2月のみかづき。

シェンクワン結婚式旅行(前編)ーポンサワン街歩きと破壊された古都・ムアンクーンへ。

 サバイディー!ラオスから、こんにちは。

・・・ってのは嘘です。前回の記事で書いたように、もう日本にいます。w ラオスにいたときに書ききれなかった記事をいくつか書いていきます。

今回は、ラオス正月前にいった北部シェンクワン旅行記を前後編に分けて、日記形式で書いていきます。

実はシェンクワンには、前の年の11月に訪れていたんです。

なので、もう当分訪れることはないかなーーーなんて思ってたら、活動先の友達が電撃結婚することに!!!「結婚するときはいくよー」と軽い気持ちで言ってたら、本当に結婚・・・!ということで、活動先の他のスタッフと一緒に行ってきました

ラオス人との旅の感じや結婚式の様子が伝わって、ほんのりとシェンクワン旅行の参考になればと思いまっす。

 

49日(日)

ビエンチャン15:00 出発の便で、シェンクワンに向かいます。

この日のビエンチャンはめちゃくちゃ暑くて、気温は40度近くまで上がっています。早く逃げ出したい!

空港の中も暑くて、汗だらっだらになりながら待ちます。

ラオスの国内線の空港はどれも皆小さいので、手続きが済んで中にさえ入ってしまえば、あとはあっという間です。一時帰国していたシェンクワン隊員と同じ飛行機に乗り合わせて、シェンクワンに向かってひとっ飛び。

 心なしかビエンチャンーシェンクワン間は、他の県へ行くときも、機体が揺れる気がする。30分弱でシェンクワンに到着。

空港は、ビエンチャンへの折り返し便が出て1分で閉まりました。みんな早くかえりたかったんだなぁ(笑)

 

11月に引き続き、2回目のシェンクワン。

今回は前回に比べて、暖かい!小雨が降っています。それにしても、こんなにすぐに来るとは思っていなかったな。。。

 

前回も泊まったマリーホテルにチェックイン。懐かしいお姉さんとその家族。ここのホテル、こじんまりしているけどアットホームですきです。


 一息ついたあとは、歩いて町中へ。なんとなく道も覚えています。

朗らかな、まる見え床屋さん。フレンドリーで、道迷うとここで訊いてました。

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市場を覗いたりぶらぶらと。

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夕方は、インド料理屋 Nisha。前回来た時も食べたのですが、すんごく美味しい。チキンカレーに、ハーブとポテトの入ったナンを注文。

私以外のお客さんは、欧米の団体客×2グループ。中々注文取ってくれないし、料理も来ないし、お店の人無愛想だし、イライライラ。だけど、くやしいくらい、美味しい。

 

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今日は、スタッフの皆がくるまで予定なし。 

ホテルで朝ご飯食べたあとは、メインロードから少し外れた道をぶらぶらと散歩します。

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水牛。

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少し見づらいけれど、水で遊ぶ。いまさらだけど「そうだよね、'水‘牛だもんね!」と勝手に納得。

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歩くと汗ばむ、結構暑い。縫製のお店が多い。みんなのんびり話しながら、楽しそう。

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ぐるーっと回って、メインロードへ。Quality of Life にきました。不発弾被害者の支援を行っている団体のオフィスです。わかりやすくポップに状況を伝えながら、とても可愛いハンディクラフトの商品の販売もしています。ここの商品はとても好きで、来ると何か買っちゃう。

ここの資料室で、前回気になったけれど読めなかった、ベトナム戦争中にラオスに落とされた爆弾によって被害を受けた人たちの声を集めた貴重な本 "Voices from The Plain of Jars"を読みます。 

もう販売してなくて、ここでしか読めない。

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このオフィスで働く、1年前にビエンチャンのハンディクラフトフェスティバルで会ったお姉さんに再会。写真撮ったから覚えてた!現地の協力隊と、おなじ英語学校に通っているって。やっぱり小さな町だなぁ。

 

