2月のみかづき。

Week 6 振り返り:常滑高校のスタディーツアーとフィードバックの大切さ。

サバイディー!ラオスから、こんにちは。
授業振り返りがどんどん溜まってきている・・・おそろしやーーー。さっ、つべこべ言わずに書きます!

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3月20日(月)

Elementry 

  • 単語ゲーム
    4チームに分かれて、ホワイトボードを使った単語ゲーム。私が単語を言って、それをスペリングして、1番早く正しく書けたチームが勝ちというシンプルなもの。出来てる人と出来てない人の差が激しい。スペリング、思った以上に覚えてないかなぁ。しつこい位ディクテーションやるべきか。。。

  • 単語
    Week 4まで終わりました。単語もやりっぱなし感があるから、理解度のチェックもキリのいいところでやりたいなぁ。Quizltの活用も考えたい。

  • 現在形(Present simple) 
    先週学んだ現在形のレビュー!宿題で出していたライティングを確認します。ほぼ”理解”はできてる!ただまだ定着はしてないかなぁという印象。練習だ!

  • 明日への準備
    明日に向けて、アクティビティの説明と、そのアクティビティで使いそうな質問などを確認・練習。生徒さんの提案から、自己紹介のときに写真を見せ合うことに。

Pre-intermediate

  • チーム分けゲーム
    みんながあまりにも眠そうだったので、動いてもらうためにも、2チームに分かれる簡単なゲームを。"I drink coffee today." "I have more than 2 siblings."などの文を言って、"Yes"な人は右側に、"No"な人は左側に動いてもらって、シャッフルしていきます。結構新しい発見があって面白い。最後は血液型ごとに4つに動いてもらってグループになってもらいました。

  • 時制プロジェクト
    せっかくグループになってもらったので、本当は今週後半にはじめようと思っていた時制プロジェクトをスタートさせちゃいました。皆すごく時制(12 tenses!)を気にするのに、実際はあまり理解できてなかったり、使い方がよく分かっていない。5つのグループに分かれてもらって(B型多いから2グループ)、グループごとに2つの時制(例えばPresent simple, present continuous)を担当してもらい、来週から20分かけて、その時制についてプチプレゼン・授業をしてもらうことに。

  • 受身(passive)
    先週のプレゼンテーションを聞いて、間違いが多かった 受け身形を確認。中級のクラスは、何かしらの形で英語を勉強したことがある人がほとんどなので、文法に関しては、生徒のアウトプットを聞いたり見たりして、穴を埋めたり、復習していく形で進めています。
    今回の説明は上手くいったなー。もともとある知識をうまく引き出したり活かして整理していくのが大事かも。

  • ホワイトボードゲーム(時制)
    「眠いよー」「みか、ゲームしよう」との声を受けて(笑)時制の理解度チェックもかねて、ホワイトボード。グループに分かれてもらい、私が時制を1つ言うので、その時制を使った文章を出来るだけ多く1分30秒の間に書いていくというもの。グループの他のメンバーも助けてOKというルールなので、皆立ち上がってデットヒートに。。。w
    https://www.instagram.com/p/BR4YKXBAiKJ/
    習いたての、受け身もいれました。時制プロジェクトが終わったあとに、理解度があがったことが分かるように、もう一度やりたい。

  • 単語
    残りの15分で、単語を進めていきました。

 

3月21日(火)

Elementry

  • 愛知県常滑市常滑高校
    この日は、常滑高校から学生が17名、スタディーツアーの一環として、クラスに参加してくれました。普段の教室は全員は入れない&会議室が使えなくなり、1階のレストランを借りて行うことに。
  • グループごとに自己紹介
    簡単な挨拶のあとは、グループごとに自己紹介。コース開始2日後にあった前回の日本学生とのクラスのときより、生徒さんがたくさん話せていて嬉しかった。昨日提案があったように、お互いに写真を見せ合って話します。

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  • 名前カード
    1つ目は簡単なウォームアップとして、小さく切った紙に、それぞれ1文字ずつ自分の名前を書いてもらい、書いたものをグループ内で混ぜます。グループ内の紙を使って、Eからはじまる単語、食べもの、動物などの単語を作ってもらいます。

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  • ラオスと日本の日常(ルーティーン)
    休憩をはさんで、メインのワークへ。ラオスと日本の日常がどんな風に違うのか、グループでラオス人・日本人をそれぞれ1人選んでもらい、その人に質問して模造紙に書いていく、ということをしました。

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  • 写真もいくつか用意したので、「これはなに?」と説明しながら、現在形の練習と2国の生活の違いを知り合うということを目的としたものです。
    最後にいくつかのグループに発表してもらい、何か気付いたことを尋ねました。ラオス側からは、「(日本人は)朝起きるの遅い」「クラブ活動があること」、日本側からは「(ラオス人の)仕事が終わるの早い」などが挙げられました。
    今回、常滑高校の先生が、とても熱心に準備されていた今回のスタディツアー。何ヶ月か前から、先生と直接連絡をとらせてもらっていたので、今回無事実現できて、よかった・・・!夜も夕ご飯をご一緒させてもらいました。

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Pre-intermediate

  • 発音
    最近さぼりぎみだった発音やります。母音の復習を簡単にしてから、母音(diphthongs)を説明→単語で練習していきます。

  • 単語(ディクテーション・新単語)
    ディクテーションと、新単語。

  • 時制プロジェクト
    昨日分かれてもらったグループで、改めて発表内容の確認。どんなマテリアルを使っても、どんな形式で発表してもOKだけれど、①その時制の使い方(どんな時に使うのか)②フォーム(structure) ③例文は必須であることを伝えます。
    そして、それぞれのグループに担当する時制の参考資料を配布。グループ内で確認、発表のための話し合いをしてもらいます。 

  • interested / interesting のちがい
    最後はこれまた間違いの多い、interested / interesting や excited / excitingの確認をして終了〜。

 

3月22日(水)

Elementry 

  • 昨日の復習
    昨日書いた日常についての模造紙をもう一度貼り、新たに2人分発表してもらいます。三人称単数の s と時間についての表現を復習します。

  • 単語ディクテーション
    今週は、単語進行が遅れ気味の中級クラスに合わせて、復習のみ。今までやった単語のディクテーションをやります。

  • 休憩:(ラオス正月)
    休憩中に、ラオス正月のターム休みの確認。10日から17日と約1週間の休み。みんな何するのーから、ある生徒さんのお坊さん体験の話、お坊さんの1日などなど雑談。

  • 教科書
    忘れ気味な教科書のリーディングを。もうテーマを使わせてもらうということで、1ヶ月1チャプターやって good、という感じです。それにしても、リーディングになると急にクラスがしーーんとしてしまいます。うーん。トピックは日本で暮らすアメリカ人女性の話。まず私が読んで、そのあとまた読んでもらいます。1人よく理解している人がいたので、英語で簡単な Q&Aをしながら、彼に訳してもらって内容の確認をしていきます。

 

Pre-intermediate

  • 発音
    残り半分の二重母音(diphthongs)の説明&練習。これで来週から子音に入れます!
  • 単語
    ディクテーションからの新単語。

  • プレゼンテーション準備
    30分ほどグループに分かれて、時制プロジェクトの準備。グループを回って、チェックしていきます。そして発表する順番と日にちの決定。

  • 教科書(リーディング)
    中級も教科書リーディング!パーソナリティーがテーマのこの章。今日は星座(Holoscopes)と性格についての文章を読んでいきます。ラオスでも星座占い的なものがあるらしく、導入はスムーズ。
    まず5分で自分で読んでもらい、そのあと一緒に読んでいきます(音読)。星座ごとの性格が書いてあるところは、その星座の人〜?と聞いて、その人に読んでもらいます。たくさんパーソナリティーを表す単語がちりばめられたこの文章。読み終わったあと、"Which one do you think is the closest to you?"と尋ねいきます。時間が足りなくて、最後かけあしになっちゃったな〜。もっと色々発展させたかった。

 

3月23日(木)

Elementry 

  • Round Robin 
    初級クラスでは、2回目のRound Robin。1人50秒で、日常のことを話してもらいます。話す内容がかぶりすぎないように、クラスを4つに分けて、朝・昼・夕・夜の話をそれぞれしてもらいます。

  • 形容詞(adjective)
    Worksheet を使って、もう1度形容詞の勉強。3つの使い方をホワイトボードで説明しながら、問題を一緒に解いていきます。手応え的に、説明したときに、”50%理解”が出来てれば、enoughな気がしてます。そのあとの問題と、コースを通して反復していければ!

  • 教科書(リーディング)
    もう一度昨日の文章を読んでいきます。インタビュー形式の文章なので、全体で1人質問する人と答える人で読んでもらう。ペアでやってもよかったかな。
    そのあと、T or F と理解度チェックの問題、そのあとは文章のボキャブラリーの練習問題。

Pre-intermediate

  • Round Robin 
    中級クラスでもRound Robin、テーマはラオス正月の予定について。今回は今までで最長の1分間。中級クラスでは、フィードバックが大事だなぁとすごく思っていて。話している最中には間違えても止めないけれど、終わったあとに改善できる点などをその都度伝えていくことが、このレベルの生徒には必要な気がする。この時は、will と be going to の使い方と、here/there、go back/ come backの簡単なレビューをしました。

  • 形容詞(adjectives)と 副詞(adverbs)
    課題で出すライティングを見たり、単語を学んでいるときに、形容詞と副詞のちがいと使い方の理解があいまいだなぁと思い、worksheet を使いながら復習というか確認。
    例を上げてもらう(生徒が既に知っていることを知る)→ 使い方の確認 → 練習 という順番で、形容詞と副詞をそれぞれ、丁寧めにやりました。

  

おまけ 日常の写真 

Women's group でスリランカの人からもらったホワイトカーネーション

https://www.instagram.com/p/BR9rv4SgSMq/

 

他の県に引っ越してしまった元同僚、もーちゃんが電撃訪問!同じく元同僚のソナリーにも連絡して、なんだか懐かしいメンバーで乾杯!

https://www.instagram.com/p/BSAtfUZAP4T/

 

生徒さんの弟の結婚式。同じ職場の生徒さんも何人かいて、お邪魔させてもらいました〜。昼間はお嫁さんのお家でバーシーの儀式&パーティー。そのあと、別の会場に移動して、またパーティー。

https://www.instagram.com/p/BSEjyCWgpVU/

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https://www.instagram.com/p/BSEj-hTgmhb/

週末は、ビエンチャン国際映画祭を満喫!別記事に詳しく書いています。

ラオス・ビエンチャン国際映画祭(Vientianale International Film Festival )レポート 

https://www.instagram.com/p/BSGPQT7gjd0/

 

ラオス・ビエンチャン国際映画祭(Vientianale International Film Festival )レポート

サバイディー。ラオスからこんにちは。

今回は、ラオスビエンチャンで行われたVientianale International Film Festival のなんちゃってレポートをお届けします。

https://www.instagram.com/p/BSGPQT7gjd0/

ふらっといって見た1作目がすごく面白くて、そのあと週末用事の合間を縫いながら、入り浸りました。

雨がよく降る中での、映画三昧の週末。あーーーーーしあわせでした。

たぶん誰も書かないと思うので、感謝も込めて、書いていきます。

 

 

Vientianale International Film Festival 

今回が7回目の開催となった、Vientianale International Film Festival

Department of Cinema Vientianale というチームが主催で、ビエンチャン市内で3月22日から26日の5日間に渡って開催されました。

午前中の会場の Department of Cinema

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企業や大使館、インターナショナルスクールなどがスポンサーになり、入場料や観劇料は全部無料という太っ腹な企画なのです。

スポンサー!

