サワッディーカァ!(こんにちは)
先週バンコクに行って来たときに、「へー!」「おもしろいなぁ」と思ったことを、自分用のメモがてら、つらつらーっと書いてみます。あくまで私の感想やら聞いたことなので、その辺はあしからず!
”バンコク”は、タイ語では「クルンテープ(天使の都)」と言うそう。
バンコクは都会だ。
ラオスの首都ビエンチャンで1年過ごしたあとに来たバンコク。いやー聞いてはいたけれども、やっぱり都会でした。
覚悟はしていたけれども、軽く浦島太郎状態。高いビルに囲まれ、いたるところに広告・広告・広告。そして人・人・人。
特に観光地の周りはすんごい。
各駅には、ショッピングセンターがあって、欧米系のチェーン店はもとより、日本の会社もたくさん入ってる。デパ地下もすんごくおしゃれ。バンコクで手に入らないものはほとんどないんじゃないかなぁ。
交通事情
ひさしぶりに電車にのりました。地下鉄とBTSというモノレールがあって、市内は移動が楽々。電車の中は都内ほどじゃないけど混んでいて、スマホをみーんないじってる。
そして車が多い多い。
特に朝・夕の通勤時はすごい渋滞で、すこーしの距離を行くのにも全然動かない。滞在中もかなり悩ましかった。途中あきらめて、結局ホテルまで歩いたりもしました。これ毎日だったら本当に大変。ビエンチャンの渋滞がかわいく思えます。
たぶん渋滞の看板。真っ赤っかです。
渋滞はもうどうしようもないらしく、バンコク市内ではたらく人は早めに出勤したり、帰りもジムやレストランで時間をつぶして、時間をずらして帰宅する人もおおいとか。
あとは、バイクタクシーもよく見ました。
これは需要あるよな〜〜〜
にぎやかな道をあるけば。
私が泊まったところは、Silomというオフィス街だったのですが、朝は早くから人がたくさん行き来していて、活気がありました。
朝7時でこの人の多さ!
7時くらいからお店も開いていて、朝から買い物する人もよく見かけました。そして心なしか女性が多い。
朝・昼ご飯用にか、屋台もたーくさん。お惣菜やお弁当、お茶やコーヒー。サラダマップやなま絞りジュースなど、ヘルシー系のお店がたくさんあったのが印象的。
毎朝オーガニックマーケットもやってました。
夜は夜で、また賑やか。夜おそくまでデパートも開いているし、また朝とは違った屋台が出ている。
ちょっとびっくりしたのは、ふっつーにAVを道ばたで売ってること。ラオスでは見たことない・・・あとは占いやってるところもあったなぁ。時間あったらちょっとやってみたかったかも。
本屋さんにもタロットコーナーがあった。流行ってるのかしらん。
タイは日本が大好き!?
デパートの中のお店、日本食レストランばっかり!
今回かなり驚いたのは、「日本のもの」をバンコクの至るところで見かけたこと。
ラオスにいても、タイ製品が入ってくるので、商品名にやたら日本語が使われてるなぁとか、MVでも日本が出ていたりしていて、「日本人気なのかなぁ」なんて思っていました。
実際にバンコクに来たら、思っていた以上に「日本のもの」だらけ!
主要なデパートのレストラン街では、タイ料理よりも日本食レストランの方が多いくらいだし、スーパーでは日本のお菓子ばっかり。さらに北海道フェアまでやっているという。本屋さんでは、日本の観光ブックや漫画が目立つところにおいてあるし。
有名どころのレストラン(すき屋・大戸屋・ペッパーランチ・ココ壱・世界の山ちゃん・矢場とんなんかも。)コンビニといえばセブンイレブンだらけで、Family martもローソンもある。ひぇー。
あと名前忘れちゃったけど、「ここは歌舞伎町か!」みたいな日本のスナックだらけの通りもありましたねぇ。
最近できた掲示物は中国語が多かったけど、昔からあるような看板なんかは日本語の記載が多かったですね。日本留学の広告も何度か見かけたし。
タイでの日本の影響ってかなり大きいんだなぁと。
タイにおける王室と仏教
病院の一室に飾られていたカレンダー。すてきな笑顔!
