サバイディー!ラオスからこんにちは。
日本では、別れの季節の3月ですね。こちらにいると、季節感がすっかりわからなくなります。あと、この間書類を書いていて、今が平成何年か分からず焦りました。。。
さてさて、コースの3週目が終わりました〜〜〜。今回もきちんと記録していきます。
最近休み時間に宝くじめっちゃ売っていて、ほぼ皆買ってるw 写真は売り手の女の子が宣伝してる所。
2月27日(月)
Elementary
- ボキャブラリー
まずは先週一週間分の復習から!ハングマンというゲームを用いて、先週1週間で学んだ単語を復習していきます。簡単すぎたかしら・・・あっさり当てられてしまいました。それだけ学んだということです。ディクテーションも少し多めにやります。そのあとは新しい語彙に。今週から名詞を学んでいきます。 - 発音
発音は、先週できなかった "e"の発音を。ae との違いも一緒にみていきます。 - 教科書
最後は、教科書の宿題チェック。形容詞の使い方を学びます。ラオス語では、コン(人)+ガーム(きれい)=きれいな人、アハーン(ごはん)+セープ(おいしい)=おいしいごはん、のように、名詞と形容詞の順番が反対なんですよね。知っているけれど、喋っているうちにごちゃごちゃになって、「むむむ?結局どっちだっけ?」となっている姿をよく見ます(笑)
Pre-intermediate
- ボキャブラリー(スペリングゲーム)
夕方はアルファベットカードを使って、グループ対抗スペリングゲーム。私が言った単語(先週学んだもの)をカードを使ってスペリングしていきます。出来たグループからチェックを受けて、合っていたらキャンディーゲット!
最初は2つか3つ単語の単語、次は過去形でつくる、最後は文章でやりました。 - 発音(前回のチェック)
先週の宿題としていた、tongue twister(早口言葉) を何人かに読んでもらい確認。Move your mouth, speak up, speak slowly の3つが発音練習の時に肝ですね。
- テキスト(理解)
テキストを全体で、読んでいきます。テーマは Personality。生まれ年や血液型が性格に関係しているかどうか、それらのセオリーと社会の関係といった内容のものです。1行ずつ読んでもらう。発音が間違っていた単語をホワイトボードに書き写し、 読み終わったあとに確認。最初の2−3つは音読の際の音に注目。そのあとは、もっと理解ベースにしていく。
理解は 10 - 30% くらいとひ、ひくい。やっぱり難しかったかな・・・と今更ながらちょっと焦る。もう1度黙読してもらい、理解度の Truth or Falst の項目を確認。 TF問題は、ほぼ満場一致で合ってたので一安心。
2月28日(火)
Elementary
- Round Robin
Elementary クラスではじめて、Round Robin を導入。テーマは、"Someone you love" ということで、家族や恋人などについて 30秒話してもらう。思ったよりも、話しはじめるまでに「えーっと・・・」などと時間がかかってしまって、やっと1文・2文言えたところで、あっという間に30秒は過ぎてしまう。そして質問したり、答えたりしている人も、自分から発言することはやっぱり慣れてないのかなという印象。特に Elementary では、「とにかく話してみること」の練習ということで、習った表現を使えるトピックを使って、長めの時間でやってみよう。 - 発音
この日は、「ワードストレス」の紹介・練習。英単語の中に、音節が2つ以上あるときは、必ずどこかにストレスがあるということ。そこを強く、長く、すこし高い音で発音することで、英語のリズムができることを説明。
輪ゴムを使いながら(ストレスのところで、皆でびよーん、とする。笑)、実際に単語を聞いてみて、びよーんとしてストレスを感じてもらって、読む練習。guitar はストレス後ろなんですよねー!ラオス語で言う「ギター」は前にくるから、ややこしい。(笑)次回以降新しい単語を覚えるときにも、意識を向けてもらえるように。 - ボキャブラリー
昨日に引き続き、ボキャブラリー。 - テキスト
昨日、形容詞(adjective)を学んだとき、「形容詞ってなんだ?」「”ラオス” ”人”って名詞?形容詞?」となっている人がいたので、名詞と形容詞についてあらためて確認。教室内の人やものをラオス語って練習してみる。ラオス語って形容詞とか副詞とか結構関係なく使えるから、こういう用語とかあまりなじみがないのかも??
