性が多い。

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朝・昼ご飯用にか、屋台もたーくさん。お惣菜やお弁当、お茶やコーヒー。サラダマップやなま絞りジュースなど、ヘルシー系のお店がたくさんあったのが印象的。

毎朝オーガニックマーケットもやってました。

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夜は夜で、また賑やか。夜おそくまでデパートも開いているし、また朝とは違った屋台が出ている。

ちょっとびっくりしたのは、ふっつーにAVを道ばたで売ってること。ラオスでは見たことない・・・あとは占いやってるところもあったなぁ。時間あったらちょっとやってみたかったかも。

本屋さんにもタロットコーナーがあった。流行ってるのかしらん。

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タイは日本が大好き!?

デパートの中のお店、日本食レストランばっかり!

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今回かなり驚いたのは、「日本のもの」をバンコクの至るところで見かけたこと。
ラオスにいても、タイ製品が入ってくるので、商品名にやたら日本語が使われてるなぁとか、MVでも日本が出ていたりしていて、「日本人気なのかなぁ」なんて思っていました。

実際にバンコクに来たら、思っていた以上に「日本のもの」だらけ!

主要なデパートのレストラン街では、タイ料理よりも日本食レストランの方が多いくらいだし、スーパーでは日本のお菓子ばっかり。さらに北海道フェアまでやっているという。本屋さんでは、日本の観光ブックや漫画が目立つところにおいてあるし。

有名どころのレストラン(すき屋大戸屋ペッパーランチ・ココ壱・世界の山ちゃん矢場とんなんかも。)コンビニといえばセブンイレブンだらけで、Family martもローソンもある。ひぇー。

ケロロもまだまだ人気!漫画もタイ語に翻訳されてます。

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あと名前忘れちゃったけど、「ここは歌舞伎町か!」みたいな日本のスナックだらけの通りもありましたねぇ。

最近できた掲示物は中国語が多かったけど、昔からあるような看板なんかは日本語の記載が多かったですね。日本留学の広告も何度か見かけたし。

タイでの日本の影響ってかなり大きいんだなぁと。 

 

タイにおける王室と仏教

病院の一室に飾られていたカレンダー。すてきな笑顔!

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タイに来たことがある人なら、きっと王様と王妃の写真が町中に飾られているのを目にしたことがあるはず。

大きい会社や道路には、写真を飾らなきゃいけないという決まりが確かあるとかで、至ところで王様と王妃の写真を見かけます。しかも皆立派な額縁入り。

ガイドさんとかが、今王様がどこにいるのか知っているというのも不思議。これは感覚でしかないのですが、日本の皇室よりももっと身近で皆の興味関心が集まっている印象です。

王室についてのことは、直接タイの人にあまり聞く機会はなかったのですが、通訳の人にエメラルド寺院(王様のための金ぴかお寺)を見て、

「これだけ王様に力やお金があると、王室に対して反発する人って出てこないの?」と聞くと、

「王室のスキャンダルとかは絶対秘密にされるのに、政治に少し関与していることに対して、よく思っていない人、特に若者はいるよ」と。ふむ。もうちょっと知りたい。

 

また仏教ラオスと同じく、生活に根付いているなぁと。

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デパートやお店には、祠(?)が置いてあって、通勤している人も、さりげなく手をあわせて通り過ぎていっていた。

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また仏教については別の記事に書きますが、ラオスと1番違うかなぁと思うのは、お坊さん優遇文化。

ラオスではそこまで感じないのですが、タイではお坊さんがかなり大事にされているなぁと思うのです。お寺に、時々そのお寺の歴代のお坊さんの蝋人形が飾ってあったり、その人の業績が書かれたコーナーがあったり。(ラオスで見たことない)

空港には、VIPルームの横に、豪華なお坊さん専用待ち合い室があるし、電車の優先席もお坊さんが書かれてる。

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そしてお寺でかいよー 金ピカだよー 喜捨はお金!しかも大金!? タイの人はお金あるんだなぁ、なんて思ってしまう。

くらし

タイの人のくらしを、しっかりと見る機会はなかったのですが、聞いた話などから知ったことをいくつか。

まず月収は公務員で、2万〜3万バーツ(6万〜8万円)くらいとのこと。そこまで高くないけれど、やはり年金とか税金のシステムなどで安定した公務員になりたい人は多い。あと大学と大学院卒で、結構お給料もちがう。大学はタイ国内でもよい大学があるけれど、大学院はやはり海外に行く人がまだ多い。

物価はそこまで安い!って感じではなかったかなぁ。屋台でご飯食べれば、一食40バーツ(120円くらい)で食べれるから安いけれど、ちょっとレストランで皆で飲み食いしたら1人500バーツ(1500円)以上いっちゃう。(ビールが高い!)

デパートで売ってる贅沢品なんかは、あんまり日本と変わらないんじゃないかなぁ。

 

言葉

タイ語ラオス語は、かなり似ている言語です。以前チェンマイに行った時も実験したのですが、なんとか意思疎通はできる!(2つの言語のちがいは改めて書きたい)

そして9年前にタイにはじめてきたときは、「英語、ぜんぜん通じない・・・」という印象がすごく強かったんです。”How are you?" って言っても、首かしげられる・・・。

でも今回は、電車でタイ語で道をきいたりしても、英語で説明してくれたり、見学にいった病院でも職員さんの多くが英語で説明してくれたり。お店の人も英語で話しかけて来たり。通訳さんも英語できたし。

みんな流暢!ってわけではないけれど、コミュニケーションは取れる!今回は出会った人がちがったからかもしれないし(教育を受けた人・若年層)、9年っていう時間が経ったからかもしれないけれど、英語、割と通じるなぁと印象が変わりました。

 

滞在中は、毎日夕方にスコールが降りました。

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ラオスとタイ

お隣同士のラオスとタイは、仏教や食事、言葉などの文化が、共通している部分もたくさんあります。歴史的にもくっついたり、戦ったりしてるし。今でも人の行き来も多いし、ラオスではタイの歌やドラマなど入って来ているし。

ラオスに1年住んでから、見るタイ。

すっかりラオスびいきになってはいるのですが(笑)ラオスと比べることで、昔タイに来たときよりとまた違った視点で、見れるようになってきている気がします。(ラオスとタイの違いも今度ゆっくりまとめてみます)

 言葉もなんとなく当てずっぽうながら分かり合えるので、直接コミュニケーションが取れるのも大きいなぁ。

せっかくなので、タイのことももうちょっと知ってみたい。

 

まとまらないですが、こんなところで!

”コップンカァー” 

https://www.instagram.com/p/BJ0W3hbASGe/

 

今回タイには、精神保健福祉の視察でいっていました。こちらの記事も見てもらえると、嬉しいです^ー^