1週間という短い滞在(内ストックホルムは1日)だったので、間違いや勘違いもあるかもしれませんが、
スウェーデンでおもしろいなぁと思ったことを。
気候
スウェーデンと聞くと、とても寒いイメージがありましたが、意外と寒い思いをしなかった。日本でいる時の方が寒さを感じるくらい。室内は、ゴミを燃やした熱を使った温水管?を使っているそうで、常に暖かかった。外へ出るときも、日本でしている格好をしていれば充分でした。持っていったホッカイロも使わず。私たちが行く2週間くらいはかなり寒く雪も積もっていたとのことなので、ラッキーなタイミングだったみたい。ストックホルムで、歩くときはさすがに足下や体の中からじわじわと冷えて寒かった。
着いて1〜2日は青空が見れましたが、その後は北欧の冬らしい曇り空でした。
物価/お金
物価はやっぱり高かった気がします。覚えているのだと、1クローネ=16円で、交通機関チケット36クローネとか普通のコーヒー28クローネ、キャラメルラテショート40クローネ。ビールやワインはグラスで60~95クローネ。チョコレート一袋25クローネ、食事1プレート150クローネ。美術館は100~150クローネなどなど。レシート取っておけばよかったー。
税金が25%なのは大きい。(食料品は11%だったかな?)200クローネ以上の買い物だと、あとで空港でいくらか戻ってきました。
あとお金に対して、”柔軟な”気がしました。研修先近くのピザ屋さんでピザ一枚とワインを友達と飲んだのですが、クルド人の店主と話していたら時間がすぎて、帰ろうとして値段を聞いたら「また来たときに」とただにしてもらったり、ミュージアムで閉館30分前に行ったら受付の人が半額にしてくれたり、デパートのトイレが有料で細かいお金がなかったら、払わずに入らせてくれたり。たまたまそういう出来事が続いたのかな?
食べ物
ほとんどレストランでは食べず(2回だけ)、あとは研修先で朝・昼・夕はバイキング形式だったのですが、食べるものほとんど皆美味しかった。海外へ行くと、「なんだこれは!?」と思うものがあるけど、ヨーグルトみたいだけどヨーグルトじゃないすっぱいものぐらい。朝食では、何種類かのグラノーラが出て、自分で組み合わせてヨーグルトをかけて食べるのが美味しかったなぁ。パン・チーズの種類豊富。
あと、ムーミンに出てきそうなクレープにジャムとクリーム。あとコーヒーをよく飲む。
フォークとナイフで食べるのがマナーだそうで、1週間必死になって食べてたけど、難しかった。。。
道聞いたら一緒に駅まで歩いてくれた人に、 「スウェーデンでおすすめの料理って?」と聞いたら、ニシン・サーモン・スウェーデンピザ(分厚くて美味しいらしい)と。
臭いので有名な発酵ニシンは食べれなかったけど(買えばよかった!)、酢漬けニシンは食べました。
プレーンな?甘酢漬けとカレー味・マスタード味三種のプレート。
最初は普通においしく食べてましたが、半分くらいで気持ち悪くなった・・・
言語
研修中は、見学先の人たちはスウェーデン語で話して、先生が通訳してくれていました。ずっとスウェーデン語を聞く機会があったので、何か法則性みたいなの分かるかなぁと思ったけど、分からなかったなぁ。音としては聞き取り易い。英語と似ている単語は結構出てきた。あとは、挨拶の「ヘイヘイ」が楽しくて使いたくなるのと、「タックタック」「タックスミーケ」(ありがとう)もよく聞く&使う。研修の途中で、何回か「デンパショウネン」って聞こえて、笑いそうになった。意味を誰かに聞こうと思ってたのに、聞けずじまい。むむ。
英語は、聞いてはいたけど、本当に皆しゃべれる。唯一、ジャパンナイトというイベントを研修先でやったときに、1人話せない人がいたくらいで、それ以外は1週間を通して英語が通じなかったことはなかったと思う。老若男女。恐るべし、スウェーデン。
人
スウェーデンの人、すごく好き!どこに旅しても、人のやさしさは感じるんだけど、スウェーデンはすごくすごく心地よかった。なんでだろう。目が合ったときの、ニコッの抜群の安心感。
普段、人見知りでお店とかでもすごく緊張するのですが、今回お店の人ともよく話したなぁ。グロッグ屋さん(?)のおじちゃんや、陶器屋のお兄ちゃん、レストランのお姉さんと隣に座ってた4人組。
あと道を聞くと 一緒に歩いてくれる人が多い。人との出会いがものすごくたのしかったなぁ。
Googleでスウェーデンと検索すると、イケメンが一番に出てくるのですが(笑)確かにみんな格好良かった!あと体が大きい!背の高い人多かった気がする。
ストックホルムには、いろんなルーツの人がいた。
街
ストックホルムの街並み、きれいだった。市全体が古い建物を歴史を景観を大事にしているのがよ~く分かった。歩いて回りやすく、公共交通手段もわかりやすく、観光しやすい。
ホームレスの人が結構いて、驚いた。先生曰く、ルーマニア難民の人たちで、住む場所を提供したり、政府間での話合いなど見捨てているわけではなく、国として努力しているところだと。
体感的な治安はとてもよかったと思う。お店は早めに閉まるところが多く、21時すぎにはかなり静か。朝も土曜日だったのもあるかもだけど、9時ころになる前までは、ほとんど人がいなくて静かでした。夏だとまた違うのかな?