タイに来たことがある人なら、きっと王様と王妃の写真が町中に飾られているのを目にしたことがあるはず。
大きい会社や道路には、写真を飾らなきゃいけないという決まりが確かあるとかで、至ところで王様と王妃の写真を見かけます。しかも皆立派な額縁入り。
ガイドさんとかが、今王様がどこにいるのか知っているというのも不思議。これは感覚でしかないのですが、日本の皇室よりももっと身近で皆の興味関心が集まっている印象です。
王室についてのことは、直接タイの人にあまり聞く機会はなかったのですが、通訳の人にエメラルド寺院(王様のための金ぴかお寺)を見て、
「これだけ王様に力やお金があると、王室に対して反発する人って出てこないの?」と聞くと、
「王室のスキャンダルとかは絶対秘密にされるのに、政治に少し関与していることに対して、よく思っていない人、特に若者はいるよ」と。ふむ。もうちょっと知りたい。
デパートやお店には、祠(?)が置いてあって、通勤している人も、さりげなく手をあわせて通り過ぎていっていた。
また仏教については別の記事に書きますが、ラオスと1番違うかなぁと思うのは、お坊さん優遇文化。
ラオスではそこまで感じないのですが、タイではお坊さんがかなり大事にされているなぁと思うのです。お寺に、時々そのお寺の歴代のお坊さんの蝋人形が飾ってあったり、その人の業績が書かれたコーナーがあったり。(ラオスで見たことない)
空港には、VIPルームの横に、豪華なお坊さん専用待ち合い室があるし、電車の優先席もお坊さんが書かれてる。
そしてお寺でかいよー 金ピカだよー 喜捨はお金!しかも大金!? タイの人はお金あるんだなぁ、なんて思ってしまう。
くらし
タイの人のくらしを、しっかりと見る機会はなかったのですが、聞いた話などから知ったことをいくつか。
まず月収は公務員で、2万〜3万バーツ(6万〜8万円)くらいとのこと。そこまで高くないけれど、やはり年金とか税金のシステムなどで安定した公務員になりたい人は多い。あと大学と大学院卒で、結構お給料もちがう。大学はタイ国内でもよい大学があるけれど、大学院はやはり海外に行く人がまだ多い。
物価はそこまで安い!って感じではなかったかなぁ。屋台でご飯食べれば、一食40バーツ(120円くらい)で食べれるから安いけれど、ちょっとレストランで皆で飲み食いしたら1人500バーツ(1500円)以上いっちゃう。(ビールが高い!)
デパートで売ってる贅沢品なんかは、あんまり日本と変わらないんじゃないかなぁ。
言葉
タイ語とラオス語は、かなり似ている言語です。以前チェンマイに行った時も実験したのですが、なんとか意思疎通はできる!(2つの言語のちがいは改めて書きたい)
そして9年前にタイにはじめてきたときは、「英語、ぜんぜん通じない・・・」という印象がすごく強かったんです。”How are you?" って言っても、首かしげられる・・・。
でも今回は、電車でタイ語で道をきいたりしても、英語で説明してくれたり、見学にいった病院でも職員さんの多くが英語で説明してくれたり。お店の人も英語で話しかけて来たり。通訳さんも英語できたし。
みんな流暢!ってわけではないけれど、コミュニケーションは取れる!今回は出会った人がちがったからかもしれないし(教育を受けた人・若年層)、9年っていう時間が経ったからかもしれないけれど、英語、割と通じるなぁと印象が変わりました。
滞在中は、毎日夕方にスコールが降りました。
ラオスとタイ
お隣同士のラオスとタイは、仏教や食事、言葉などの文化が、共通している部分もたくさんあります。歴史的にもくっついたり、戦ったりしてるし。今でも人の行き来も多いし、ラオスではタイの歌やドラマなど入って来ているし。
ラオスに1年住んでから、見るタイ。
すっかりラオスびいきになってはいるのですが(笑)ラオスと比べることで、昔タイに来たときよりとまた違った視点で、見れるようになってきている気がします。(ラオスとタイの違いも今度ゆっくりまとめてみます)
言葉もなんとなく当てずっぽうながら分かり合えるので、直接コミュニケーションが取れるのも大きいなぁ。
せっかくなので、タイのことももうちょっと知ってみたい。
まとまらないですが、こんなところで!
”コップンカァー”
今回タイには、精神保健福祉の視察でいっていました。こちらの記事も見てもらえると、嬉しいです^ー^