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25カ国から、全40作品が上映されたり、国内向けのショートフィルムの上映・コンテストが行われます。それに加えて、映画関係のセミナー・ワークショップも開催されました。

午前中から昼間は、市内にある Department of Cinema内の小さな試写室で、夜はメコン川沿いにあたらしく出来たショッピングエリアの屋外特設ステージにて上映。

首都で行われているとは思えないくらい、こじんまりとしたイベントです。(もっと宣伝すればいいのに!!!!)

 

ラオスの映画事情

すこしばかりラオスの映画事情を。

ラオスには、あんまり映画の文化がないように思います。映画制作の文化もないし、映画館もない。

映画は、基本的にテレビで見るもの、もしくはyoutubeかマーケットで売ってる海賊版(タイから輸入?)、というのが大半だったのが、少しずつ変わってくのかなぁ。あ、不思議と、スパイダーマンとかアメコミ系はめっちゃよく知ってるな。

ラオスで国内作っている映画は、数えられるくらいしかない。でも、プライベートで映画会社を作る人も出て来たり、日本との協同作品も今年公開されたりと、増えてきているみたいです。

ビエンチャンには、1年前に、中国資本の大型ショッピングモールが出来て、その中にタイ資本の大きな映画館ができました。

それまでは、ちょっとさびれたショッピングモールに、古ーい映画館があったのですが、それも去年に新しくリニューアルされました。なので、今はビエンチャン市内に2つと、南部の街(たしか)パクセーにも、同じくタイ資本の映画館が1つ出来ました。ここでは、割と新作(この週末 The Beauty and Beastも合間に見ました!)もやっています。タイ映画(ホラーとコメディー多し)とハリウッド映画がメインで、いまいち見たい映画がないのが悲しいですが。

映画祭は、世界遺産にもなっているルアンパバーンでも毎年行われています。こちらの方が大きいし、有名です。あとは、今年初めて上記のリニューアルされた映画館で日本映画祭も行われました。

 

立ち上がり始めたラオス映画界/橋本彩 (2015)

https://www.cias.kyoto-u.ac.jp/~yama/film/Images/cineadobo2015_103.pdf

あるアジア映画の始まりーラオスの過去と現在/ソン・オク・スティポヌ(1994-1995)

YIDFF: 刊行物: DocBox: #12

 

 映画祭ラインナップ

そして今回の映画祭の、プログラムを載せておきます。 

Wed, 22 March 

  • Life Animated
  • April and the Extraordinary World
  • Sing Street 
  • Opening Ceremony
  • Redemption 
  • Love Forever

Thur, 23 March

  • Reach for the Sky
  • The Cinema Travelers
  • Interfilm Shorts
  • The Red Turtle
  • Room

Fri, 24 March 

  • Sacred
  • Boy and the World ★
  • The Assassin
  • THe Wandering 
  • Paper Planes 

Sat, 25 March  

  • The Lobster 
  • Diamond Island 
  • Birdshot
  • My Life as a Zucchini
  • Captain Fantastic

Sun, 26 March  

  • Baby (A)lone
  • KUKI Shorts 
  • Vientianale Shorts 
  • Dance Performance: My Journey 
  • Vientianale Awards 2017 

 ★マークが、私が見に行ったものです。この先は、見に行った映画の感想を、つらつらと書いていきます。

 

The boy and the world / 父を探して (ブラジル)

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「ブラジルのアニメーション」ということしか知らない状態で見に行きました。

絵的に「子ども向けのアニメなのかな?」なんて思って行ったら、まぁびっくりびっくり。めちゃくちゃ面白かったです。この映画みて、今回のフィルムフェスティバルで他の映画も見よう!と思いましたもん。

 

まずは、絵がすごい。手書きとデジタルが組合わさった作品で、動く絵本の中に入り込んだのよう。消しごむのカスっぽいものや、えんぴつがぼやけた所まで見える。

白い紙に、えんぴつや絵の具、でどんどん世界が生まれていく。平面なのに、どこまでも世界が進んでいく。シンプルな線が印象的。主人公もほぼ棒人間だけれど、その動きと世界の動きで感情が伝わってくる。

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そして、色合いもすごくきれい。稲の色から、空の色。淡い色と極彩色。Visual Treat です、本当。ブラジルの空はこんな色なのかなぁと想像が広がる。

音も、ストーリーに合わせた音楽やパーカッションのリズム、笛の音がちりばめられている。

絵と音が、機械的じゃないというか、「人がつくったものだ!」というのが伝わってきて、なつかしみ、あたたかみ、おかしみ、みたいなものがある。

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絵、色、音、町並み、綿たちから、ああブラジルってこんな国なのかなぁ、それにしてもこんな映画がつくれるなんて、ブラジルすごい!と、一気にブラジルの株(なんだそりゃ)が上がりました。

 

トーリーは、ざっくり言ってしまうと、出稼ぎにいったお父さんを追いかけて、男の子が郊外にある家を出て色々な世界を見る・・・というものですが、台詞がほぼない(あっても何言っているのか分からないようになってる)映像と音だけで、ストーリーは展開していきます。

父との別れという切なさがずっと根底にありながら、新しいものに出会う喜びやわくわくが、出会う人のふとした優しさが色とリズムに彩られながら描かれていって。

それと同時に、今まで見たことのない巨大な世界の不気味さや、そのパタパタとどんどん動いていく世界にどうしようもなく流されていく、飲み込まれていく人たちの不条理が混ざり合っていく。

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過去から未来へ(村での暮らしから、単純労働、工業化社会、戦争、デジタル化)と向かって進んでいるのだと思っていたストーリーが、最後の最後にひっくりかえされて、

「あーーーーー!そうだったのか。たしかにそうだわーー」と、驚きと納得が沸いてくるころに、しゅーーーっと終着します。

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ああ、すごく面白かった。何度もみたい。絵が描きたくなる。

予告編動画。メイキングも見ちゃった。 

 

 

Wandering / ワンダーリング(タイ)

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こちらは夕方19時から、メコン川沿いにできた新しいショッピングロードに設置された、屋外シアターで放映されました。

ディレクターが来ていてあいさつをしたのですが、ラオス人の司会の人とぐだぐだなMC。ラオス語とタイ語と英語がめちゃくちゃで、お互いに笑っちゃってぜんぜん何言ってるかよくわからん(笑)

直前まで雨が降っていたのもあり、ガラガラ・・・

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そんな何だか陽気なディレクターでしたが、映画は随分と静かな映画で意外(?)でした。

タイの田舎町。息子を亡くした、そして妻に逃げられた(たぶん)中年の男が、自暴自棄、アルコール中毒になり、ただぶらぶらと町中を歩く(wandering)日々を過ごしている。そんな中、若い僧に出会い、自らも僧になることを決める。

最小限の台詞で、音楽もなく、ただただゆっくりと1つずつ進んでいく。どこかドキュメンタリーのような静かな映画。

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トーリーにも大きな波があるわけじゃなく、淡々と進んでいく。正直途中で飽きちゃってました。。。

タイの田舎の風景(山中のお寺きれい)が見れたり、僧になるための儀式が丁寧に描かれていたり、日常の托鉢の風景などが見れたのはよかったなぁ。

それにしてもタイの映画は、お寺やお坊さんがテーマの映画がたくさんあるし、他の映画にもよく出てくる。それなしには、タイの日常は描けないのかな。

そしてこんな風に、何もかもが嫌になったときに、お寺っていう身近なセーフティーがあったら、救われる人がたくさんいるんだろうなぁなんて、思いました。

 

今まで映画館で見たタイ映画は、3本。ドロドロの不倫もの、お坊さんもののブラックコメディー、そして今回の映画。

みんなジャンルは違うけれど、タイ映画とは相性が悪いのか、1度も「おもしろかったー!」と思いながら見終えたことがないんだよなぁ。。。

タイ映画、なにかおすすめがあったら教えて欲しいです。

  

The Lobster/ロブスター (ギリシャアイルランド・オランダ・イギリス・フランス)

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これまた前情報がないまま、ふらっと見に行きました。お客さんは、欧米人多し。

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ジャンルは、drama, romance, comedy。なるほど、なるほど。

主人公の男性は、妻に捨てられたあと、変なホテルに向かいます。そこでは45日以内に恋人見つけられないと、動物に変えられてしまうというルールがあります。ただその動物は、自分で選ぶことが出来て、主人公はロブスターを選びます。

(映画を見終わったあとに知ったのですが、社会全体でパートナーがいない人たちは、人間として認められないという近未来・・・という設定だったのです。最初は主人公が、自主的にホテルに行ったのかと思ってた。)

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その他にも、理不尽なルール(左手だけ拘束される、森に行って人を狩ると滞在日数が増える)や滑稽な性教育のプログラムが行われながら、滞在者たちは必死に「共通点」を頼りにパートナーを見つけようとしていきます。

見ているときは「動物に変えられる位なら、なんでさっさと恋人つくらないんだろう?」「なんでそんなに共通点が大事なの?」と思っていたのですが、もちろん程度は違うにせよ、現実でも同じか、とあとから思う。選べなかったり、選り好みしたり、選ばれなかったり。無理したり、ちょっと嘘ついてみたり。

ルールに従わない人があっさりと、消えていく、消されていく中で、主人公はホテルを脱出し、独身者たちが身を隠す森のコミュニティへと入ります。しかし、ここでも理不尽なルールが待っています。また逃げられない。

リーダーは、ただ1人の女なのに、そのコミュニティのルールと管理の中で、怯えながら生きなきゃいけない。「恋愛しちゃだめ」というルールの森で、同じ近視である女性と恋に落ち、またこの森を脱出し、街へと向かっていきます。

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最後は「意地の悪い」エンディングで、主人公の選択は観客に委ねられます。

見ながら、「あーー死ぬって怖い」「でも生きてくのも怖い」って思いました。ルールや保障がない中サバイバルする、誰も助けてくれない中、1人で生きるってこんなに大変。でも absurd (ばかげた)ルールの中で、ぜんぶを決められて合わせて生きてくのも、無理。死ぬ。私たちは今この間にいるんだなって思った。 

love。恋愛すること。1人を選び合って結婚すること。一緒に生きてくって決めること。社会の1部として。ステータス。義務。はかないかもしれないけれど、頼るしかない。賭けなのか、決意なのか。信頼。盲目。本物・・・?

