2月のみかづき。

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2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

タイへ精神保健福祉(メンタルヘルス)の視察にいってきました。

タイ 精神保健福祉

 サワッディーカァ!(こんにちは)

先週、タイに行ってきました。

大学(通信)でお世話になった先生にご一緒させてもらい、精神保健福祉に関連する場所をいくつか訪れました。

きちんとした報告などは先生たちがまとめられるのですが、私なりに見たり聞いたりしたこと、せっかくなので書いていきたいと思います。

この記事では、今回の視察で訪れた場所の概要などをまとめていきます。

見学させてもらった病院の院長室に飾ってあった仏像。病院の歴史にも仏暦が使われていて、仏教の影響の大きさを感じました。

https://www.instagram.com/p/BJ0W35qgckR/

きっかけ

私は協力隊に参加する前は、精神保健福祉に関する仕事をしていました。

もともと福祉の勉強をしていなかったので、はたらきはじめて2年目から、編入という形で日本福祉大学の通信の学生になり、2年かけて資格所得・卒業しました。

その時にお世話になったのが、青木聖久先生。

とても人とのつながりを大事にされている方で、今回卒業生のメーリングリストでタイに視察に来られることをしり、「私もいきたい!」と思い、連絡。

他に来られる方に連絡をとってくださり、参加できることになりました。

 

視察の概要

今回は、8月31日から9月2日の3日間。青木先生の他に、他の大学の先生や社会福祉法人ではたらく人たち6人+タイ人の通訳というメンバーでした。

タイのバンコクを起点に、

  1. サラブリー県にある麻薬常用者の支援をしているお寺
  2. ロッブリー県にある貸し牛等を通じて地域を支えているお寺
  3. バンコク市内にあるタイで最初の精神科病院

の3つを見学させてもらいました。

 

1日目

ワット・タムブラボーグ(Wat Tham Krabok) 

最初に訪れたのは、50年程前から薬物中毒になった人たちの支援を行っているお寺、ワット・タムブラボーグ。

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タイ中部のサラブリー県にあり、バンコクからは車で2時間くらい。自然に囲まれた場所にある大きなお寺です。

薬物中毒になった人を50年以上に渡って無料で受け入れている、タイ国内では有名なお寺。

最低5日間からの滞在で、ハーブを使ったオリジナルの解毒剤を飲んで薬物を吐き出し、瞑想や仏教の教えを聞いたり、規則正しい生活をするなどのプログラムを行っています。

今回の視察では、お寺やプログラムの説明を聞いたあと、実際に解毒剤を飲んで吐き出す場面に立ち会わせてもらったり、今滞在している人たちにお話を聞かせてもらいました。
1日1回お昼時に、解毒剤とバケツ一杯の水を飲んで、体の中の薬物を出していく。周りの人たちは音楽で応援。
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海外から来ている人も結構いて、今回元々自身がヘロイン中毒でこのお寺にきて回復し、今は僧侶になってこのプログラムを支えているオーストラリアの男性ともお話をすることも出来ました。

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西洋医学ではなく、昔からあるその土地固有のハーブを使った治療と、仏教と人々の善意からなる、タイならではの場所だなぁと。

こちらで詳しく書いています。→リンク

Official Wat Thamkrabok Homepage

https://www.facebook.com/wat.thamkrabok.th

 

ワット・テープクンショーン

お次は、ロッブリー県にあるワット・テープクンショーン

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町の中にあるこのお寺では、町の中にある一見普通のお寺。他のお寺と同じように、人々の祈りの場所であると同時に、殺されてしまう食用の牛・水牛たちを助けたいという想いから、寄付金などを使い牛を買い取り、その牛たちを畑仕事などで利用できるように町の人たちに貸しています。

その他にも馬も購入し、地域の団体と協力しながら、自閉症の子供たちの学びの機会を提供しているとのこと。

また事情のある子供たちを預かったり、子供を対象とした短期の修行プログラムも行っています。

今回は、代表のお坊さんから、「どうしてはじめたのか」「お寺とそこに住む人たちの関係」など、ゆっくりお話を聞かせてもらいました。

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途中、地域の人が喜捨にきた姿も見られて、タイにおけるお寺の役割だったり、仏教の影響を見て感じることができました。

 

2日目

Somdet Chaopraya Institue of Psychiatry (精神科病院

2日目は、タイで最初に出来た精神科病院、Somdet Chaoraya Institute of Psychiatryに見学にいきました。バンコク市内にある大きな国立病院です。
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最初に病院の概要についての説明・質疑応答のあと、病院の見学へ。

