【英語勉強法】英語を話すためのトレーニングで、スピーキングを磨こう!
サバイディー!(こんにちは)mikako です。
さて今日は、 ”英語を話すためのトレーニング方法”を、まとめてみたいと思います。
私は今、青年海外協力隊として、ラオスという東南アジアの国で、英語を教えています。そのために「英語を話すこと」にフォーカス勉強法に切り替えました。
そんなおおげさなものではないですが、「英語を話したい・話す必要があるけど、なにをどう勉強したらいいんだろう・・・」って思っている人の参考になればと思います。
ラオスに持ってきた教材たち。
”話すためのトレーニング”
本題の前に、少し前置きをさせてください。
「話すため」
一口に「英語力」を伸ばすといっても、いろいろな目標をみんな持っていると思います。
私の今の一番の英語の目標は、「文法的に正しく、発音も正しく、相手に伝わる、精度の高い英語を話す」ということです。
普段ただ知り合いと話すだけなら、文法的に間違えてても、会話が成立していれば、それなりにOKかなとも思っていたのですが、私はこれから英語を英語(とラオス語)で教えます。クラスの中では、生徒さんが私の英語をずっと耳にします。
そんな中で、もし文法や発音が違っていたら・・・。それがそのまま伝わってしまいます。(恐ろしい)なので、上の目標を決めて、そのための勉強法を組み合わせています。
この記事では、そんな「話すこと」を一番に考えた勉強法を紹介しています。
これらの勉強法で、他の技能も同時に伸びるとは思いますが、「今はリスニングを伸ばしたい!」「語彙を増やしたい!」などはっきりとした目的がある場合は、その目的(と自分)にあった勉強法を探してみてください。
「トレーニング」
「英語(外国語)が話せるようになる」って軌道に乗るまでは、思っているよりも地味な努力を必要とするものだと私は思っています。
やる気が出なかったり、何でこんなことしてるんだろうって思うときに、自分に言い聞かせてるのは、これは話すための「トレーニング」ってこと。
練習とか勉強じゃなくて、トレーニングっていう意識だったり、「口を鍛える」イメージでやっています。
筋トレのように、”単純” な ”同じこと” を ”繰り返し” ”長いスパン” でやり続けることで、実際に英語を使ったり、コミュニケーションをとるための筋肉というか、地盤みたいなものが少しずつかもしれないけれど確実につく!と思ってやっています。
なので結構地味だったり、続けるのいやんなったりするかもです。私も飽きっぽいので、「もういやだー!」としょっちゅう投げ出したくもなりますが、やっぱり効果もじわじわと感じています。
前置きが長くなりました。私もまだまだ試行錯誤中なので「私はこんな風にやっているよー」などと、他におすすめなものがあれば、ぜひ教えてほしいです!
それではいきまーす。
1.発音練習
ウォーミングアップがてら、発音の確認&練習をまずしましょう。
やっぱり正しい発音は、伝える&聞き取るのに大事!改めてちゃんとやろうと思って、はじめました。
私はこの本を使っています。
CD,DVD付きですっごくお得。
DVDでは、1つ1つの子音を母音をネイティブスピーカーの女性が、日本語(!)で丁寧に解説してくれて、見ながら練習できます。
1単元10〜15分くらい。時間があれば全部一気にやってもいいけれど、1単元を1週間かけてやって回していく方が、現実的かなと思います。
ちなみにメニュー画面はこんな感じ。
私は、ラオスにDVDだけ持ってきたのですが、本とCDも持ってくればよかったと激しく後悔(ToT)今はDVDをまずはマスターしようと、練習中です。
2. 音読
いろんな人が音読はいいって言いますが、本当に効果があると思います。私は今この本をやっています。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 21人 クリック: 322回
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文章が音源にして1分位の3−4つのパートに分けられています。付いてくるCDにポーズが入ってるからやりやすいです。ひとまず浮気せずに、やりこみたい。
やり方も本に忠実に、
通して聞く(1回)→テキストを見ないでリピーティング(1回)
→テキストを見ながらリピーティング(3回)
→テキストを見ながら音読(10回)
→テキストを見ないでリピーティング(3回)
→シャドーウィング(3回)
リピーティングは、文の区切りのいいところで止めて(ポーズ)、その部分を繰り返すこと。
シャドーウィングは、音声の後ろに1呼吸だけ遅れてくっついて読んでいくこと。影武者のように。
1単元終わらせるのに、だいたい40分くらいかかってます。結構長い。。でもやった後は、口が滑らか!で、英語口&英語脳になってるのを感じます。
音読は、耳も口も目も使うので、リスニングも文法もリーディングも一緒に鍛えられる、とってもお得な勉強法だと思います。
詳しいやり方はこちら →英語上達完全マップ●音読パッケージ
日本にいる時は、こっちの本も使ってました。
英会話・ぜったい・音読 【標準編】?頭の中に英語回路を作る本
- 作者: 千田潤一,国弘正雄
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
- 発売日: 2000/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 23回
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音声とスクリプトがあればどんなものでも出来ると思います。難易度は、まずは自分がほぼ完全に理解できるものが効果的。今後ネット上で拾える、音読教材も発掘したいです。
3.瞬間英作文
さて、口も滑らかになったところで瞬間英作文にはいります。英語の勉強法に興味がある人の中では、有名な勉強法だと思います。
ざっくり説明すると 日本語を英語に、ぱっと変換して実際口に出して言うのを繰り返す、練習法。
なにも難しい日本語を訳すのではなく、基本的な文法の形を使ったシンプルな例文を使って何度も練習します。
例えば、下の日本語を見てぱっと英語を言えますか?
