2月のみかづき。

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2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

【青年海外協力隊】やーっと書いた、第一号報告書を公開します。

 サバイディー!(こんにちは)mikakoです。

 ついにラオスの一年で一番暑い月、4月がやってきました・・・!毎日だらっだらと、汗を大量にかいています。(やせないかなー)

そしてつい先日、6ケ月やってきた英語のコースが終了しました。まだ色々とまとめなきゃいけないものはあるのですが、ひとまず終わったぞーーーー!ひゅぅう。

ピーマイ(ラオス正月)のお祝いの時の一枚。お母さんの気持ちが伝わってくるようで、すき。

https://www.instagram.com/p/BD548_cNHUx/

さて、今回は青年海外協力隊として書いた「第一号報告書」を公開したいと思います。

協力隊員には、2年間の活動中に5回報告書を提出する義務があります。

その目的は、

1.ボランティア自身が自己の活動の管理及び評価を行う

2.事業関係者が情報を共有する

3.情報を広く国民へ開示する

という3点。

この報告書は、ネットを通して隊員同士が自由に閲覧出来ます(今はシステムが壊れていて見れないけど)。隊員じゃなくても、広尾のJICA事務所に行けば、国民誰でも閲覧出来るようになっています。

今回報告書を書くときに、ネットで検索したら多くの協力隊がこの報告書をブログ等で公開していました(同期の27年度1次隊率高し)。それらを見させてもらって参考にさせてもらったので、私のもつたないけど公開します。

(ブログと関連する部分もいくつかあったので、ブログ記事のリンクも貼ってあります。ちなみに本当の報告書には写真はありません・・・)

ちなみにこの第一号は、配属後3ケ月後に提出するもので、「赴任後の3ケ月、2年間の活動の基盤づくりを行う準備期間であり、第一号報告書では配属先の現状把握と先方と一体となって検討した活動の報告性を明確にする」ものです。

それでは長いですが、どうぞ! 

 

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◆報告書要約(800字)

私の要請は、ラオスの首都ヴィエンチャンの中心にある、ラオス労働連合組合(政府直轄組織)が保有する能力開発センターという、組合員のスキルアップのための訓練センターで、英語の授業を担当することである。

ソーシャルワーカーの職種としての派遣ではあるが、活動内容は完全に「英語講師」である。話し合いを通して、配属先から求められているのは、ほぼ要請通り①毎週、直接受講者(初級・中級)へ英語レッスンを実施する、②配属先の他部署のスタッフとも積極的に英語で会話をすることで、スタッフの能力開発を図り協力するであることが分かった。この2つを主な活動とし、10月からの開講を目指し、教材やクラス分けテストなどの準備を行っている。 

この報告書では、配属先・活動先の詳細、計画している授業(スケジュール・対象者など)、英語の授業を見学させてもらった施設、3ケ月過ごして感じるラオスの印象等について記載している。

 

◆項目1.[任地及び配属先の概要]

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ヴィエンチャンの第一印象は、「随分と穏やかで、こじんまりとした首都だなぁ」だった。ラオスの人たちは、基本的にのんびりと、でもたくましく生活している。そして見るとこっちまで嬉しくなる笑顔を持っている。人と人のつながりの強さは、3ケ月いる中でもよく感じる。

ヴィエンチャンはずっと昔から続いていると思われる風景も残しつつ、街の至る所で行われている建設や若い世代の考え方や服装などから、どんどん変化していく様子も感じられる。 

モノクロ写真で見るヴィエンチャンの今

 

配属先は、ラオス労働組合連盟(英語名:Lao Federation of Trade Unions)である。1965年に労働者の権利保護と能力向上を目的として結成され、現在組合員数は21万人。各郡に支部があり、ヴィエンチャン市内には本部と学校、能力開発センターの3つの施設がある。”労働組合”ではあるが政府直下の組織であり、党の影響を強く受けている。また職員は皆公務員である。  

労働組合は、オーストラリアを初めてとする各国から支援を受けている。ボランティアは今まで、能力開発センターにベトナム語、英語講師(ドイツ)を受け入れている。JICAボランティアは、26年度3次隊として、昨年1月よりPC隊員が配属され、同じ活動場所でITに関する授業を受け持っている。

 

◆項目2.[ボランティアが所属する部局の概要]

ラオス連合同盟能力開発センターについて

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2009年に開設。英語名は Lao Trade Union Development Institute。組合員の能力向上のための各種講座の展開、会議の開催、宿泊場所の提供が主な事業である。建物内は、1階が事務所とレストラン、2階は宿泊施設、3階は教室と他団体の事務所、4階は教室と会議室になっている。 

センターは、ヴィエンチャン市内の銀行や企業、官公庁が立ち並ぶ大通りから一歩入ったところにある。国のシンボルでもあるタートルアンの近くでもあり、お昼時は近くに勤める職員と観光客で人気も多い。しかし1歩小道を入ると、古い家々とのんびりとしたラオス人の生活がある。

【協力隊活動】活動先と活動について その1活動先の Laos Trade Union

 

配属先の状況について

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職員は、現在5名。施設長、事務長、事務員4名(女性3人・男性1人)である。講座を担当する女性(20代後半)がカウンターパートであり、コースの打ち合わせや調整、各種書類作成を行ってくれている。

