2月のみかづき。

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2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

生き物を食べるということ。

バイディー(こんにちは)

今日は、ラオス料理を作らせてもらうなかで思った、生き物を食べること、について。

 鶏を、初めてさばかせてもらいました。(そこまで露骨な写真はありませんが、市場で売られている動物の写真などはあります。苦手な人はご注意を。)

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なんでも揃う、市場へ。

おとといの夜21時頃、メッセージにて、「明日、友達の家でみんなでラオス料理を作るから来ないか?」と誘ってもらい、急遽行かせてもらうことに。

次の日のお迎えは、まだ空も薄暗い、朝6時。コケコッコー/

他の人と合流して、まずは食材の買い出しをしに、市場に向かいました。

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 今回行ったのは、ビエンチャンの中心地から、北バスターミナル方向へ約20分ほど車で行った、タラートオキシーというとても大きな市場。

他の市場もここから仕入れているそうで、業務用っぽい量での販売もしていました。

値段も安い!

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タラートは市場という意味で、オキシーは「Oxygeon (酸素)」から来ていて、新鮮!という意味・・・と聞いたのですが、本当かな。

 

日曜の朝ということもあってか、とても賑う市場。

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市場図。ハンディクラフトが売っているところも点在していました。

最初から、巨大ねずみやモモンガなどの動物が売られているコーナー。

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びよーんと伸ばして見せてくれるお母さん。

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ああ、食べ物なんだなぁと思った光景。

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ラオスに来て、大分食べ物や食材について分かってきたかなぁなんて思っていたら、まだまだ知らないものがあるのだと、よーく分かりました。 

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買い物をする中で、今回のメニューは下手物系が多いことを知る。かえる、うなぎ、虫。

水牛の皮。こうやって見るとあんまり食べる気しないけれど、カリッと焼くとすごいおいしい。

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そして今回のメインは、鶏。「鶏をしめる経験をしてみたい」という3人の男性の希望もあり、3羽購入。生きたまま足を縛られ、袋に入れられて、家に連れて行きます。

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家で調理開始

家に着いたら、早速調理へ。

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台所からは、一面の田んぼが。きれい。

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私は外で、ラオスの代表料理のケーンノーマイ(たけのこスープ)の作り方を教わりながら手伝わせてもらいます。

その間に、他の人が台所ではカエルやうなぎ、そして鶏をしめる。

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実際にやった人にあとから聞いた話だけれど、のどを切って、血(かなり熱いらしい)を出して外へ投げる。抵抗はやっぱり直前までするらしい。全然外に声は聞こえなかった、な。

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ラオスの家で、鶏をさばくのは何度か見ていて、こちらにいる間に1度は自分でやりたいと思っていたんです。

今回じゃなくていつか・・・と思っていたけれど、なんかしめられて毛をむしられたあとの鶏を見ると、「今日やろう」と。

経験のある日本人の女性に教えてもらいながら、さばいていく。

最初は躊躇しながらためらいながら、ゆっくり包丁をいれる。

思ったよりもあっさり”肉”になっていくんだな。そしてまだちょっとあたたかい。

切り込みをいれると、なんとなく見慣れた部分。足を取って、臓器を取り出して。

途中から力を入れなきゃいけないから、夢中になって。鶏だったってこと忘れそうになる。

内蔵を出したあとは、さっとラオス人が引き継いでぶちっぶちっと切っていく。その手際のよさ。本当に私がやった部分は少しで、あっという間だったけど、感触を思い出すとちゃんと残ってる。

そのあとも、どんどん他の料理を準備して、約3時間かかって全品完成しました。ふぅー

 

本日のメニュー

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鶏のスープ・焼き鳥・かえるのスープ

虫を炒めたもの・生えびのゴーイ

うなぎのスープ・たけのこスープ

水牛の皮を焼いたもの・南部のソーセージ

カオニャオ(もち米)

