2月のみかづき。

ピースボート通訳ボランティア③ 通訳試験リベンジ合格への勉強法

間が空きましたが、ピースボートの通訳ボランティアのこと、もうちょっと書いていきたいと思います。ぼちぼちと、その5まで書く予定です。

前の記事にも書いたのですが、私は合格する前に、通訳ボランティアに応募して、一度不合格になっていました。

そのときに、「英語そのものを勉強するだけではなく、通訳を念頭に置いた勉強もしなきゃな・・・」と思ったのです。

今日の記事では少し脱線して、リベンジして合格するためにした勉強法をまとめています。

 

 

 目標を決める 

今回は本当本当本当に、通訳ボランティアに合格したかったので、英語コーチンなるものの体験を受けました。一回だけの体験でしたが、そこで自分がどうしたいのかを再確認出来たことが、とてもよかったです。

まずは、最終目標を決めました。私の場合は、今回はとても明確で、「通訳ボランティアに合格する」ということ。

そのあとに、その目標を達成するために、今の自分に足りないことと、じゃあその部分をどうしたいのか、ということを考えました。

以前一度試験を受けていたこともあり、私に足りないのは語彙(時事系)・リスニング・アウトプット力だと考え、その3点にフォーカスした勉強を開始しました。

 

 朝日の時事英語 

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朝日の時事英語 - 朝日新聞社(Astand)

朝日新聞が運営している、時事英語が学べるサイト。社説を日英の両方で読めるサイト探していて、こちらのサイトに行き着きました。有料(月500円)ですが、天声人語(コラム)も社説も読めるので、納得の値段です。そのほかにも、リスニングやクイズのコーナーもあります。

主に天声人語を、日本語→英語で音読していました。対訳になっているので、なかなか調べるのが大変な固有名詞を知れるのが良かったです。

 

 

 DMM 英会話 デイリーニュース

f:id:mikachanko4281196:20180320112503p:plainオンラインで英会話レッスン受けるならDMM英会話♪スカイプで格安マンツーマンのレッスンが受けられます!

何度か利用しているDMM英会話。試験の前に、再びお世話になりました。今回はデイリーニュースをメインに使い、とにかく話すことにフォーカスして利用しました。苦手な発音も、発音コースを利用して取り組み、インタビューの練習をさせてもらったり、応募時のエッセイも添削してもらったりと、とにかく必要だと思ったことを一緒にやってもらえたので、とても役立ちました。

 

 Cafe Talk 

f:id:mikachanko4281196:20180320113104p:plainオンライン習い事なら日本最大級の 「カフェトーク」

試験前に、たまたま広告を見て知った「カフェトーク」。オンラインで語学や楽器、はたまた占いなど幅広い個人によるレッスンを提供しているサイトです。

何気なく見ていたら通訳の練習を提供している方がいて、体験レッスンを受けてみたら、とても良くて!約2ヶ月間、週に50分のレッスンを2回ほど受けていました。

簡単めなスピーチと、難しい固めのスピーチの2つを教材として使って、音声を聞く→それをそのまま1語1句繰り返すリプロダクションをしてから訳すという、結構ハードなレッスンでしたが、これがものすごく効きました。

通訳に関する質問にも答えてくれて、本当に助けられました。

 

 TED 

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1週間で1テーマを決めてTEDスピーチを見て、ブログを使って、スピーチの概要をまとめたり、一部を翻訳したり、単語を調べたりしていました。

通訳ボランティアの勉強会が開始したあとは、他のボランティアの人とTEDスピーチを使って、通訳の練習もしました。英語のスピーチはもちろんのこと、日本語のスピーチも中々ないので、日→英の練習にとても役立ちました。

 

 NHKニュースシャドーウィング 

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こちらの記事でも書いたのですが、NHKニュースの英語版ポッドキャストをシャドーウィングしていました。アウトプットの練習をすることと、時事問題に関する語彙を増やすためにやっていました。ウェブページからだけではなく、アプリからも聞けて便利。

NHK ラジオポッドキャスト | NHK WORLD RADIO JAPAN News

 

 CNN English Express 

合格したあとの勉強法は、リスニング対策として下のCNN English Expressという雑誌を買ってひたすらディクテーションをしていました。(音声を聞いて、それを一語ずつ書き取る。)

試験中にやはり聞き取れない部分があって、実際に通訳するときに聞き取れなかったら・・・と思うと恐ろしくなったからです。ほどよい長さのニュースやインタビューが使われていて、CDもついているので、ディクテーションをするのにぴったりでした。

 

こうやって振りかえってみると、「いやー、この頃めっちゃがんばってたなぁ」と思います。通訳を職業としてやっていくなら、このような勉強をずっと続けていかなきゃいけないんだろうなぁ。それを思うと、頭が下がります。

通訳は高い英語力はもちろんのこと、背景知識やそれらの日本語・英語の両方での単語も知らなければいけないし、ノートテイキングの技術やその他もろもろのスキルが必要です。

試験のために短期で詰め込んだ、つけ刃的な勉強でしたが、すごく力はつきました。