a) 私は毎朝6時に起きなければいけない
b) あなたは毎日そこへ行く必要はありません
c) 私は昨日10時まで残業しなければならなかった
回答例は・・・
→ a ) I have to get up at 6:00 every morning.
→ b) You don't have to go there everyday.
→ c) I had to work overtime until 10:00 last night.
どうでした?
答えを 見ればなんてことないんだけれど、意外とこういう当たり前の文章がすぐに口から出てこない。それを練習して出るようにしていくっていうもの。
基本的な形を、何度も何度も口にしてみて、口に慣らせる。体に染み込ませる。自分のものにする。うーん、トレーニングですね。話せるようになる ための地力だと思います。
詳しいやり方は・・・
英語上達完全マップ●瞬間英作文 ←本家サイト。詳しい説明があります。
「瞬間英作文」でリスニング・リーディングも伸びる | Enjoy Life in English!
←このサイトも瞬間英作文関係たくさんまとめてあって分かりやすいです。
私が瞬間英作文用に持ってきたのはこの3冊。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
- 購入: 80人 クリック: 383回
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私は勝手に青本とよんでいます。w
瞬間英作文、という形でひろめた森沢さん自身による、最初の瞬間英作文の本なので王道中の王道です。この表紙を見かけたことがある人も多いと思います。
例文がちょっと教科書っぽいというか、あまり普段使わない文章が多くてちょっと堅苦しいかも?でも文法が中学で習う順番できちっと並べてあってわかりやすいので使いやすい。
瞬間英作文のやり方の説明も書いてあるし、はじめているときに、瞬間英作文のやり方に慣れる練習だと思ってウォーミングアップ的にやるのがおすすめです。
私は今2周して割と覚えてきたので、余裕があるときにCDでイントネーションや発音を確認しがてら、さらっと流しながらやっています。日本語と英語の両方が入ったCDがついてるので、歩きながらでもぶつぶつと練習できます。とっても怪しいけど。
中学英語で言いたいことが24時間話せる!〈Part1〉―秘訣初公開
- 作者: 市橋敬三
- 出版社/メーカー: 南雲堂
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 27回
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中学英語で言いたいことが24時間話せる!〈Part2〉―秘訣初公開
- 作者: 市橋敬三
- 出版社/メーカー: 南雲堂
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そうしてもう1つはこちら。アメリカに長年住んでいた著者が書いた本で、基本的な文法事項を扱いながら、「あっこういうのが自然なんだ」っていうのも学べます。
普通に勉強してたらきっと知らない単語や言い回しも結構でてきます。文法の構造は中学レベルで単純だけれど、これ全部マスターしたら、かなりすごいぞ、スマートだぞ、と思えて、モチベーションがあがるのです。
CDもノーマルスピードで、容赦なし!効きます。
4.NHKニュースのシャドーウィング
最後はNHKニュースの英語verを使ったシャドーウィングです。
iTuneでダウンロードできるpodcastって知っていますか?
無料でダウンロード出来るラジオ番組のようなものです。これは、通訳の勉強をかじっていたときに教えてもらった勉強法です。
1日1、2回配信される番組のデータをダウンロードして、シャドーウィングしています。時間も10〜15分くらいの丁度いい長さで、ある程度バックグラウンド知識があるから理解しやすい&「あ、こうやって言えばいいんだ」っていうのも学べるのでおすす。
こちらは毎日ではなく、余裕があるときだけやっています。集中力がないと出来ないのと、今の目標的には必須ではないので。(通訳の勉強やるとしたら、マスト。)
いきなり全部ついていくのは難しいかもです。ずっとやっていると、「あ、集中できてないな」「あ、ついていけてるようになってる!」とその日の調子?や上達具合がわかるので、定期的にやれるようにはしています。
まとめ
以上、「発音」「音読」「瞬間英作文」「NHKシャドーウィング」の4つをご紹介しました。
「英語を話せるようになりたい」と思っているひと。
1度腹を括ってまずは1ヶ月、どれか1つだけでも試してみませんか? 今までとは違う、確実な力と自信がついているのに気がつくはず。話すためのトレーニングに励んで、スピーキングを磨いていきましょう!
それでは、また(^^)
「そもそも何で英語勉強するの?」 こちらもよかったら。
”初心者”向け、勉強法