2月のみかづき。

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

【協力隊活動】”困っている人”を助けたい?1番困っているのは私だった。

ラオス ラオス/英語 思ったこと 青年海外協力隊

サバイディー(こんにちは)!ラオスに来てから1年が経ちます。今は少し落ち着いたのですが、先週までめちゃくちゃ凹んでいました・・・。

そして今さらながら、気付いてしまったのです。もしかして「私が1番困ってる?」と・・・。長いですが、もしお時間あれば、お付き合いください〜。

f:id:mikachanko4281196:20160720140257j:plain

生徒さんが来ない!

6月から授業がはじまって約1か月。今の1番の悩みは、「生徒さんが来ない」!

基本的にのんびりしているラオスでですが、「カーウィアック」という言葉をよく聞きます。意味は、「忙しい」

「子供を学校に迎えにいくから行けない」

「アーチャン、今日はミーティングがあるから行けない」

「妹が事故にあったから病院にいきます」

「雨が強いから、バイク運転出来なくて行けない」

「部署対抗フットボールマッチがあるから行けない」

「他県に1週間ワークショップに行ってくるよ」

「今週はトレーニングがあるから、1週間ベトナムに行きます」

「8月にパフォーマンスがあるから、練習が忙しい(俳優さん)」

「省のフットボール代表選手に選ばれたから、3週間強化合宿にいってくる」

「お母さんがいるブリュッセルに1ヶ月行ってきます」

 

これ全部本当にいわれたことです・・・。まだまだあります。皆色々ありすぎでしょ!


前回は午前中と午後に2クラス授業を持っていたのですが、要望を聞いて、今回は午後と夕方にクラスを持つことにしました。公務員の生徒たちは、午後のクラスなら途中で仕事を抜けて、夕方は仕事のあとにクラスに参加しています。

前回は選択肢がなくて諦めていたのかもしれませんが、今回は「夕方じゃないと行けない!」「子供がいるから昼間じゃ行けない」などと折角レベル分けしたのに、生徒がクラスとクラスの間で移動していたり、それで辞めてしまう人や、あとから追加参加する人たちがいたりと、中々生徒が固定しませんでした。

そして7月にやっと固定したと思ったら、今度が皆「忙しい」とのことで授業にいまいち来ない。人によるのですが、(毎日来ている人もいる)週4日のクラスなのに2日に1度くらいの出席率。

欠席時は連絡をするというルールがあるので、電話やメッセージが来て、冒頭に上げた理由などを聞くのです。

前回はここまで休む人いなかったのになぁ。時期的なものなのか、私の教え方が悪いのか。人によるのか。

先々週の水曜日はあまりにも休みの連絡が多く、「もう知らん!」とクラスをボイコットしてしまいました。そして事務所で泣く。

 

 プライオリティが低いっ!

「英語を教えています」というと、ラオスの人はびっくりする位「勉強したい!」「教えて!」というんです。その気持ちは多分本当だとおもうんです。(コースがはじまって2ヶ月目で、未だに「勉強できる?」と問い合わせが入ります。)

・・・でも、いまいち続かない。

「なんでだろう?」と考えると、英語の授業に対する「プライオリティ(優先順位)が低い」からなのかなぁと。

 

家族>>>>仕事>>>>>フットボール>>>>>英語    orz

 

でもきっとお金を払って、プライベートの語学学校に行ってたら、また違うと思うんですよね。私が今やっているのは、労働組合という公的な組織での英語コースで、生徒さんはかなり格安の授業料(もしくは仕事先が払う)で、午後のクラスでは仕事の時間を休んで来ているんです。

生徒にとってはきっと「都合のいい」「便利な」コースなんですよね。お金はそんなに払わなくてもいいし、仕事との兼ね合いで行ったり行かなくても、誰にも文句は言われない。

 

誰も困っていない!困っているのは、私。

「どうしたらいいのかな」と悩んで色々な人にこのことを話しても、「そんなに悩まなくていいんじゃないの?」という答えがほとんど。

ラオスじゃそれが当たり前だから仕方ないよ。気にしない気にしない」

「授業はたのしいし、こうやって勉強できてもう充分助かってるんだけどなぁ」

最初は、この悩みというか”困りごと”は自分の外側、つまり生徒や同僚のラオス人の方にあると思っていたんです。

でも周りの人に話をしている途中で、「あ、誰も別に困ってないのか!」というか、「私が自身がただ困ってるんじゃん!」と気付いたのです。

 

自分の中に「なんでこれだけやったのに返ってこないんだ」「同じ位一生懸命にやってくれないのか」っていう不満や空振り感。

「JICAボランティアとして、ただ英語を教えてるだけでいいのかな」「私がここでやっていることって役に立っているのかな」っていう焦り。

私の教え方が悪いのかな」っていう自信のゆらぎ。

「ああ、また人が減ってしまったなぁ」「あの人いなくなっちゃったなぁ」というさみしさ。

「今、困っているのは他の誰でもない私」だと自覚したら、ああ、こういう気持ちが渦巻いていて、もやもやしていたんだと、やっと少しすっきりした。

 

悩んでるときは、まず「自分がどうしたいのか」を知る。

「自分が困っている」ことに気付くまでは、「生徒が悪い」「変えなきゃ」と思っていて、予定している職場のミーティングで、1度授業のあり方を見直したり、来ない生徒に注意の電話をする、とかを考えてた。

でもまず今自分が「こう感じてる」「こう困ってる」「こうしたい」っていうのを、あまり伝えていなかったなぁと。生徒に対しても、職場の人たちに対しても。

協力隊というと、「困っている途上国の人たちを助ける」というイメージを持つ人が多いと思います。私も割とそう思ってた。

でも実際って、他の人の活動などを聞いていても、今すぐどうしかしなきゃいけない程、めちゃくちゃ困っている人のところに入るケースってそんなにないと思うのです。

「なくても困らないけれど、出来ればもっとよくなる」っていうことに取り組んだり、

「これから」につながる芽をまいていく。

そのために「こうしたい」という気持ちを抱いて、それが上手くいかないと困るのは割と自分だけだったりする。

自分自身が困っているのに、勘違いして相手を「困っている人」にしてしまうと、自分が何に悩んでるのか、わからなくなってしまうなぁと、今回思いました。

 悩んだときは、相手じゃなくて「自分が困ってる」って自覚した上で、「どうしたいのか」「どうなってないから困ってるのか」をもう1度見てみる。それを周りの人にもう1度伝えてみる。

私の「こうしたい=こうなってほしい」は、やっぱり先生としては、生徒の成果・変化がみたい。せっかく一緒に勉強する機会を持ったんだから、コースを受ける前よりも、英語に対して自信がもてるようになってほしい。そのためにも出来る限り、コースに来てほしい。

コースに来れていない人の「英語を勉強したい」という声に応えられるような環境をつくったり、私が帰ったあとも英語のコースが継続できるようにすること。出来ることをやりきって、「来てよかったー」と帰国するときに思いたい。

こういう気持ち、意外と今まで伝えてなかったかも。伝えて変わるのかどうかは分からないけど、もう1度伝えてみようと思った。

 ふー、ぐだぐだと書いてきましたが、以上!

 

追記

この記事にあるようなモヤモヤをもとに、先輩隊員と”雑談”させてもらいました^^
こちらももしよかったら!