シュールで、ブラックなジョークがたくさん盛られた映画ですが、あとから色々と考えさせられます。おもしろかった!

予告編 


 

Diamond island /ダイアモンド アイランド (カンボジア

午後は、はじめてのカンボジア映画。

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映画の中で兄役を演じる俳優さんが会場に来てたのですが、上映前に一言、と言われて、"Nothing to say…"と困ったようにいっていて、

折角来たのにないのかい!準備しないのか!と思わず笑ってしまう。(上映後のQ&Aでは、色々話していたそうです)

フランス系のカンボジア人が監督の、実在するダイアモンド アイランドを題材にした映画。首都プノンペンの東に位置する小さな島が、「ダイアモンド アイランド シティ」という未来都市計画の中で、色々な希望を背負いながら、どんどん開発されている。

主人公は、農村部から、ダイアモンドアイランドの建設現場に出稼ぎにきた少年。

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肉体労働の辛さ・・・みたいなのは、あんまり描かれていなくて、それよりも夜のネオンの安っぽいけれどどこか高揚するような輝き、どれだけ "cool kids"になれるか競うような仲間とのくだらなくて楽しい日々、あか抜けたミステリアスな兄との再会、女の子とのじれったいそわそわとした出会い、家族への心配と思いやり。

辛さや厳しさももちろんあるんだろうけれど、どこか甘さのようなものの方が強く感じた。

ダイアモンドシティで生まれ育った女の子と、ブランコをこぎながら、"It's developed." と嬉しそうな笑顔で言い合うシーンが印象的だったなぁ。あとバイクでの口説き方のくだりの、観客の共犯的な笑いが楽しかった。

 

田舎から出稼ぎにきて、街で色々なことを知っていく・・・という普遍的なストーリーかもしれない。

シャイで素朴な少年の目線を通して、見るダイアモンドシティとそこで暮らす人たち。言葉(台詞)ではあまり多く語られないし、特に大きな事件があるわけじゃない。

変わりゆく街の、そこでその時間を過ごす人たちの空気感や、気持ち、一瞬を切り取ったような、映像。よいも悪いもなく。

変わりゆくことへの、よりよいくらしへの希望。自由。期待。新しい関係。甘さ。自分じゃ変えられないことの多さ。やるせなさ、不安、あきらめ。1人の人生の、人とのつながりのもろさ。よいも悪いもなく。ダイアモンド アイランド。

 

監督のインタビューから。

「ダイアモンド・アイランド」を見たときに、まず、映画的に面白い風景だと思ったのです。欧風の建築物が立ち並び、ドバイのような雰囲気もある。すべてがにせもののような感じで、ハリウッドの映画スタジオの中に立っているようだったのです。実際に足を運ぶと、若い青年が建築現場で働いていて、夜になると、彼らはおしゃれをしてバイクを乗り回している。彼らの目が、まるで夢を見ているようにキラキラと輝いているんです。彼らは一体、何を見ているのだろうと。彼らの目の中には、欲望や願いが込められており、その源は何かが知りたいと思ったのです。

元タクシー運転手の青年が主演 経済発展著しいカンボジアの若者たちの日常描く「ダイアモンド・アイランド」 

出演している人たちは、ほとんどが監督がダイアモンド・アイランドで声をかけた「キラキラとした目をもった」素人だそう。主人公の少年も、ダイアモンド・アイランドで働くタクシードライバーの青年。ほーーーすごい。

 

不自然に豪華な近代建物。建設中の大型ショッピングモール。どこかラオス・特にビエンチャンにどこか面影を重ねながら、見ていました。

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でも、ラオス人でこういう肉体労働している人ってあんまりいない、というか出会ったことがない気がする。こういう仕事は、ラオス人から低く?見られているというか、自分たちの家は自分たちで建てるけど、大型のショッピングモールやホテルの建設は、中国人やベトナム人ががっつり入ってやってるイメージ。どうなんでしょう。

 

 ビバ映画祭!

思えば、映画祭にいくのってこれが初めてでした。(あまり映画祭!って感じはしないけれど・・・)もっと早く行って、もっともっと見たかったなぁ。

色んな国の映画を、見るのって新鮮。もっと色んな国の映画を見てみたい。

普段は自分が選んでは見ないような映画をみてみる、なんの前情報もないなか、見に行ってその世界に浸ること。

このランダムな出会いが面白かったー!この映画祭がなければ、どれも見なかったものばかり。当たり前だけれど、映画祭のために選ばれた映画はみんな、基本的にクオリティーが高くて、おもしろいものなのだなぁ。

無料で、こじんまりと、おもしろい映画に出会える ビエンチャン国際映画祭でした。

なくなってしまわないように、ビエンチャンにいる際は是非、いってみてください!

 

【Future Learn ESL Week 3】英語における、コミュニケーションスキルってなんだろう?

サバイディー!ラオスからこんにちは。
さて、授業の方もやった内容を記録していますが、今受講しているオンラインのESLコースの方も学んだ内容を記録していきます。リスニングに使えるサイトも紹介しています^^

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(Page from Exploring the World of English Language Teaching - Cambridge English Language Assessment)

 

英語におけるコミュニケーションスキルって何だろう?

英語に限らず外国語を勉強するということは、その言語を使ってコミュニケーションを可能にするために必要なことを学び、練習しているんですよね。

じゃあそのコミュニケーションを可能にするために必要なスキルってなんなんでしょう?

私たちは、毎日言葉をつかって、何をしているでしょうか?

 

俗にいわれる英語における4スキルは、大きくわけて、

  • Listening
  • Reading 
  • Writing 
  • Reading

があります。

 

このコースでは、その中でも、

Listening と Reading を "Receptive skills (受信するスキル)"、

Writing と Speakingを ”Productive skills (生み出すスキル)" と分けて見ていきます。

 

そしてそれらのスキルを、実際のコミュニケーションに繋がるように purposeful activity を通して学ぶ方法を学びます。

 

Receptive skills

"What do we do when we listen and read?"

さて、私たちが日常で読むとき、聞くときって何をしてるんでしょう?

私たちは母国語でだって、いつも100%理解しているわけではなくて、目的に合わせて違った読み方、聞き方をしているんですよね。

母国語ではそれが自然にできるけれど、外国語のときはそのことを意識して、それぞれの目的に合わせたスキルを練習する必要がある。

例えば、Reading には Skimming (ざっと概要をつかむ)や、Scamming (必要な情報をピックアップする)など、ただ「読みましょう」というのではなくて、その Reading を通して何をして欲しいのか。

その先にあるものをはっきりとさせて指示を出すことで、生徒も集中して、受け身ではなく主体的にタスクに取り組むことができます。

 

そしていくつか、音楽を使って英語を学べるサイトが紹介されていました。

1. Learn Languages with Music Videos, Lyrics and Karaoke!

人気曲の歌詞の穴埋めタイピングゲームのようになっているサイト。レベルごとに単語数を選べます。ちゃんとその場所に簡単に戻れるし、止まってくれるからとてもやりやすい!これは私もやろうっと。

 

2. Music @ ESOL UK

難易度から、学習につかえる英語の曲が選べるサイト。

 

3. ESOLcourses.com (http://www.esolcourses.com/topics/easy-song-quizzes.html)

シンプルな音楽とその曲に関するクイズまとめ。オンラインでクイズが受けられます。

 

authentic materials (実際に使われている英語)も上手く取り入れながら、Reading と Listening を行っていきたいです。

 

Productive skills 

Reading や Listening といった Receptive skillよりも難しいといわれているのが、Speaking や Writing といった Productive skills。自分から発信しなきゃいけないですもんね。

コースの中では、実際に英語を学んでいる様々な国の学生が、なぜ Speaking や Writing が難しいのか話しているビデオを見ました。(What are your challenges?) 

それを見た受講生のコメントでも、"confidence(自信)"が鍵である、というコメントが多くて、結構意外でした。

まずは、とにもかくにも Speak up することを encourage すること。そしてその場よりも後から、ポジティブな形でフィードバックすること。

その他にもアクティビティの例として、自分の Speaking を録音してみること、What's upなどのグループでボイスメッセージを使うこと、ロールプレイをするなどがあげられていました。

また具体的なアイディアは、来週やるそうです!

 

これまでのコースの内容

 コースの概要とWeek 1

 Week 2


 

 

 

 

【Week3 授業振り返り】写真を使おう!& 5行エッセイでライティングを。

サバイディー!ラオスからこんにちは。

日本では、別れの季節の3月ですね。こちらにいると、季節感がすっかりわからなくなります。あと、この間書類を書いていて、今が平成何年か分からず焦りました。。。

さてさて、コースの3週目が終わりました〜〜〜。今回もきちんと記録していきます。

最近休み時間に宝くじめっちゃ売っていて、ほぼ皆買ってるw 写真は売り手の女の子が宣伝してる所。

https://www.instagram.com/p/BRKkuPyAxuV/

 

2月27日(月)

Elementary 

  •  ボキャブラリー
    まずは先週一週間分の復習から!ハングマンというゲームを用いて、先週1週間で学んだ単語を復習していきます。簡単すぎたかしら・・・あっさり当てられてしまいました。それだけ学んだということです。ディクテーションも少し多めにやります。そのあとは新しい語彙に。今週から名詞を学んでいきます。

  • 発音
    発音は、先週できなかった "e"の発音を。ae との違いも一緒にみていきます。

  • 教科書
    最後は、教科書の宿題チェック。形容詞の使い方を学びます。ラオス語では、コン(人)+ガーム(きれい)=きれいな人、アハーン(ごはん)+セープ(おいしい)=おいしいごはん、のように、名詞と形容詞の順番が反対なんですよね。知っているけれど、喋っているうちにごちゃごちゃになって、「むむむ?結局どっちだっけ?」となっている姿をよく見ます(笑)

Pre-intermediate 

  • ボキャブラリー(スペリングゲーム)
    夕方はアルファベットカードを使って、グループ対抗スペリングゲーム。私が言った単語(先週学んだもの)をカードを使ってスペリングしていきます。出来たグループからチェックを受けて、合っていたらキャンディーゲット!
    最初は2つか3つ単語の単語、次は過去形でつくる、最後は文章でやりました。