Pre-intermediate
- Round Robin: my personality
前の日に、「明日は 自分のパーソナリティーについて Round Robinやるから考えておいてねー」と告知してやってみたこの日。少し時間を伸ばして、1人45秒で自分の性格についての Round Robin。使われたパーソナリティーを表す言葉を書き出していく。outgoing / shy / friendly / sociable などの言葉を使う人が多かった。自分のパーソナリティーや強み弱みを言えるのって、奨学金のエッセイとかインタビューで大事なんですよね。「なぜそうなのか?」「具体的には?」が加えられるともっと説得力が増すよね、と伝える。 - テキスト(personality vocab)
Round Robinにつなげて、テキスト内の血液型別のパーソナリティ(強み弱み)の短いリーディングと単語の問題(反義語をみつける)を行う。結構苦戦している人多し。 - 発音(ワードストレス)
午後クラスと同じくワードストレスの紹介。Pre-intermediateでは、音節 (syllables) の説明&クイズもしたのですが、ひょうしぬけする位すっきりと理解してくれてちょっとびっくり。やっぱり音には敏感なのかな。不思議だ。
3月1日(水)
Elementary
- ボキャブラリー
2日分のディクテーションから。「ディクテーション」というと、なにも言わなくてもノートを出してくれるようになってきています。 - be verb work sheet
今更ながら、やっぱり基礎からやらないとまずいかも!と思いはじめる。この記事でも紹介した Grammar in Use という参考書のラオス語版(たぶんコピー)を先日発見したのです!それを使って、説明→練習問題。主語が変わっちゃうと、こんがらがっちゃう。複数形の見極め方も確認。あー、英語のルールって本当たくさんあるんだな。そして積み重ねやーこりゃー1から学ぶのには時間かかるよなぁー。 - テキスト
異文化で暮らすことのトピックで。It is (adj) -の形の練習。やっぱり難しいかな、教科書・・・。 急に不安になりはじめる。
Pre-intermediate
- グループで写真描写
新しいスピーキングアクティビティとして、グループ写真描写をはじめました。いつもお世話になっている DMM英会話の教材を使用します。4人〜5人のグループになってもらい、写真(今回は感情と人がテーマ)と使えそうな単語リストを各グループに配布します。そのあと7分グループでどうその写真を説明するか考えてもらい、そのあとに代表1人が1分半かけてその写真を説明する、ということをしました。 - 単語
ディクテーションからの、新単語。名詞は、動詞よりもずっと説明が楽な気がします。 - テキスト:理解
昨日の続き。もう1度5分かけてテキストを黙読してもらい、細かい理解の確認と、表現を学んでいきます。途中当てずっぽになるときもあったけれど(笑)何度か読むことで、大分テキストが”やわらかく”なってきたかな。。。
3月2日(木)
Elementary
- 写真
昨日のPre-intermediateの写真アクティビティが割と上手くいったので、こちらのクラスにも写真と取り入れてみる。手元にあった雑誌から、使えそうなページを何枚か選び準備。全体で、その写真を be 動詞を使って説明してみよう、ということをReview がてらやりました。 - 文法
昨日につづき、be動詞の説明→問題文を解いていきます。be動詞と一般動詞の違い、説明するのって難しい。自分自身はどうやって勉強したっけ。。。今回で完全に分からなくても、焦らず焦らず。
- ボキャブラリー
週最後の日なので、16語一気にいきます〜。来週はレビューだ! - (クラスルームミーティング)
授業が終わったあとに、「ミーティングしたい」とクラス代表から言われ、30分ほどお話。生徒の最終人数と集金、What's upグループ登録の確認、クラスTシャツのデザイン(みんなおそろいTシャツつくるのすき!)来週女性の日(3月8日)の振替で金曜日1時間授業をして、そのあとパーティーをすることなどを決めました。ここまでしっかりクラスをまとめてくれる代表がいるクラスははじめて!本当にありがたいです!
