2月のみかづき。

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2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

【青年海外協力隊】第3号報告書、でございます。

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報告書要約

活動の半分の1年が過ぎ、振り返ってみると日々の授業で一杯一杯になっていた前半であった。予定では後任が来ないことや、今のコースの状況などを鑑みて、授業だけではなく、他に出来ることを探しつつ、この先につながることを意識した後半にしていきたいと考える。 

第3号報告書では、

  1. 活動の進歩状況
  2. 着任後1年時点の活動結果と課題及び課題に対する解決策
  3. 現地支援制度活用計画
  4. 社会的格差に関する所見
  5. その他

について述べている。

 

1. 活動の進歩状況

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 活動開始から約1年が経つ。活動のメインでもある英語のコースは、第2回目が6月に始まり中盤にさしかかっている。今回は、中級コースを午後(14:00-16:00)、初級コースを夕方(16:30-18:30)の2クラスを担当している。クラスは毎週月曜日から木曜日までの週4日。
8月後半には、中間テストとしてスピーキング、ライティング、プレゼンテーションの3つのテストを行う予定。

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最初の応募人数は前回同様多かったが、レベル分けテスト後「午後は仕事でいけない」「夕方は子どもの迎えがあるからムリ」などの声があり、現在登録は中級クラスが18名、初級クラスが20名となっているが、平均出席人数は約10名から15名と前回に比べてかなり低くなっている。

今回は、教科書を2種類を使用。1つは前回と同様の「English for Lao GovernmentOfficial」と新しく「Insideout」の2冊。
それに加えてカウンターパートに協力してもらい作成した、"BasicGrammar"という音読教材を利用。また生徒に自主的に単語を調べてきてもらい授業内で発表し、それを単語帳としてまとめることを進めている。

 

 

2. 着任後1年時点の活動結果と課題及び課題に対する解決策

 英語コースに関しては、仕事の関係や家の仕事で忙しいなどの理由で欠席をする生徒も多く、中々教書が進まない状況にある。

めっちゃ出席人数が少なかったとき。教室の半分も使ってない(泣笑)

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1度活動先である本部が生徒を集め話し合いをしたことで、欠席の連絡をしっかりととること、クラス内で助けあうことなどが話し合われた。現在どのように変化するか様子を見ながら、労働組合における英語コースがどのように行われるのがよいのか、模索している。またボランティアが帰国後に、コースを継続していくのかどうするのかも話し合いを進めていく。

ほんわかアットホームな夕方クラス。

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組合内に英語を教えられるポテンシャルのある人が5名いる(同じ職場ではなく、本部・郊外の学校にて勤務。)
現在彼らとコンタクトをとりながら、すこしずつクラスに入ってもらっている。コースを教えることに関する考えを聞きながら、教えるアイディアを共有する機会をコース間に設けたいと考えている。

 

また「コースに参加出来ないが英語を勉強したい」という声が多く聞こえる中、English Lunchなどのコース外でのイベントを開催した。お金をかけずに、英語を継続して勉強できる場所を作っていきたい。そのためにどのような形でやるのが一番よいのか。8月から9月にかけて1度労働組合職員、官公庁職員を主に対象としたアンケートを実施する準備をしている。

第1回 English Lunchの様子。 

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3. 現地支援制度活用計画

 特に現在利用の予定はない。ただ現在重要単語集とアクティビティのアイディア集を作っているので、それを使う段階でもしかしたら申請するかもしれない。また活動先には教材がないため、今後のコースのありかた次第では、支援制度を利用する可能性はある。

 

4. 社会的格差に関する所見

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 子育てをしながらも公務員として働き、また時間を縫って学びにくる女性生徒たちを見ていると本当にすごいと思う。労働組合連盟の新しいトップも女性になり、官公庁での高い地位に女性がつくことも珍しくないと聞く。ただよく聞くと、全体の割合を見ると高い地位を占める割合は男性の方が高く、会議の準備や飲み会の片付けなどの細々とした仕事はやはり男性よりも女性が担うことが多いのだとも聞いた。

 またビエンチャン市内で、教育格差がこれからどんどん広がっていくのではと考える。幼稚園からカレッジまでたくさんの私立の学校がある。活動先や生徒の話を聞くに、「公立の先生はよい教育をうけていない」「公立の先生は給料分しか働かず、生徒の達成度には興味がない」など公立の学校への信頼度が低い。「英語に重点を置いているカリキュラムだから」「経験のある先生が教えているから」等の理由で、お金さえあれば子供は私立の学校へ行かせたいという人が大半を占め、会社や官公庁も私立の学校を卒業した人の方を好むと聞いた。学費は私立の方が何倍もするので、家庭の状況によって受ける教育が変わってきてしまうのではないかと思う。


5. その他特記事項

ラオス正月(ピーマイラオ)

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 4月中旬には、ラオスで1番のお祭りであるラオス正月が行われた。職場での大掛かりなパーティーや、生徒たちとのパーティー。そして、同期間のサイニャブリー・ルアンパバーンへの旅行と、色々な場所でラオス正月を楽しませてもらった。

旧都であるルアンパバーンでは、昔から続く様々な行事を織り交ぜながら、1週間かけてじっくりと、祝われていて感銘をうけた。小さい街の中に、古く伝わる大切なものが、たくさん詰まっている。それを1年に1度皆で確かめあうような1週間だった。

 

熊本チャリティーウォーキング

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6月18日に開催された熊本震災チャリティーウォーキングについて、主催者にインタビューを行い、開発メディア ganasにて記事を書かせていただいた。


COPEセンター

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コースの一環として、生徒と市内にある COPEビジターセンターを訪れるようにしている。ラオス国内における不発弾の状況を展示しているこのセンターは、観光客にはよく知られているが、ラオス人で行ったことのある人は少ない。訪れた際には、スタッフに英語での案内をお願いし、準備したワークシートを用いたアクティビティを行っている。同時に、ラオスにおける不発弾の状況を改めて知るきっかけとなればと思っている。今後も継続していきたい。

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過去の報告書