  • 発音(前回のチェック)
    先週の宿題としていた、tongue twister(早口言葉) を何人かに読んでもらい確認。Move your mouth, speak up, speak slowly の3つが発音練習の時に肝ですね。
     
  • テキスト(理解)
    テキストを全体で、読んでいきます。テーマは Personality。生まれ年や血液型が性格に関係しているかどうか、それらのセオリーと社会の関係といった内容のものです。1行ずつ読んでもらう。発音が間違っていた単語をホワイトボードに書き写し、 読み終わったあとに確認。最初の2−3つは音読の際の音に注目。そのあとは、もっと理解ベースにしていく。
    理解は 10 - 30% くらいとひ、ひくい。やっぱり難しかったかな・・・と今更ながらちょっと焦る。もう1度黙読してもらい、理解度の Truth or Falst の項目を確認。 TF問題は、ほぼ満場一致で合ってたので一安心。

 

2月28日(火)

Elementary 

  • Round Robin 
    Elementary クラスではじめて、Round Robin を導入。テーマは、"Someone you love" ということで、家族や恋人などについて 30秒話してもらう。思ったよりも、話しはじめるまでに「えーっと・・・」などと時間がかかってしまって、やっと1文・2文言えたところで、あっという間に30秒は過ぎてしまう。そして質問したり、答えたりしている人も、自分から発言することはやっぱり慣れてないのかなという印象。特に Elementary では、「とにかく話してみること」の練習ということで、習った表現を使えるトピックを使って、長めの時間でやってみよう。

  • 発音
    この日は、「ワードストレス」の紹介・練習。英単語の中に、音節が2つ以上あるときは、必ずどこかにストレスがあるということ。そこを強く、長く、すこし高い音で発音することで、英語のリズムができることを説明。
    輪ゴムを使いながら(ストレスのところで、皆でびよーん、とする。笑)、実際に単語を聞いてみて、びよーんとしてストレスを感じてもらって、読む練習。guitar はストレス後ろなんですよねー!ラオス語で言う「ギター」は前にくるから、ややこしい。(笑)次回以降新しい単語を覚えるときにも、意識を向けてもらえるように。

  • ボキャブラリー
    昨日に引き続き、ボキャブラリー。

  • テキスト
    昨日、形容詞(adjective)を学んだとき、「形容詞ってなんだ?」「”ラオス” ”人”って名詞?形容詞?」となっている人がいたので、名詞と形容詞についてあらためて確認。教室内の人やものをラオス語って練習してみる。ラオス語って形容詞とか副詞とか結構関係なく使えるから、こういう用語とかあまりなじみがないのかも??

Pre-intermediate 

  •  Round Robin: my personality
    前の日に、「明日は 自分のパーソナリティーについて Round Robinやるから考えておいてねー」と告知してやってみたこの日。少し時間を伸ばして、1人45秒で自分の性格についての Round Robin。使われたパーソナリティーを表す言葉を書き出していく。outgoing / shy / friendly / sociable などの言葉を使う人が多かった。自分のパーソナリティーや強み弱みを言えるのって、奨学金のエッセイとかインタビューで大事なんですよね。「なぜそうなのか?」「具体的には?」が加えられるともっと説得力が増すよね、と伝える。

  • テキスト(personality vocab) 
    Round Robinにつなげて、テキスト内の血液型別のパーソナリティ(強み弱み)の短いリーディングと単語の問題(反義語をみつける)を行う。結構苦戦している人多し。

  • 発音(ワードストレス)
    午後クラスと同じくワードストレスの紹介。Pre-intermediateでは、音節 (syllables) の説明&クイズもしたのですが、ひょうしぬけする位すっきりと理解してくれてちょっとびっくり。やっぱり音には敏感なのかな。不思議だ。

 

3月1日(水)

Elementary 

  • ボキャブラリー
    2日分のディクテーションから。「ディクテーション」というと、なにも言わなくてもノートを出してくれるようになってきています。

  • be verb work sheet
    今更ながら、やっぱり基礎からやらないとまずいかも!と思いはじめる。この記事でも紹介した Grammar in Use という参考書のラオス語版(たぶんコピー)を先日発見したのです!それを使って、説明→練習問題。主語が変わっちゃうと、こんがらがっちゃう。複数形の見極め方も確認。あー、英語のルールって本当たくさんあるんだな。そして積み重ねやーこりゃー1から学ぶのには時間かかるよなぁー。

  • テキスト
    異文化で暮らすことのトピックで。It is (adj) -の形の練習。やっぱり難しいかな、教科書・・・。 急に不安になりはじめる。

Pre-intermediate 

  •  グループで写真描写
    新しいスピーキングアクティビティとして、グループ写真描写をはじめました。いつもお世話になっている DMM英会話の教材を使用します。4人〜5人のグループになってもらい、写真(今回は感情と人がテーマ)と使えそうな単語リストを各グループに配布します。そのあと7分グループでどうその写真を説明するか考えてもらい、そのあとに代表1人が1分半かけてその写真を説明する、ということをしました。

  • 単語
    ディクテーションからの、新単語。名詞は、動詞よりもずっと説明が楽な気がします。

  • テキスト:理解
    昨日の続き。もう1度5分かけてテキストを黙読してもらい、細かい理解の確認と、表現を学んでいきます。途中当てずっぽになるときもあったけれど(笑)何度か読むことで、大分テキストが”やわらかく”なってきたかな。。。

 

3月2日(木)

Elementary 

  • 写真
    昨日のPre-intermediateの写真アクティビティが割と上手くいったので、こちらのクラスにも写真と取り入れてみる。手元にあった雑誌から、使えそうなページを何枚か選び準備。全体で、その写真を be 動詞を使って説明してみよう、ということをReview がてらやりました。

  • 文法
    昨日につづき、be動詞の説明→問題文を解いていきます。be動詞と一般動詞の違い、説明するのって難しい。自分自身はどうやって勉強したっけ。。。今回で完全に分からなくても、焦らず焦らず。
     
  • ボキャブラリー
    週最後の日なので、16語一気にいきます〜。来週はレビューだ!

  • (クラスルームミーティング)
    授業が終わったあとに、「ミーティングしたい」とクラス代表から言われ、30分ほどお話。生徒の最終人数と集金、What's upグループ登録の確認、クラスTシャツのデザイン(みんなおそろいTシャツつくるのすき!)来週女性の日(3月8日)の振替で金曜日1時間授業をして、そのあとパーティーをすることなどを決めました。ここまでしっかりクラスをまとめてくれる代表がいるクラスははじめて!本当にありがたいです!

Pre-intermediate 

  • 写真
    この日は別のアクティビティをやろうと思っていたのですが、事務所が閉められちゃって(鍵も事務所の中。泣)、Elementary でやった be verb の説明使った写真をやりました。単語リストの中にあった seem の使い方も確認。

  • 単語
    16単語〜〜〜〜〜。ワードストレスも輪ゴムつかってチェックしながら、やっていきます。

ライティング (4S と 5 sentenses essay) 
後半の1時間をつかって、ライティングの導入です。ラオス人の英語の4スキルの中で1番低いのはライティングだと思うんです。すごくよく話せる人も、書いてみたら文法がめちゃくちゃったり。エッセイとかを添削すると、もうどこから直したらいいんだろう。。。と途方にくれます、本当。(エッセイに関しては、多分 google 翻訳をつかっていたり、色んな文章をくっつけていることがあるんだと思います。)
先週書いてもらったゴールシートでも、多くの人がライティングを1番苦手だと書いていました。

この日はウォーミングアップということで、"My favorite month"というトピックでまず5分書いてもらいました。
そのあと、ライティングで大事な4S (勝手につくったw)を紹介。

  1. Simple
    まずはシンプルに短い文章から始めよう。そしてちゃんとフルストップを使って1つの文章を終わらせること。
  2. Special
    みんなと同じではなく、なにかスペシャルなこと、ユニークなことを書いてみよう。
  3. Specific
    何かを説明するときは例を、何かを説得したいときは理由を一緒に伝えて、もっと具体的に書こう。
  4. Structure
    文章の型を意識しよう。

 

そのあと、こちらの本で紹介されていた5行エッセイ(5 sentenses essay)ということで、

  1. メインアイディア
  2. 理由1
  3. 理由2
  4. 理由3
  5. メインアイディア(もう一度)

 

という5行を使って書く練習をすることを提案。

例えばさっきの "My favorite month"もこの型を使って、

  1. My favorite month is December. 
  2. First, I was born in this month. 
  3. Second, I enjoy Christmas day. 
  4. Third, I like countdown event. 
  5. So I like December. 


のようにシンプルな文章を、シンプルな型に沿って書けばいいんだ!ということを皆で実験。これにどんどんディテールを加えていけば、立派なエッセイになるのです。実際にこの型をつかって、同じトピックでもう1度書いてもらいました。

このアクティビティは、手応えがあったみたいで、反応がよかったなぁ。週末の課題として、2つトピックを提示して、それについて 5センテンスずつ書くように伝えます。この 5 sentenses essayを、週末の定番ホームワークとして、継続していたいと思っています。

 

まとめ

何点か気付いたことをメモ。

  • やっぱり写真を使うのはいい!普段自分の身の回りのことを話していると、使う言葉や表現が同じものばかりになってしまいがち。自分と違うシチュエーションや人のことを話すきっかけを、クラスに取り入れるのは大事だ。

  • 考える時間を取ること。Round Robin のような即興で話す練習も大事だけれど、ものによっては考えてから話すことで、いい speakingに繋がる。写真の描写のときも、時間を制限することでグループで調べたり「これ何て言うんだろう」って協力しながら準備していたなー。代表の人が発表するときも、自発的にチームメートが拍手してたり、「そこはそうじゃない!」なんてつっこみいれていた。w

  • グループワークは、やっぱり今回のコースでも盛り上がる!講義形式の机形式になったのもあるし、もっと取り入れていこう。

  • 同じアクティビティを何度か行うことで、クラス内の「共通言語」が出来て来て、指示出しや活動がスムーズになる。定番のアクティビティと新しいものの上手なバランスが必要。

  • 前回のコースと比べて、ずっと出席率がいい!ルール設定が効いているのかな。「15分以降は欠席です」ルールもあり、遅れてくる人も数名いるけれど、教室を開けたときに「Hello~」と迎えてくれるのがうれしい。(前回は、「生徒いるかな・・・」ってドア開ける度にいつもドキドキしてた)そして結構みんな早めに来ている。普段準備でバタバタしていて、ほぼ時間ぴったりに教室にいっているけれど、来週はもう少し早めに教室にいけるようにしよう。

  • Elementary では今回は割り切って、ラオス語も使える所では、どんどん使うようにしている。それにしても文法の説明が難しい・・・。be 動詞と一般動詞の区別をつけること。そして「理解してないかも?」と思うと、焦って説明を重ねて、生徒はもっと混乱してしまう。説明はもっともっとシンプルに。例文や練習で繰り替えしていく。指示を出すときもそうだし、もっとシンプルに話すようにしよう。

  • あと、金曜日の TESOLクラスは早速キャンセル(笑)(泣)まぁ、活動先の昇格試験だから今回は理解はでき、る。うん。来週!

