サバイディー!(こんにちは)mikakoです。
青年海外協力隊の活動として、10月から始まった、ラオス労働組合での英語コースが4月上旬に終了しました。
途中休みをはさみながら、実質6ケ月のコースでした。
先日あったコースの修了式のこと、今振り返って思うことを書いていきます。
修了式の集合写真。
コースの概要は、こんな感じです。
日程:2015年10月6日~2016年4月5日 (6ケ月)
月曜日から木曜日(週4日)クラス:初級 (朝:9:00 - 11:00, 夕(サブ):16:30 - 18:00)
中級 (昼:14:00 - 16:00)人数: 初級 スタート 36人 → 修了 29人
中級 スタート 36人 → 修了 23人
コース修了式!
ラオスでは、また日本とは似ているようで違った形で形式だったり、イベントを大事にしています。
ピーマイ(お正月)のお休みを挟んで、授業が修了してから、2週間後の金曜日の午前中に職場の会議場にて、修了式がありました。2週間ぶりなのに、「久しぶり!」って皆で言い合って、もう懐かしい。
式は、フアナー(所長)からのお言葉と、コースのサマリー(どんなことを勉強してきたのか等)の発表から始まりました。司会はいつもお世話になっている、そして生徒でもあるカウンターパートが初挑戦。
9時から開始でしたが、人がばらばらと入ってきながら、割とゆるーく進む。
そして1人1人に修了証を渡していきます。
この文面やレイアウトをどうするか、前日まですごーく悩んでいた。(笑)
最終テストや、全体の成績も一緒に配りました。「ど、どうだった?」
いえーい!いい写真!写真はみんな、同じ活動先で働く先輩隊員が撮ってくれました。
プレゼントとして、職場からはお花と生徒さんたちからはシャツとシン(スカート)用の布を頂きました。(ありがとう!)
本当に先生という立場が大切にされているなぁと感じます。
そしてそのあとは、記念撮影大会です。
皆おめかししていて、華やか!美女だらけ!
式が終わったあとは、昼間から事務所で飲み、カラオケに行き、夜までおつかれパーティーでした。平日なんですが。(笑)
こうやって式をやってくれて、全員は揃わなかったけれど、皆で集まって「おつかれさま」「おめでとう」って言い合えて、区切りがつけれて、よかったです。ありがたや。
6ケ月、終えてみて。
さて、はじめてクラス形式で、英語を教えてみて思うことを。
毎日クラスがあると、「やったー!今日は上手くいったという日」もあれば、「なんでこんな上手くいかないんだろう」と思う日もあったり。しっかり万全と準備していける日もあれば、ほとんどその場でやる日もあったり。
自信のある日ない日。人の多い日少ない日。
活気のある日ない日。やる気のある日ない日。
自分の気持ちや状況など、色んなことが変わりながら、それでも毎日皆の前に立ち続けるって(逃げたくても逃げられない!)結構勇気がいることだなって思いました。
「そんなにプレッシャーをかけることはない」と思いながら、「1人でやらなきゃいけない」という変な責任感のようなものがあったり、途中少しぽいっと投げたりしながら(笑)、くねくねと歩いてきた6ケ月でした。
振り返るひまもあまりなく、「明日の授業はどうしよう」と目の前だけ見てやっていたら、あっという間に「あれ、もうこんな経ってたっけ?」という感じ。
コースが始まる前に、youtube で "Message for new English teachers(新しいESLの先生たちに贈る言葉)"というような動画を色々見ていて、その中で先生は船の”船長”なものです、とあったのが、コース中ずっと頭の中にありました。
手探りで何度も進路変更したり、ゴール・目的地もはっきりしない中、よく皆
ついてきて来てくれたなぁというのが正直な気持ちだったりします。
途中でイライラしたり、怒ったりもしながら、6ケ月に渡って、クラスの中や外で
関わってきた生徒さんたち。本当一生懸命取り組んでくれて、たくさん笑わせてくれました。
今は「ああ、終わったー!」という、一種の達成感のようなすっきりしたような気持ちと同時に、ほっと一安心したような気持ち。
「あーーーもうちょっとやれたかな。こうすればよかったかな」という悔しいようなもどかしいような気持ち。
「次はあれをやってみようかな」というワクワクしたような、期待感のような気持ち。
「あ、今日はクラスないのか」というどこか寂しいような、力の抜けたような感じ。
そんな色々な気持ちが混ざっています。
次のコースが始まるのは、6月のはじめになる予定です。
それまでの1か月、次に活かせるように振り返ったり整理をしつつ、ネタを貯めたり、新しい教材を訳したり、発音と文法を振り返ったり、授業の見学やTESOLの課題やったりして過ごそうと思います。(ああ旅行もいきたい。ブログも書きたい。欲望は尽きない。。。)
あと、協力隊の活動としてラオスで英語を教えられるのは、実質あと1年ちょっと。6ケ月のコースがもう一回と、少し短めのコース(5カ月?)が1回出来る位の期間しか残ってないんだなぁ。そう思うと本当に活動期間の2年間ってあっという間です。
既に次のコースのお知らせが回り、事務所に問い合わせの電話が入っています。今回の生徒さんの中でも、「またアーチャンと一緒に勉強しに来る!」と言ってくれている人も。
ちょっとでも、生徒さんや労働組合の人に「ああ、mikaに来てもらってよかった」と思ってもらえるように、次に向けて準備して行こうと思います。
それでは、また(^^)!
モーニング・クラス。
アフターヌーン・クラス。
イーブニング・クラス。
with 一緒に夕方のクラスを担当した先生とクラスリーダー。
修了式に来れなかった何人かの生徒さんと、事前に。
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