Pre-intermediate
- 写真
この日は別のアクティビティをやろうと思っていたのですが、事務所が閉められちゃって(鍵も事務所の中。泣)、Elementary でやった be verb の説明使った写真をやりました。単語リストの中にあった seem の使い方も確認。 - 単語
16単語〜〜〜〜〜。ワードストレスも輪ゴムつかってチェックしながら、やっていきます。
ライティング (4S と 5 sentenses essay)
後半の1時間をつかって、ライティングの導入です。ラオス人の英語の4スキルの中で1番低いのはライティングだと思うんです。すごくよく話せる人も、書いてみたら文法がめちゃくちゃったり。エッセイとかを添削すると、もうどこから直したらいいんだろう。。。と途方にくれます、本当。(エッセイに関しては、多分 google 翻訳をつかっていたり、色んな文章をくっつけていることがあるんだと思います。)
先週書いてもらったゴールシートでも、多くの人がライティングを1番苦手だと書いていました。
この日はウォーミングアップということで、"My favorite month"というトピックでまず5分書いてもらいました。
そのあと、ライティングで大事な4S (勝手につくったw)を紹介。
- Simple
まずはシンプルに短い文章から始めよう。そしてちゃんとフルストップを使って1つの文章を終わらせること。 - Special
みんなと同じではなく、なにかスペシャルなこと、ユニークなことを書いてみよう。 - Specific
何かを説明するときは例を、何かを説得したいときは理由を一緒に伝えて、もっと具体的に書こう。 - Structure
文章の型を意識しよう。
そのあと、こちらの本で紹介されていた5行エッセイ(5 sentenses essay)ということで、
- メインアイディア
- 理由1
- 理由2
- 理由3
- メインアイディア(もう一度)
という5行を使って書く練習をすることを提案。
例えばさっきの "My favorite month"もこの型を使って、
- My favorite month is December.
- First, I was born in this month.
- Second, I enjoy Christmas day.
- Third, I like countdown event.
- So I like December.
のようにシンプルな文章を、シンプルな型に沿って書けばいいんだ!ということを皆で実験。これにどんどんディテールを加えていけば、立派なエッセイになるのです。実際にこの型をつかって、同じトピックでもう1度書いてもらいました。
このアクティビティは、手応えがあったみたいで、反応がよかったなぁ。週末の課題として、2つトピックを提示して、それについて 5センテンスずつ書くように伝えます。この 5 sentenses essayを、週末の定番ホームワークとして、継続していたいと思っています。
まとめ
何点か気付いたことをメモ。
- やっぱり写真を使うのはいい!普段自分の身の回りのことを話していると、使う言葉や表現が同じものばかりになってしまいがち。自分と違うシチュエーションや人のことを話すきっかけを、クラスに取り入れるのは大事だ。
- 考える時間を取ること。Round Robin のような即興で話す練習も大事だけれど、ものによっては考えてから話すことで、いい speakingに繋がる。写真の描写のときも、時間を制限することでグループで調べたり「これ何て言うんだろう」って協力しながら準備していたなー。代表の人が発表するときも、自発的にチームメートが拍手してたり、「そこはそうじゃない!」なんてつっこみいれていた。w
- グループワークは、やっぱり今回のコースでも盛り上がる!講義形式の机形式になったのもあるし、もっと取り入れていこう。
- 同じアクティビティを何度か行うことで、クラス内の「共通言語」が出来て来て、指示出しや活動がスムーズになる。定番のアクティビティと新しいものの上手なバランスが必要。