  • いつも写真を撮るのを忘れてしまうw 来週は実際のアクティビティ中の写真、もっと撮ろう。

 

 

おまけ -今週の風景- 

タートルアン近くに出来た新しい祠?のようなもの。

https://www.instagram.com/p/BQ-PnprgREi/

  

ビエンチャン市内から車で15分ほどの郊外に、薬物中毒などの患者が住んでいるソムサガリハビリセンターがあります。センターのことを昨年末に知り、スケジュールなどが中々合わなかったのですが、今週の月曜の午前に初めて行くことが出来ました。3年前から途中途切れながらも何度も足を運んでいる日本人女性と、オーストラリア人女性と韓国人女性の4人で訪れました。センターには、約60人の女性が囲いに囲まれた敷地内にある建物に住んでいました。この日は、オーストラリア人女性が用意した雑誌のコラージュのアクティビティをしました。一緒に行った人も、センターの女性もパワフルだなっていう印象。施設内を見せてもらったり、センターの女性たちと話したり(10回戻って来ている人も)しました。来週から定期的に行って、もうちょっとよく知りたい。

写真を取り忘れた、終了後の様子。笑 このあと掃除担当の人が片付けてくれてました。

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去年から参加している火曜日のアートセラピーグループの一幕。直感っておもしろい!  

https://www.instagram.com/p/BRGO05EA4SM/ 

https://www.instagram.com/p/BRGO_n8A4hv/

 

先週から Pre-intermediateの生徒さんと、中国の大学院進学の奨学金のエッセイを添削していました。それが無事終了してあとは提出のみ!お礼にということで、I LOVE LAOS シャツをもらいました。

https://www.instagram.com/p/BRKj6BLgB6I/

 

週末にパーマをかけました。ダットポン。メコン側沿いのお店で、こちらに来てからカット・カラーもそのお店でやってもらったのですが、いつも goodです。今回も「パーマ久しぶりだわーいつぶりだろう」「ラオスではプータオ(年寄り)しかかけないからなぁ」なんて言われてちょっと不安でしたが、ちゃんとパーマだ!

https://www.instagram.com/p/BRPTz77AR08/

 

 


パーマ効果なのか、カフェでガーナの人(英語の先生!)から話しかけられてお喋り。アフリカにも、singlish (シンガポールの英語)や calibian English みたいに、アフリカの "broken English"があるんだー!と。確かに友達と話しているのを聞くと、英語みたいだけれど、ぜんぜんわからない!その言葉が分かると、互いに仲間だーとなるらしい。"Afa!"が How are you? "Where dey?(ウェーアディー?)"が Where areyou? おもしろいー!そして生まれた曜日で名前を決めることが多いらしく、水曜日生まれの私は Akor(アクース)だとガーナネームをもらいました。ガーナは今週月曜日が独立 60周年。   
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月1度のお茶のお稽古。ひな祭りに合わせて、こんなにかわいらしいお菓子を作ってきてくださいました。すごい。自分のアイディアで、ラオスで手に入るものでこんなに作れるなんて・・・!めちゃくちゃテンションあがりました。

https://www.instagram.com/p/BRPUBe0g9jJ/

 

【授業メモ Week 2】発音とボキャブラリープロジェクト開始&ゴールシート作成!

サバイディー!ラオスからこんにちは。

12月後半から、少し涼しい時期が続いていたのですが、めちゃくちゃ暑い、魔の4月に向けてじわじわと暑くなって来ているのを感じる今日この頃です。虫も大量発生中・・・。

さて、2週目の授業を振り返って記録していきたいと思います。

https://www.instagram.com/p/BQ3DRhMAh4g/

A day in Vientiane.

 

2月20日(月)

PM: Elementary 

ラオスで毎日使われる、「キンカオレーオボー(ご飯食べた)?」「キンカップニャン(何食べた?)」という挨拶を英語で何て言う?という質問からスタート。

そのあとは、発音に入ります。

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”フォネティック博士”というHPで公開されている資料をカラーコピーして配布。最初の一ヶ月で一通りのフォネティックの読み方を紹介&練習していく予定です。初日の今日は、/ʌ/ /æ/ /ɒ/の3つの音を練習しました。

英語の発音と発音記号の一覧表

 

そして今週からは、単語プロジェクトもスタートです。

 単語・発音・活用・意味(ラオス語と英語)・例文入り。1週間で40語、13週分あります。

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キクタン 2000入門に載っている単語をもとに、単語帳をエクセルで作ったものを配布。1日8単語ずつ覚えていきます。

まずは、チャンツ(音楽に合わせて単語が読まれるもの)を2回聞いて、発音を確認。続いてフラッシュカードを使いながら、読む練習をします。

そのあと、意味の確認をしていきます。

最後は、先週の宿題の Writing ruleのワークシートの確認。(大文字とピリオド)見てまわっている間に、ホワイトボードに答えを書いてもらいます。

そして再度ルールを確認しながら、答え合わせをして終了です。

Eve: Pre-intermediate

週のはじめは、Roundo Robin (Week1参照)からスタート!「先週末にやったこと」というお題で、クラス全員1人30秒ずつ順番に話していきます。この間、使われた単語をホワイトボードに書きだしておきます。

そのあと、過去形をばっちり使えていた生徒を何人か伝えて、過去のことを話すときは、過去形を使うことを確認。(分かっていても、話すとき忘れがちなんだよね〜〜)ボードに書いておいた単語の過去形をチェックします。

そして、夕方のクラスでも 発音→単語の1日目の分に取りかかります。午後の初級クラスでは、意味はラオス語で見ていきますが、夕方の中級は英語での意味の説明を読んでもらうようにしています。

最後は、先週から取り組んでいるゴールシート作成の最終日です。Necessarry actions (ゴールを達成するためにやるべきこと)を記入してもらったあと、ビジュアル化するために、持参した写真もしくは用意した雑誌の中から、自分のゴールに繋がっている写真を切り取ってシートに貼ってもらいました。明日は、プレゼン!

この日は私の誕生日だったのですが、休憩中に、ケーキを持って来てくれました・・・!

https://www.instagram.com/p/BQ0O-ofgt1J/

 

2月21日(火)

PM: Elementary 

クラスのテーブルを向き合ってグループ式にしていたのですが、「ホワイトボードが見づらい」ということで、この日から対面式に変更に。

今までずっとグループでやっていたので、生徒さんがみんなこっち見ているのが不思議な感じです。attention はずっと集めやすくなったけど。

そして残念なことに、1人生徒さんが「僕は 100%の職員じゃなくて、95%の職員だから、上司から許可が降りなくて、コースに来れなくなった」との連絡が。正規でなく、非正規の職員らしい。うーーーーん、なんで1週間すぎてダメになるのだーー残念。

さて、声出しがてら発音からスタート。昨日の3つの音を確認した後、i i; の2つの音を練習していきます。 ; のマークがあったら、長い音であることチェック。

そのあとは、単語。新しい単語を学ぶ前に、ノートを出してもらってディクテーションをしました。昨日学んだ単語を私が読んで、それを聞いてノートに書き取るということをします。これを習慣にすることで、スペリングを覚えようと意識すること、実際に繰り返し練習すること、音と文字をリンクさせることの3つが出来れば・・・!

終わったあとに、いくつ合ってたー?どれ間違えたー?と聞きます。この時に間違いが多かった単語は、明日以降もディクテーションの時に繰り返しいれます。

このあとようやく教科書に入ります。今回のメインテキストとして使うのは、Essential Reading のレベル1。約200円でカラーコピーのものが市場で手に入るのもあり、今回はこの教科書を使うことにしました。

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Chapeter1 のトピックは New lives。まずは導入として「海外に行ったことがある人ー?」と尋ねます。1/3くらいが行ったことある、との答え。タイ(東北地方。バスで1時間ちょっとで行ける)は海外には入りますか?と。(笑)そのあと、どこに行ったの?何をしたの?等と聞いていきます。

そして、教科書のReading はアメリカに滞在する日本人の話であることを伝え、1パラグラフずつ一緒に読んでいきます。

注意すべき発音の単語をピックアップして、そのあとパラグラフごとに対応している質問を選ぶ comprehension の問題を解いて、この日は終了です。

 

Eve: Pre-intermediate

夕方も、発音と単語からスタート。

そのあとは、前日まで作っていたゴールシートの発表を1人1人してもらいます。事前に、説明するためのモデル文を渡していたので、それに沿ってプレゼンしてもいいし、自分の好きな構造でいってもOK。また、自分が選んだ写真についても説明してもらいます。

ゴールシートの発表風景。

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発表順は、"Who was born in April?"などとランダムに誕生月を言っていって、その月に生まれた人から順にプレゼンしてもらいました。(もし2人以上のときは、"When is your birthday?"と聞いて、早く生まれた人から。)

いやー改めて夕方のクラスの人たちは、個性がすごくあるし、ambitious な人が多い

声のボリュームとスピード・ジェスチャー・アイコンタクトなど、プレゼンのあとにその生徒のプレゼンの良かった点を皆の前でフィードバック。このフィードバックが、生徒同士で出来るようになったら good。全員分は終わらなかったので、明日へと続きます。

 

2月22日(水)

PM: Elementary 

この日は、"Who is he/she...?"というアクティビティからはじめました。配った色紙に、自分の名前は書かずに、自分のことを書いていきます。

モデル文(項目)はホワイトボードに書きます。

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この際に、先日学んだ大文字の使い方やピリオドもチェックします。書き終わったら回収して、生徒にランダムに一枚選んでもらって読み上げてもらいます。その時、男性(Mr.)だったら He... 女性(Ms.)だったらShe... を使って読むように説明します。

そして他の生徒は、読み上げているのを聞いて、誰なのかを当てます。("Who is she?" "Who is he?") 意外なことに、みんな自己紹介のときにいってた住所で人の顔を覚えているらしい。w

ライティング、スピーキング、リスニングが1度に出来るし、クラスメートのことを知れるので、コースの最初の方にやるアクティビティです。書く内容を変えたら、中級以上でも使えます。

そのあとは、発音 (u u;)、新規単語8つ。前日習った単語のディクテーションをやると分かっていたから、練習してきた生徒さんもいて、昨日よりも正当数上がってました。 good good。