自家製ラオラオ(ラオウィスキー)・ビール 

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とても豪華な昼ご飯。みんなで御座に座って囲んで食べます。作るのには時間がかかるけれど、食べるのはあっという間。スイカや蒸しバナナも出してくれて、お腹いっぱい。そしてラオラオとビールで酔っぱらい。

家に招待してくれた人が、何度も「来てくれてありがとう。うれしい」って言っていて。その底なしの優しさにまた、ジーンとしてしまう。ごちそうさまでした。

 

生き物を食べること。

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ここから少し独り言を。

ラオスにきて、結構色んなものが食べられるようになりました。そしてさばく場面とか、市場で売られてる臓器とか見るのも割と慣れて平気になってきた。

前は変なところで神経質でした。1人暮らしをはじめたとき、スーパーで肉を買ってきて触るのにも躊躇していた。おいしく食べるくせに、自分で作るところからやるのがダメで。まぁ少ししたら大丈夫になったし、今は普通に触れますが。あとドラマとかの手術のシーンとか人が殺されるシーンとか見れない。目つぶっちゃう。

今回も鶏をさばくのを少しやってみて、ああ、思ったよりも普通に出来ちゃうんだな、たぶん何回かやったら手つきも気持ちも慣れるんだろうなぁと思った。

そして、自分でやったあとは、食べれなかったりするのかななんて少し考えていたけれども、あっさり10分後位に炭火焼にされたものを見ると「おいしそう」って思っちゃうんだよなぁ。薄情者なのか。(おいしそうって思う気持ちって本能なのかなぁ。後天的なものなのかなぁ)

ラオス人は、すごく当たり前にやっている。流れ作業っていうか、生活の一部というか。生きるために食べる。それ以上でもそれ以下でもないのかな。

そして、みんな食べる。頭から足、臓器も、できるだけ全部。「かわいそう」とか「気持ち悪い」とか中途半端に思ってしまう自分がかっこわるいなって思わされるような鮮やかな手つきと潔さ。

ラオスでは、これも食材になるのか!って思うような動物も食べるしなぁ。国の文化や習慣・宗教だったり、個人の趣向や経験によって、食べれるもの食べれないものが違うのも不思議だしおもしろい。私が今は食べれないなぁと思うのは、犬、猫、ねずみ、へび、こうもり、形の残ってる虫、わに、鳥の子供入り卵。(たぶんもっとあるけれど)

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自分に近い存在だったものとか、見た目的にちょっと・・・っていうものは怖くてやっぱり食べれないなと思う。みんなきっと”お肉”には変わりないのかもしれないけれど。言われなかったら正直分からない時あるもん。 そしたら人間の肉はどうなんだ、、、とかなっちゃうのかな。怖。

時々ふと私はベジタリアンになれるだろうか、なんて思ったりする。もし自分が食べるものを自分で殺して食べる or 一生肉を食べないの2択しかなかったら、私は食べないことを選ぶ気がする。肉を食べるのは好きだけれども、自分の手で殺してまで食べたいとは思わないかなぁ。どうなんだろう。肉以外の食べ物が手に入るかどうかにもよるけれども、やれなくはない・・・かな。もし解体の現場とか映像とか見たら、食べれなくなってしまうのかな。それともそれにも慣れてしまうのかな。ベジタリアンになった人のきっかけの話を聞くのも興味深いです。

・・・・とつらつら書いてきちゃった。ありきたりなのかもしれないけれど、今自分の中にあるのは、「いただきます」を忘れないこと。他の国の食文化を否定することは言わない、積極的に殺すことはしたくない、いうこと。

自分が何を食べるかは、この先変わっていくかもしれないけれど、この3つのしたくないことは変わらない気がする。

折角ラオスにいる間は、もう少し怖がらないで目をそらさないで見てみる(実際にやる・食べてみるのは勇気がいるけど)ことはしたい。 

 そうこう書いている間にお腹へってきたーー。今日も色んな生き物、食べ物が体の中に入る。いただきます。