お昼休憩、フーシェンクワン。麺が繊細でやわらかい。この辺のレストランでは、いつものレンゲじゃなくて、不発弾でできたスプーンを使ってる。

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また Quality of Life に戻って本を読み終えて、夕方ホテルに戻り、スタッフたちからの連絡を待ちます。

3人かけてみても、みんな「今電波が届かない所にいます」と、電話が通じない、、、。あああーーちゃんと来てるかなーー大丈夫かなーーーこんなに待つのってしんどいっけ。

 

5時半頃、首都まで40分位のムアンクーンというスタッフの実家がある町に着いて、「迎えにいくの明日でもいい?」と聞かれて、「えええーー寂しい!」をだだをこねて、迎えに来てもらうことに。 

40分くらい、といっていたけれど、1時間半くらいして男性陣スタッフがホテルに来てくれて、合流! きたーーーーーー!(T_T)よかったーーーーー!

 

合流したあとは、ポンサワン市内の労働組合(活動先)の学校に通う、生徒さんの家にお邪魔することに。いきなりの訪問なのに、ご飯をご馳走になりました。

おなじみのビアラオだけれど、涼しいシェンクワンで飲むから、「ビアシェンクワン」は美味しいか~?というのが定番のギャグらしい。笑

「ビアシェンクワン セープボー?(シェンクワンビールはおいしいかい?)」確かに不思議と美味しく感じる・・・!?お友達のお姉さんも一緒に。

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そのあと、レストランでもう少し飲みました。シェンクワン、こんなに若者いたのね!

日本語Tシャツはよく見るけれど、「あわただしい」は初めて見た!記念にパシャリ

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その後、市内のゲストハウスにみんなで宿泊しました。zzz

 

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少し二日酔いなまま、昨日のお姉さんと家族と朝ご飯。メインロードの日本語でもメニューが書いてあるお店でおかゆをご馳走になります。中華風の味付けで、すごくおいしい。 

最初に写真撮るの忘れちゃった orz

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そのあと、スタッフの1人が十年も前に一緒に勉強したという友達の家へ行き、朝8時からビール。事前に連絡してなかったけれど、遠くから友達がきたー!ってことで、仕事は行かずに飲んで語る語る。

すごいな、ラオス公務員。自由だ。

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 既に酔っぱらった彼を置いて、他のスタッフを迎えにムアンクーンへ向かいます。

その家があるのは、昨日行きたいと思ってたけど行けなかったムアンクーン。スタッフの1人の実家があるとのことで行けることに。ラッキー!

 

ムアンクーンは、以前シェンクワーン県の首都でしたが、1968年に爆撃されてほぼ壊滅した街です。

ガイドブック等で見ると、もう誰も住んでいない廃墟のような街なのかと思っていたら、他の街のように人も住んでいて、人の空気がある、思ったよりも生活感のある場所でした。それでも、ふっと見ると爆弾をリサイクルして、花入れにしたりして使っているのが目に入ります。

 

他のスタッフと合流して、家のすぐ近くのタートフンに寄りました。ハウルの城みたい!なんだか不思議な魅力。昔は通りぬけ出来たそうですが、今はもう出来ないと。

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ここでもジャーーーンプ!

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お土産屋さんのおばあちゃんが、とてもフレンドリー。高地ラオ族の帽子をかぶったりして遊んでみたり。

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ここでも織物。

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そして破壊されたお寺にある、奇跡的に残った仏像を見に行きました。町の中心で、静かに佇んでいます。町が破壊されていく中、なにを見たんだろう。

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他にも破壊された病院の跡などもあるそう。もう少しゆっくり見たかったな、ムアンクーン。

そして、同じくムアンクーンにあるちょっとおじいちゃんの家に寄ります。家の中に、庭があって素敵。フルーツを取ってもらっていきます。皆当たり前のように、フルーツもぎってく。笑

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素朴系美女 ナリー。地方出身なのもあって、こういう風景がすごく似合う~~~!

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赤い奴が熟れているのです。それでも苦かったーーーーー!!!しかしか かすかす、する・・・。

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後編へつづく。