そして textbook。昨日の reading の内容をおさらいして、その中で出て来た海外生活に関する質問を、ベトナムに7年間留学した経験のあるおじさまにみんなで尋ねます。"How do you say.....?"と確かめたりヘルプを入れながら、答えてもらいました。

 

Eve: Pre-intermediate

昨日のプレゼンから、Can や Will のあとに to verb や -ing をつけている人が結構多かったので、そのことをまずチェーック。3ヶ月じゃ全部の文法はカバー出来ないので、気になったことを、少しずつその度に確認していくこと。

そのあとは、発音と単語セット。確実に、着実に。

そして後半は、ゴールシート発表の続き。これで一通りみんな発表が終わりました。「なんで英語を勉強したいのか?」最初に言葉にしてみること、やっぱり大事だなぁと思う。週末にかけて、私の方でシートを読ませてもらって、コメントして返却したあと、教室の壁に写真と一緒に貼っていきます。

最後に、 ようやく教科書に入りました。悩んだあと、中級クラスでは Essential Readingのレベル3を使うことに決めました。Chapter 1は、Personality がテーマ。

教科書の導入として十二支 (Chinese Zodiac) の写真をみせて、「これ何だか知ってる?」と尋ねます。

実は、いくつか動物が違うけれど、ラオスにも似たようなシステムが使われているですよね。違う動物の名前を上げてもらったり、どの年に生まれたか聞きます。

中国では、どの年に生まれたかによって、Personalityが決まっていると信じている人がいるけど、ラオスではどう?と。

もう1つ、血液型についても聞いてみます。前回のコースの時も聞いたことがあるけれど、ラオスはA型が少なくて、B型・O型が多い気がする!そして、25人中3人もAB型がいる!

リーディングの中の太文字単語を調べて、Pre-redadingの問題を解いてくることと、自分の性格を表す言葉を 5つ挙げることを宿題として終了。

 

2月23日 (木)

PM: Elementary 

ウォーミングアップがてら・・・と思い、音楽を使ったアクティビティから授業開始。(ラオスの人音楽好きな人多いし、時間があればもっとたくさん紹介したい〜〜)

今回使ったのは、Eric Clapton の Wonderful tonight

Eric Clapton 誰も知らなかったな〜〜〜〜。

意外と動詞の現在形が使われている音楽がない中、日常を表すシンプルな表現を現在形で歌っているこの歌は、初級クラスにぴったり

こちらのワークシートを組み合わせて、最初にいくつか単語を確認して、穴埋めリスニング、そのあと対義語をチェックする、ということをしました。

前回のコースでも思ったのですが、ラオス人のリスニング(特に音楽のときの言葉をピックアップする力)高い気がする。

最初の30分くらいで終わらせる予定が、ダウンロードしたつもりが出来てなくて、wifi 借りたりしたのもあり、ごたごたして前半をほぼ使ってしまった。。。

そのあとは、単語。ディクテーションのあと、今日は最終日なので 16語いきます。(1週間で、5日、40単語覚えるという形で単語集を作ったため)

決まった形を続けることで、活動がスムーズになる反面、飽きてしまうということもあるので、上手くバランス取りたい。

 

Eve: Pre-intermediate

午後のクラスで使った wonderful tonight を紹介。"What is your favorite song?"と、生徒にお気に入りの英語の歌を聞いてみる。

私の知ってる曲と、みんなが知っている曲がいまいちかぶらない(笑)The Beatles を誰も知らない!でも、Michael JacksonCarpentersはみんな知ってる。なぜじゃ。

メモメモ。みんなの好きな曲を、いい感じに授業に取り入れられたら!

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そしてそのあとは、発音。e の音と、今週学んだ音を復習。それぞれの音が入ったtongue twister の紙を配布し、練習。週末に、また練習してきてもらいます。

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そのあとは、単語。この日から、中級のディクテーションは単語単位ではなく、フレーズ単位で行うことに。(ex. climb → climb a mountain) すこーしずつ、負荷かけていく。

最後に教科書、personalityについてです。昨日の宿題の確認(単語意味チェック)。theoryとかpsychologyとかstereotype とか知らない人が中級でも多い。日本だと、随分多くの言葉が外来語として入ってきて、日常で使われてるんだなぁと思ったり。

教科書に、「中国のある会社が、誠実で仕事が速いと考えられている戌年生まれの人だけを雇うことに決めた」という内容の短い文章を読んで、性格と生まれ年の link についてどう思うかについて、ミニディスカッションして終了!

 

まとめ

やっぱり授業がはじまると、1週間があっという間に過ぎていきます〜。

よかった点としては、

  • クラスの雰囲気が少しずつ、つかめてきた。生徒さんの名前(あだ名だけど)全員覚えたぞ!
  • 出席率、まぁまぁよしよし。午前中は、今のところ20人中18-20人とほぼ欠席者なしで、休むときも皆連絡をくれている。クラス代表がめっちゃ動いてくれていて、個別の名簿や What's upのグループを作ってくれたり、4人の代表が授業担当・お金担当・アクティビティ担当と、役割分担して機能している!すごい!
  • 中級クラスのゴールシートを通して、生徒1人1人のゴールを知ることが出来た。+発表の場も持てた。学習モチベーションを保つためにも、上手くこのゴールシートと繋げながら、授業・コース作っていきたい。
  • ずっと気になっていて準備していた、英語の基礎力である、そしてラオス人の多くが苦手としている単語と発音に今週から取り組みはじめられた。生徒のも、まずまず。やっぱり必要だということは、感じている様子。

 

反省点/改善点としては、

  • 1番はタイム・マネジメント。未だに計画したよりも、いつも時間がかかってしまって、予定していたものが終わらない or クラスの終了時間が伸びてしまう。。決まった数の単語や発音をやることを決めているので、教科書が後回しになりがち。やりたいことがありすぎる。優先順位きめること!
  • 一緒にクラスに入るといっていたカウンターパートが、先週から体調を崩していて、結局1度もクラスに入れていない・・・仕方ないのは仕方ないけれど、ここで機嫌悪くなったり、「もういいよー」って言ってあやむやにしてしまわないように。

 

そしてこの週から、(やーーーーーっと!)活動先の労働組合のスタッフを対象にした なんちゃってTESOL (英語教授法)のクラスも始まりました。こちらは、私が帰国した後や労働組合が持つ学校で英語を将来的に教えたい/教えられそうなスタッフ7人を対象に、毎週金曜日の午前中2時間、全12回行う予定です。

 

 

おまけ  ~今週の風景~

午後クラスの生徒さんから頂いた、シン(ラオスカート)の布!わーい!仕立て屋さんにいって、縫ってもらいます。

https://www.instagram.com/p/BQ0OiQdgMEU/

 

事務所のスタッフたちにも、お祝いしてもらいました withお祝い帽子。

https://www.instagram.com/p/BQ0O0a5gEGd/

ケーキ、どれもおいしかった〜〜〜<3

https://www.instagram.com/p/BQ12J2qAEfs/

オフィスでの誕生日ランチ。

https://www.instagram.com/p/BQ43bdWgJTI/

先週から、”インターンシップ”ということで大学生が1週間ずつ職場に来ています。しかし、職員が来なかったり、ほとんど仕事がなくてぼーっとしていることが多い・・・。「何かあったら手伝いますー」との言葉に甘えて、授業準備(フラッシュカードづくり、単語集)めっちゃ手伝ってもらった。(そしてめっちゃ可愛い!)私が大学生だったら、「せっかくインターンシップ来てるのに!」って怒りそうだなぁ。ほぼ文句言わず、ずっとニコニコと楽しそうにしてて偉いなーとも思うし、まぁいっかって諦めているのかなーとも思う。

セルフィー全く上手くならないーちくしょー。

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"Friday is small Saturday."という格言(?)のあるラオス。金曜日の昼間から、みんなでごはん。

https://www.instagram.com/p/BQ44J_jg-10/

パパイヤサラダと、焼きアヒルと、七面鳥のラープ。(そしてビール)すっごいおいしかった。https://www.instagram.com/p/BQ43te4gCN7/

 

【Future Learn ESL Week2】 生徒のモチベーションとクラスマネージメントについて。

サバイディー、ラオスからこんにちは!

先週、Future Learn という無料オンラインコースの紹介をしました。

今週は、コースの2週目! 自分の勉強メモがてら、学んだことを書いていきます。

 

生徒のモチベーションとクラスルームマネージメント

今週のトピックは、

"How can teachers motivate and manage learners? " 先生は、どうやって学習者のモチベーションを高め、教室をマネージメントすることができるか。 

大項目としては、

  1. Motivating learners
  2. Every picture tells a story
  3. What makes learning motivating?
  4. Classroom management

の4つです。

それでは、見ていきましょう。

 

Motivating learners

語学の教授法コースの最初は、モチベーションの話が出てくることが多い気がします。(他の教科はどうなんだろう)それだけ語学は、学習者のモチベーションが鍵となるんんだろうなぁ。

語学そのものを学ぶことが目的の人の方が少なくて、みんな何か別の目的のために語学を学ぶ人の方が多数派なはず。

そして語学を学び身につけるためには、ある程度の時間と労力が必要。それをどうやって、モチベーションを保ったまま乗り越えられるようにサポートできるか。

この項目ではコース受講者に対して、自分が学生であったときのことについて2つの質問が、尋ねられました。

1つ目の質問は、"What kept you interested in learning?" 

私の答えは、

  • A teacher with passion and knowledge, and she welcomes questions and opinions from students. 
  • Group activities which I can engage in and express my own ideas 
  • Joy of knowing something new and sense of progress. 

 

もう1つの質問は、"What made you switch off?" というもの。

  • Boredoms which made me lose my interest in subject. 
  • Keep sitting at the same position for a long time. 
  • Too much repetition. 

 

学習者のモチベーションを高めるために、教師ができることは、

  1. classroom environment
  2. materials
  3. learner's participation 

の3つの項目のことたち、と。次の項目で詳しく見ていきます。

 

Every picture tells a story

上にあった、教材と学習者の参加についての具体例として、クラス内で写真を使うことが推奨されています。

例えば、この写真を見て、この写真を撮った女性のことを想像してみてください。

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Using pictures - Exploring the World of English Language Teaching - Cambridge English Language Assessment

彼女はどこから来て、どこに行こうとしているのか。どんな気持ちでいると思うか。この写真を撮る前と後には、どんな出来事が起きるのか。

コースの受講者が考えたことをコメントしていくのですが、みんな違っておもしろい。とてもシンプルだけれど、写真を使うことで視覚的な情報が入って、想像が膨らみます。そして1人1人の学習者が、ちがうアイディアを出し合うことができる。使えそうな写真をたくさん集めて、クラスで使ってみよう!