- 前回のコースと比べて、ずっと出席率がいい!ルール設定が効いているのかな。「15分以降は欠席です」ルールもあり、遅れてくる人も数名いるけれど、教室を開けたときに「Hello~」と迎えてくれるのがうれしい。(前回は、「生徒いるかな・・・」ってドア開ける度にいつもドキドキしてた)そして結構みんな早めに来ている。普段準備でバタバタしていて、ほぼ時間ぴったりに教室にいっているけれど、来週はもう少し早めに教室にいけるようにしよう。
- Elementary では今回は割り切って、ラオス語も使える所では、どんどん使うようにしている。それにしても文法の説明が難しい・・・。be 動詞と一般動詞の区別をつけること。そして「理解してないかも?」と思うと、焦って説明を重ねて、生徒はもっと混乱してしまう。説明はもっともっとシンプルに。例文や練習で繰り替えしていく。指示を出すときもそうだし、もっとシンプルに話すようにしよう。
- あと、金曜日の TESOLクラスは早速キャンセル(笑)(泣)まぁ、活動先の昇格試験だから今回は理解はでき、る。うん。来週!
- いつも写真を撮るのを忘れてしまうw 来週は実際のアクティビティ中の写真、もっと撮ろう。
おまけ -今週の風景-
タートルアン近くに出来た新しい祠?のようなもの。
ビエンチャン市内から車で15分ほどの郊外に、薬物中毒などの患者が住んでいるソムサガリハビリセンターがあります。センターのことを昨年末に知り、スケジュールなどが中々合わなかったのですが、今週の月曜の午前に初めて行くことが出来ました。3年前から途中途切れながらも何度も足を運んでいる日本人女性と、オーストラリア人女性と韓国人女性の4人で訪れました。センターには、約60人の女性が囲いに囲まれた敷地内にある建物に住んでいました。この日は、オーストラリア人女性が用意した雑誌のコラージュのアクティビティをしました。一緒に行った人も、センターの女性もパワフルだなっていう印象。施設内を見せてもらったり、センターの女性たちと話したり(10回戻って来ている人も)しました。来週から定期的に行って、もうちょっとよく知りたい。
写真を取り忘れた、終了後の様子。笑 このあと掃除担当の人が片付けてくれてました。
去年から参加している火曜日のアートセラピーグループの一幕。直感っておもしろい!
先週から Pre-intermediateの生徒さんと、中国の大学院進学の奨学金のエッセイを添削していました。それが無事終了してあとは提出のみ!お礼にということで、I LOVE LAOS シャツをもらいました。
週末にパーマをかけました。ダットポン。メコン側沿いのお店で、こちらに来てからカット・カラーもそのお店でやってもらったのですが、いつも goodです。今回も「パーマ久しぶりだわーいつぶりだろう」「ラオスではプータオ(年寄り)しかかけないからなぁ」なんて言われてちょっと不安でしたが、ちゃんとパーマだ!
パーマ効果なのか、カフェでガーナの人(英語の先生!)から話しかけられてお喋り。アフリカにも、singlish (シンガポールの英語)や calibian English みたいに、アフリカの "broken English"があるんだー!と。確かに友達と話しているのを聞くと、英語みたいだけれど、ぜんぜんわからない!その言葉が分かると、互いに仲間だーとなるらしい。"Afa!"が How are you? "Where dey?(ウェーアディー?)"が Where areyou? おもしろいー!そして生まれた曜日で名前を決めることが多いらしく、水曜日生まれの私は Akor(アクース)だとガーナネームをもらいました。ガーナは今週月曜日が独立 60周年。
月1度のお茶のお稽古。ひな祭りに合わせて、こんなにかわいらしいお菓子を作ってきてくださいました。すごい。自分のアイディアで、ラオスで手に入るものでこんなに作れるなんて・・・!めちゃくちゃテンションあがりました。