要請書にあった「同僚の英語教師」は、職場にはおらず、郊外にある学校で英語を教えている男性のことだと思われる。不定期ではあるが、顔を合わせた際にお互いの状況など報告しあっている。

現在講座は、ベトナム語とITの授業が開催されている。どちらも組合員ではなく、他国からのボランティアによって行われている。

  

◆項目3.[配属先のニーズ]

ほぼ要請書にあった通りの活動を期待されている。組合に所属する希望者に対して、6か月の英語コース(初級・中級)を行うことが一番の活動となる。 

生徒の多くは、官公庁等に勤める公務員である。受講希望者を募ったところ、100名を超す応募があった。残念ながら全ての人を受け入れることは出来なかったが、朝と昼の2クラスを担当し、夕方はラオス人講師(元々受講を希望していたが、講師経験がありセンターから依頼)にメインとなってもらい、3クラス開講する予定。

【ラオスで英語】ラオスの人、やっぱり英語を勉強したいんだ!

月から木の週4日、1クラスは2時間。朝は初級クラス(9時~11時)、昼は中級クラス(14時~16時)、夕方は初級(16時半~18時半)で、生徒数は1クラス35人。生徒は、所属先から許可をもらい、6か月その時間帯は仕事を休み、授業に参加する。

英語を公用語とするASEANへの加入もあり、他国との仕事の機会が増え、英語学習の需要も高まっている。特に学生の時に、英語の教育を十分に受けられなかった人達が、「仕事のために改めて勉強したい」という気持ちを持って受講を希望している。

また職場からも2人生徒として受講予定である。「普段から英語とラオス語を教えあう時間を作ろう」と話している。

【協力隊活動】私の活動と活動先について その2 ラオスで英語を教えます。)

 

◆項目4.([活動計画の準備状況]

10月の開講に向け、コースの準備をしている。

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教材は配属先からの希望もあり、オーストラリアとラオス教育省が協力して作成した “English for Lao Government Official” という教科書をメインテキストとして使用していく予定。 

また「ラオスの教育現場を見てみたい」と所属先に話すと、外務省内にあるInstitute of Foreign Affairs (IFA)という施設で1週間の見学を調整してくれた。IFAでは、同じく公務員に対して6ケ月の英語コース(週5・1日5コマ)を提供している。アメリカ/ブルネイとカナダの支援団体から定期的にボランティア講師を受け入れており、以前は日本からの支援もあったとのこと。

【ラオスで英語】ラオスの英語の授業見学の感想@IFA 

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カナダ人講師の計らいで、1度授業(ラオスの歌を使ったアクティビティ)も行わせてもらった。見学が終わったあとも、何度かイベントや授業に参加させてもらっている。今後も生徒・講師と交流・情報共有を続けていきたい。

【ラオスで英語】ラオスの歌を使った英語レッスンの1人反省会。

 そして、9月中旬にクラス分けテスト(筆記試験と個別スピーキング)を3日間にわたり実施。今までの英語学習の経験や身につけたいスキルなどに関するアンケートも同時に行った。

 【ラオスで英語】クラス分けテストを終えて。 

 

◆項目5.[受入国の印象]

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【人と人とのつながり】

ラオスの人は、人と一緒に何かをするということを大切にしている。例えばご飯を食べる時も、近くにいる人を誘い合わせて食べ、何か買ってくると皆で分けて食べる。一度「なんで?」と聞くと、「みんなで食べると美味しいから」と。集まってただ座って、ビールを飲みながら談笑している姿もよく見る。

 (【ラオスの日常】誰かといっしょに食べるっておいしい

 

ラオス人と英語について】

上記のIFAのクラスでは、堂々と英語で話す姿、恥ずかしがりながらも英語で伝えようとする姿が見られた。楽しむことが上手で、ゲーム1つでも笑いが絶えない。英語のレベルは、人によってかなりの差が見られた。上級クラスは、平均年齢が若く首都出身の人が多いのに対し、中級クラスの平均年齢は高く、地方出身の人が多いと聞いた。クラスの外でも、その人の教育のバックグラウンドによってレベルは様々であるが、首都であり英語と関わりのある立場にいるせいか、英語で意思疎通が出来る人に会うことが予想以上に多い。

 

【学習に対する姿勢】

私が聞いていたより、(「ラオスの人は、のんびりであんまり勉強しないよ!」)ずっと熱心に勉強をする印象を受けている。将来的に海外の大学で勉強をしたい、という声もよく聞く。大人でも、テスト中にカンニングが当たり前のように行われるのには驚いた。

以上。

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おまけ【書いたあとの感想】

はーーーー。普段いかにちゃんとした日本語を書いていないか、思い知らされる報告書でした。。(ああ、文章力をつけたい。どこかに売っていないかな)第三者に言葉で過不足なく、求められている形で(各項目500字の制限がある)、自分の状況や経験を伝えるって難しい。

でもやっぱりこうやって言葉にして、あとから色んな人が見れる形で残すのはとても大事だとも改めて思いました。

そしてブログやノートに思っていたことやその時の状況を、書いていて本当によかった、とも。そのときの事、特に自分が感じたことって時間が経つと忘れる。どんな形でもいいから残しておくべきだなぁ。当時の自分よ、ありがとう。

 そして締め切りは守ろう・・・。

 

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