 

そしてクラスの中で、"Try out something new!" (なにか新しいことをやってみよう!)ということで、たくさんのリンク先が紹介されています。

語学のクラスって、習得に訳立つことだったら、どんなアクティビティを使ってもいいんですよね。そして、ネット上にたーくさんのアイディアや情報がある。goodなウェブサイトを見つけて選ぶ方が難しい。

メモがてら、役に立ちそうなものをこちらにもリンクさせてもらいまーす。

Idioms: To Break the Ice - YouTube

Lessonstream.org by Jamie Keddie Home - Lessonstream.org


 

What makes learning motivating? 

様々な種類のスキルが必要とされる語学学習。それって裏を返せば、色々な形で語学は学べるってこと。

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この項目では、learning styles(学習スタイル) について学びます。

  • Visual learner (視覚情報を用いた学習を好む)
  • Auditory learner (聴覚情報を用いた学習を好む)
  • Kinaesthic learner (手や体を用いた運動的な学習を好む)
  • interpersonal learner (ペアやグループなど他の人との学習を好む)
  • intrapersonal learner  (個人での学習を好む)
  • experimental learner (実験的な学習を好む)

どの感覚を使った学びが合っているのか、1人で学ぶのが好きなのか、集団で学ぶ方が好きなのかは、1人1人によって違う、と。

確かにそうだなーとも思うし、実際には学習者で「自分の学習スタイルはこれ!」 って自覚している人ってそんなにいないと思う。(私もよく分からない&環境などによって変わる)

教室で教えるとき、特に学習者人数が多いときには、色々な学習スタイルのアクティビティを取り入れることが大事 & 学習者の反応からそれぞれが好んでいるものや得意/不得意そうなものを知って、さらにそれをフィードバックできたら good ですな。

 

Classroom management 

さて、最後はクラスルームマネージメント!うん、大変ですよね。。。ただクラスルームマネージメントと言っても、どのようなものがあるのか、まず見ていきます。

  • Organizing the classroom (クラスの環境や雰囲気など)
  • Organizing the learners (クラス内の指示やグループ作り)
  • Eliciting (生徒から”引き出す”力)
  • Checking understanding (学習者の理解度をチェック)
  • Monitoring (活動のモニタリング)
  • Giving feedback (フィードバック)
  • Boardwork(板書)

 ふむふむふむ。

今更ながら、いろいろ考えなきゃいけないのねーーん。

私の課題は、

  • getting / riviving attention
  • time management
  • activate group works
  • giving instruction

ですね。あ、あとホワイトボードきれいに書きたい。

 

まとめ

少しずつ具体的になってきた week 2! モチベーションは、学習者自身の問題でもあるけれど、クラスの構成次第で、変えられることがたくさんあることを学びました。

そして個人的には、写真の使い方と、指示の出し方がとても参考になりました。

それでは、また来週!

 


 

英語を教えたい人へ!無料で受けられるオンラインのTESOLコース がはじまりましたよー。

サバイディー!ラオスから、こんにちは。

今日は、オンラインで学べる「英語教授法」のコースをご紹介したいと思いますー! 

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オンラインで無料で学べる、Future Learn! 

今回紹介するコースが学べるのは、2013年からはじまったオンライン学習サイト、Future Learn。ロンドンを基盤とした団体が、大学や文化団体などと連携して、無料で数多くのコースを提供しています。

ビジネス、デジタルデザイン、語学、文学、科学などの幅広いジャンルのコースがあり、現在は123ものコースが開講中です。何度か繰り返し開講されているのもありますが、新しいコースも随時増えていて、タイトルや内容を見ているだけでも楽しい。

さて今日ご紹介するのは、 "Exploring the World of English Teaching" というコースです。

 

第1週目の内容は・・・?

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"Exploring the World of English Teaching" は、英語の教授法を Cambridge English Language という団体が、6週に渡って教えてくれるコース。何度も開講されている、人気の講座です。コースにサインアップすると、開講日に合わせて、その週のカリキュラムが送られてきます。

ビデオ教材や課題文章がそれぞれの章にあるので、それを見たり読んで、コメントに反応したり、クイズに答えたりして、コースを進めていきます。

 

1週目は、

  1. Welcome to the course
  2. Why become an English language teacher?
  3. Who do you teach? How do they learn?
  4. Lerning the Lingo!

というシラバスです。

 

さてさて、Welcome to the course というセクションからはじめましょう。まず最初に講師の自己紹介があり、そのあとはコースの受講者がどこから受けているか、Zeemapを使って表します。現在、世界中から 2,482人が受講中!わお!

意外なところでは、ミャンマーサウジアラビアが多かった。

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ラオスは1人・・・。

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お次は、Why become an English language teacher? というセクション。

講師やコメントから、「なぜ英語の先生になりたいのか?」についてのそれぞれの意見が見れるのが面白い。元々「ずっと先生になりたかった!」という人もいれば、「気がついたらなんとなく」「旅がしたかった」「お金を稼ぎたかった」「キャリアチェンジのため」など色々ある。

でも共通してるのは、言語が好き、教えるのが楽しい、他の文化を学ぶのが好き、ということ。

 

そのあとは、Who do you teach? How do they learn? と、生徒にフォーカスを当てていきます。実際に、他の言語の音源を聞いたりしながら、「言葉を学ぶ過程ってどんなもの?」を体感。あとは、モチベーションについての話。

 

最後は、Learning the Lingo! ということで、英語教授の中で使われる用語たちを学びます。 TESOL(Teaching English for Speaker of Other languages)  とTEFL (Teaching English as Foreign Language)の違いや、EAP (English for Academic Purpose)と ESP (English for Specific Purpose) などなど。。。

そうそう何故か、めちゃくちゃ似たような単語いっぱいあるんですよねー!初めてちゃんと整理できましたっ。

 

最後にビデオレビューということで、メイン講師の2人が受講者のコメントなどを見て、感想を言い合っています。来週は、実際のクラスルームテクニックやマネージメントなど、具体的なことを学んでいくそうです。

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英語を教えるのに興味がある人は、是非!

1週間分を一気にやって、全部で1時間半ちょっとかかりました。実はこれまで何度か途中まで受けたのですが、ずっと1週間目で挫折していました orz 今回こそ、最後まで受けるぞーーー!!それにしても、このクオリティで無料はすごいよなぁ・・・時間とやる気さえあれば、なんでも学べる時代ですね。

 

途中で挫折しないように&日本ではあまり知られていないみたいなので、紹介してみました。まだ今回のコースも間に合いますし、今回がだめでもこのコースは定期的に開催していますよー。

「英語を教えてみたい」「でもどこから始めたらいいんだろう」という人は、ぜひぜひ覗いてみてください!

 

www.futurelearn.com

Online TEFL Course - Explore English Language Teaching

 

 

【授業メモ Week1】コース始まりの1週間と、JENESYS高校生見学

 サバイディー(こんにちは)。とうとうとうとう担当する3ヶ月の英語コースがはじまりました・・・!

これが協力隊の活動として最後のコースになります。自分のやったこと、思ったことを残していくためにも、1週間ごとにまとめていこうと思います。

基本的には自分のための記録ですが、やったアクティビティなども書いていくので、どこかで参考になったら幸いです。

(今回のコースについては、こちらの記事に書いています。【協力隊活動】英語コースのレベル分けテストは、中々に大変

今回のモットーは、「健康」「明るく」「意欲」!

https://www.instagram.com/p/BQmt3mBARSO/ 

ちなみに最初の1週間のクラスの目標は、Elementaryクラスは、「生徒同士が互いに知り合えるような交流を」。Pre-intermediateは、「英語コースへのモチベーションを高めて、共有しあう」でした。

 

13日(月)

PM: 開講式 (14:00 - 15:00) 

今回は、初日にはじめて開講式を行いました。前回のコースの出席率が低かったのもあり、今回はセンター全体に使えるようにスタッフとコースにおけるルールを作成をしました。その説明も兼ねて、開講式をやることになりました。なので、Elementary クラスは授業なし。むむむ。

式は代表のあいさつからはじまり、

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続いて、コースのルールの説明を行いました。今回から、

  1. 15分以上(理由なく)遅刻したときは、「欠席」扱いになる
  2. コースを 85%以上出席したら、"Successfully completed the course", 85%以下だったら "Attended the course"というように、出席率によって2種類の修了証が授与される。
  3. 皆勤賞、ベストスコア賞、サポーター賞の3つのAward を用意する。

という3つのことや、その他細かいルールなどを制定しました。さて、どれくらい出席率に対して効果があるかな。ちなみに式には任意参加だったのも、90人ほどの生徒のうち、約35人の出席・・・うむむ。 

 

Eve: Pre-intermediate(19名)

さて夕方のPre-intermediateクラスは、授業開始です。教室に入った時の第一印象は「し、しずか・・・」33人の登録ですが、初日は19人。おーい、あと10人はどこにいった?

まずは、簡単に私の自己紹介をして、そのあと生徒1人1人に自己紹介をしてもらいます。このとき、トランプのカードをひいてもらって、( 5-10の札だけ使う)、ひいた数のセンテンスを言ってもらう、ということをしました。

「自己紹介」というと、名前、仕事場、年齢だけ、とあまり喋らないことがあるので、ちょっとしたゲーム感覚と、「たくさん喋る」ということをしてもらいたくて、トランプを使います。(トイレットペーパーでもできます。事前に知らせずに、取った枚数分だけ話す)

今回は、最年少は16歳の高校生(労働組合職員の親戚)で、他の生徒も20代が多く、かなり平均年齢は若い。

そのあとはコースの説明を行いました。ここまで、ほぼ全て英語での説明で、「どれくらい分かる?」との質問には、なぜか多くの人が「85パーセント」と。

アホなことに、シラバスを持ってくるのを忘れたのと、あまりにクラスの雰囲気が固いので、急遽 "Find someone who…"という会話ゲームを行うことに。

 

 

 

 

 

 このようなラインをノートに書いてもらって、

それに当てはまる人をクラス内を歩いて、お互いに質問しあって見つけ出す、というゲームです。

やっと少しほぐれたところで、授業終了です。

 

 

14日(火)

PM: Elementary (18) 

前日、夕方のクラスの人数が少なかったのもあり、「午後クラスも人少ないかな〜〜」と結構不安な気持ちでクラスに入ると、「アーチャンマーレーオ!(先生来たー!)」と元気に迎えてくれました。

人数も21人中18人で、「ほっ」。午後のクラスは、30代から、1番上で 46歳と、夕方に比べて平均年齢はぐっと上です。

"Happy Valentine's Day!" といきなりバレンタインの話題から、はじまります。

こちらのクラスも、私と生徒さんの自己紹介をトランプを使ってやりました。(少し少なめの数のカードを多めにいれる)同じことをしているのに、昨日の夕方のクラスと全然違う・・・!