院長も参加してくださったり、医者・看護婦・作業療法士ソーシャルワーカー・薬剤師など、違う職種の人たちがみんな勢揃いして、それぞれの役割を説明してくれました。
病院スタッフ勢ぞろいの、説明。

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また日本の精神科病院とは雰囲気がちがったなぁ。病院のことはもちろん、タイ国内での精神保健福祉の仕組みなども聞けて、勉強になりました。

そのあと、お昼ご飯もみんなで院長室でいただきました。案内してくれる人たちが、本当に親切で協力的な人ばかりで驚きでした。

詳しくはこちらで書いています。→ リンク

 

エメラルド寺院

ここで見学は終了!すこ〜しだけでしたが、バンコク市内の観光へ。私にとっては、2度目のバンコク。初のエメラルド寺院見学!

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観光客の異常な多さにびびりました。ここはディズニーランドか!う、動けない。そして入場料が、信じられないくらい高い。

王様のための寺院ということもあり、すごい装飾です。目がちかちかする・・・。本殿の中も圧巻。今まで見たお寺の中で一番豪華だった気がする。

ちなみに本殿の中に祀られているエメラルド仏陀は元はラオスのもの・・・ちょっと複雑な気持ちにも。

そして敷地内には、宮殿も。
西洋と東洋の”美”が混じったデザイン。今は使われていないそうです。

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3日目

アユタヤ観光

3日目は、バンコクから足を伸ばしてアユタヤへ。車で1時間ちょっとで着きました。アユタヤってこんなに近かったんですね。

世界遺産の町、アユタヤ。破壊のあとが痛々しい。けど不思議な美しさもある。

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メインの宮殿。ここで何がおこなわれていたんだろう?

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9年ぶりの再会感慨深い。

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中国系のお寺もあり。巨大な仏像。ちょうど特別な日だったのか、服(?)を捧げる儀式をやっていました。

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 かつて港町として栄えた・アユタヤ。1350年から1767年の417年間、タイ王国の都でした。色んな国から、商人たちや、自国で迫害されていたクリスチャンたちが移住してきていて、かなりインターナショナルな町だった。日本人町もあり、この小さな都に、多い時で3000人超もの日本人が住んでいたそう。

日タイ友好協会が協力して建てた、日本人町跡。

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観光客は私たちだけでしたが(苦)紹介ビデオや庭園などもあり、なかなか面白かったです。

ドライバーさん一押しの、海鮮レストランもおいしかった〜〜〜〜! 

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お買い物

そしてショッピング王国タイ。市内にも郊外にも、ショッピングセンターがいっぱい。最終日はお買い物タイム。

なんでもありすぎて、目がくらくらしました。

ひさしぶりの大型本屋さんにテンションあがる。仏教系の洋書をお買い上げ。英語のテキストもコピーじゃないのがちゃんと売ってる!(嬉)

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人と人が支え合うこと。

こんな感じの盛りだくさんな3日間でした。

とても充実していて、もっと長い時間いたような不思議な時の感覚。いろいろなタイの人たちと出会えたり、参加者の人とも話が出来ました。

タイビールも堪能!

https://www.instagram.com/p/BJ7JyU1Aoh9/ 

今回一番印象に残っているのは、最初のお寺で、麻薬中毒の療養のためにお寺に滞在している人とお坊さんが、横に並んで楽しそうにお喋りしている姿。
「福祉」のシステムがそれほど発達していない国かもしれませんが、それでも仏教の考えに基づいてだったり、当たり前のこととして、支え合う在り方があるのだなぁと。
福祉分野の視察というと、”進んでいる”欧米へ見学にいくことが多いのですが、アジアなど他の国から学ぶことも多いはず。

それぞれの国・社会・コミュニティの状況やあり方、考え方によって、人が支え合う、いろんな形・やりかたがあるのだと、改めて思いました。

お坊さんと患者さんたち。スマホみながら、皆でわいわいしてました。

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そして今回もう1つ思ったのが、「縁を大切にすること」の大切さ。

青木先生ともそうですし、人との関係の中で色々な物事はつながっていくんだなぁと、すごく感じました。

今回ラオスを知るきっかけにもなるかなと思い、参加させてもらったのもありました。

活動自体は英語教育ですが、せっかく”ソーシャルワーカー”としてラオスにいるので、ラオスのことも今回のことを活かしながらもっと知りたいなぁと思います。

 

それぞれの場所については、別の記事に書いていきます。もしよければこちらも読んでみてください。

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。^^