このあとは、コースシラバスを配って説明していきます。シラバスに書かれた英語をみんな1つずつ辞書で調べていたのが印象的。

英語での、理解度を尋ねると、「10%」「20%」「30%」などの答えが返ってくる。基本的には、ゆっくりスピードの英語で話して、必要そうなところでは最初に英語で説明して、そのあとラオス語で説明するにしています。

その分もあってか、思ったよりも時間がかかりました。最後に、明日の高校生見学のアクティビティの相談を少しして終了。

 

Eve: Pre-intermediate (24) 

「昨日授業あるのしらなかったー!」と何人か今日から参加で、一気にクラスの雰囲気が変わった2日目。

コース前のインタビューで「スピーキングを伸ばしたい」という声がやはりたくさんあったので、今回のコースでは、1日1回以上全員が話せるようなスピーキングアクティビティを入れようと思っています。

今日は、"Round Robin"というアイスブレーク的なアクティビティからはじめます。クラス全員1人1人が順番に、トピックに関することを30秒話していく、というもの。

途中でも30秒経ったら次の人へどんどん回っていきます。そして次の日とは、前の人が最後に言った単語からはじめなきゃいけません。

時間が決まっているので失敗を気にしすぎず話せるし、ゲーム感覚で、全員が参加できて、最後に拍手も起こるので、好きなアクティビティです。

今回のトピックは、「バレンタイン」。終わったあとに、「30秒って短い?」と聞くと、「Yes」の解答の方が多かったかな。少しずつ時間も伸ばしながら、定期的にやっていきたい。

そのあとは、シラバスを配布して、コースの補足説明。

そのあとは、"Why are you studying English?"という英会話教材を用いて、単語と会話の練習を行いました。

教材は、DMM英会話の教材を利用しました。無料で教材がダウンロード出来るのでDMM、ほんっと便利なんです。

"practice"という単語が、なかなかに発音難しいのですよね。"plastice"になっっちゃう〜と笑いながら、練習。そのあと、ペアになって会話の練習をして終了です。

 

15日(水)

PM: Elementary (19) 

この日は、授業実質2日目にして、ゲストがきました!JENESYSという国際交流プログラムを通して、鳥取県から22人の高校生がラオスにやってきて、Elementary のクラスに参加しました。

いつもの教室には入りきらないので、4階の会議室を使用しての授業です。JICAを通して、活動先に連絡がはいったのもあり、(いつもはいない)所長もあいさつにくるなど、何だか大事に?

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 今回はあまり前情報がなく、どんな高校生たちが来るのか、2日目で生徒さんはどんな反応をするのか分からず、「な、なにしよう・・・」と結構不安でした。

最初に高校生たちに少し質問してから、ラオス人生徒と日本人高校生の混合グループになってもらい、日本とラオスに関する○× ゲームをしました。

鳥取県ビエンチャンの人口はどちらが多いでしょう?

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そのあとは休憩をはさみ、"How do you say ____ in Lao / Japanese?"という表現を使い、Language exchangeのアクティビティをしました。

色紙を用意して書いてもらおうとしたのですが、ちょっと説明が分かりづらくて混乱させてしまったなー。

でも、最初はお互いにシャイだった高校生も生徒さんたちも、どのテーブルでも楽しそうにお互いの言葉を教え合ってる姿が見られました。

"How do you say 'I love you' in Lao?" "コイハックジャオ!"

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そして最後は、ラオスの歌「チャンパー・ムアンラーオ」を皆で歌って、各テーブルの高校生から感想をもらいました。

プログラムの2日目で、高校生たちにとっては、はじめてちゃんと関わるラオス人が、生徒さんたちだったみたいです。最後は、みんなでセルフィーを撮っていて、「あ、日本の高校生もセルフィーとるんだ!ラオス人とおんなじ撮り方だ!」と何かカルチャーショックでした。笑

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授業のあとは、高校生から「どうやって英語勉強したんですか?」「どうしてラオスに来ようと思ったんですか?」「ラオスで働いていて、大変なことってなんですか?」等と活動に関する質問を受けました。

 「将来の夢ってなんですか?」と、いつぶりか分からない質問にドキドキし、「一歩進むための勇気を出すためのアドバイスはありますか?」という質問では、協力隊のOVのえっちゃんとの雑談を思い出しました。

高校生の目から、見えるラオスはどんなものなんだろう。

 

Eve: Pre-intermediate (27) 

午後の授業の余韻が残ったまま、夕方の授業へ。この日はさらに人数が増えて、27人に!最初に、午後にやった内容を少し紹介したあと、Lie ditector (2 Truths /1Lie) というスピーキングアクティビティに。

まず紙に、自分について3つの文章を書いてもらいます。その際に、2つの文章には、本当のことを書くのですが、1つの文章には嘘の内容を書いてもらいます。

そのあと、1人皆の前に出て来てもらって、3つの文章をホワイトボードに書いてもらって、他の生徒がそれについて質問し、どれが嘘かを当てる、というゲームです。

みんな嘘をつくの上手で、どれが嘘だか分からなくて盛り上がります。そして、質問を通して、その人の意外な一面も知れるので、よくクラスで使う定番のゲームです。

今回は、4人に前に出て来てもらい、また来週別の人にもやってもらおうと思っています。

そのあとは昨日の会話の復習を少しして、ゴールシートづくりをしました。

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マスターマップ勉強法 という英語の目標をたてる本を参考にさせてもらって、「英語ができるようになったら、どんなことがしたいのか?」ということを、考えてもらいました。

生徒さんのモチベーションを上げてもらうのと、皆がどんな目標をもっているのかを知りたくて、今回コースの最初にやってもらうことに。

やるまでは、「こういうゴールとか、みんな立てたりしないかなぁ・・・」なんて思ってたのですが、出てくる出てくる!

やっぱり多い「奨学金を得て、海外で勉強したい」というゴールから、

「カナダにいる家族に会いにいきたい」「海外で行われるワークショップに参加したい」「副業として英語を教えられるようになりたい」「自信を持って英語を話せるようになりたい」「通訳になりたい」「仕事相手のインド人と対等に話せるようになる」「外国人に話しかけられるようになりたい」、最年少の子は「NASAなど宇宙関係の仕事につきたい」などなど。

おーーーすごい!皆違う!!!!!!そしてワクワクする!

ラオスにいて、いままで意見を聞いたとき、似たようなものばかりが出てくることが多いなぁなんて感じていたのですが、今回は本当に皆1人1人ちがう。なんだかそれが、まずものすごく嬉しくて。

そしてその書いたゴールを嬉しそうにだったり、恥ずかしそうに見せてくれて、あーーなんだかまた嬉しい。よっしゃー、英語でそれを叶えよう。

授業の前に、事務所で一緒に勉強しているスタッフともゴールシートつくりました!

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16日(木)

PM: Elementary (20) 

昨日の高校生との交流のあと、すっかり「こんにちは」「ありがとう」「あいしてる」と日本語を覚えた様子の生徒さんたち。

折角なので、"Magic questions in classroom"ということで、"How do you say ______ in English?" "What does _____ mean?" "Could you say it again?"の3つの質問の練習。

そのあと、夕方のクラスでもやった "Find someone who..."を 少し簡単な質問 verにしてやります。

実際にやってみたあと、それぞれ どうやって質問したらいいのか?ということを全体で確認して、改めて練習。

休憩をはさんだあと、クラス代表を決めました。ラオスでは、大人でもこのようなコースを受講する時は、クラスの代表を決めて、その代表が色々と取りまとめてしてくれるようになっています。推薦で選ばれた4人が、クラス代表になり、クラスの facebookグループを作成しています。

そのあとは、レベル分けテストを返却。Writingの項目のよくあった間違いを伝えながら、 writing simple rule ということで、大文字小文字の違い、ピリオド・カンマの使い方などを少し説明して、練習問題をやりました。

午後のクラスは、ほぼパーフェクトな出席&欠席1人もきちんと連絡をくれました。すばらしい!

 

Eve: Pre-intermediate (22) 

夕方もクラス代表を決めからスタート。推薦された人たちの中から、投票して決めるました。みんな1週間の中で、「この人がよさそう」みたいなの、見てるんだよなぁ。

そして、そのあとはゴールシートの続きです。シートの項目に合わせて、

  • 自分のゴールの確認/いつまでに叶えたいのか
  • そのゴールを叶えられたら (Rosy path)どうなるか。もし叶えられなかったら、どうなるか (Thorny path) 
  • 今の自分のスキルはどれくらい?ゴールにたどり着くためには、どんなスキルが必要?
  • 英語学習に活かせる、自分の強み (Weapons / strength) は何か
  • 3ヶ月におけるゴールは?どんなことが出来るようになりたい?

 

というように、順番に話し合ったり考えてもらって、シートに記入していきました。

各項目を説明して、次にやることを指示をするのが中々難しかったですが、単語の意味を確認したり、個別にまわって説明したりで、皆それぞれの項目に取り組んでいました。

今週中に終わらなかったので、月曜日には最後の項目「そのためにやること」を考えて、写真を使ってビジュアル化、お互いに発表する場を設ける予定です。うーん、楽しみ!

 

よい先生って?

がーっと書いてきましたが、長い長い。今回のコースは、活動先に対してもそうだし、自分自身のためにもきちんと記録していこうと思います。

しっかし、教えるのって楽しい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!と改めて思わせてもらった1週間でした。もう12分の1が終わってしまったよ。

3ヶ月。終わったあとに、なにかしらの「変化」を感じてもらえるようなコースにしたい。

以前読んだ「英語講師になる本」という本に、「よい先生とは?」という項目があって、「健康であること」「明るくあること」「意欲をもちつづけること」とあって、今回それを、合い言葉のようにしています。

シンプルだけど、意外とこの3つ続けることって難しい。でも教えるにあたって、あり方として大事な3つのこと。

「健康」「明るく」「意欲」、保っていきたい。

 

 おまけ

ラオスの バレンタインデーの風景。

道沿いに、ぶわーっと花束がたくさん売られている。ラオスのバラの花束はなぜかお手頃価格。

https://www.instagram.com/p/BQfnRqigoNh/

 

このチョコ花束、たくさん売られてた!ちなみに英語で「花よりだんご」は "Pudding before praise. (褒め言葉よりもプディングを)" 笑。 

 

 

https://www.instagram.com/p/BQfnDBNgNJD/

 

 

 バレンタインデーということで、生徒さんからバラを一輪ずつもらいました。

https://www.instagram.com/p/BQmu9fxA7yl/