2月のみかづき。

2月のみかづき。

"Light the Life"  青年海外協力隊として、ラオスで英語の先生になる!編

【書評】山田ズーニーさんの「考えるシート」で、自分の気持ちを言葉にして伝えよう!

バイディー(こんにちは)! mikakoです。

今日は、大好きな本の紹介を。

f:id:mikachanko4281196:20160723163354j:plain

 

山田ズーニーさんの「考えるシート」

今日紹介したいのは、山田ズーニーさん著の「考えるシート」です。

考えるシート (講談社+α文庫) 考えるシート (講談社+α文庫)
山田 ズーニー

講談社
売り上げランキング : 42848

Amazonで詳しく見る by AZlink

 

山田ズーニーさんは、ベネッセコーポネーションで長年にわたり、小論文に関わる編集に携わったあと独立し、現在は文章表現・コミュニケーションインストラクターとして活躍されています。

本書の中でも、

「人が自分の頭を動かしてものを考えるのは、スポーツのように面白い。その面白さを伝え、自分の頭で考える人が一人でも二人でも増えていくなら、世の中はもっと自由で面白い。これが私の達成したい WILLです。」

とあるように、「自分の頭で考え、それを周りに伝える」ことを考え、発信しつづけています。

私がズーニーさんのことを知ったのは、ほぼ日というサイトでの毎週水曜日に更新「大人の小論文教室」という連載を通してでした。

わかりやすいだけでなく、自身で最大限考えて読者に向けて伝えようとしてくれているのが、伝わってくるすごい連載。そして内容も、いつも私(ときっと多くの読者)にまるで”自分事”のように響くのです。

そんなズーニーさんの文章が好きで本も何冊か読んでいるのですが、今回ラオスに唯一持ってきたのがこの「考えるシート」。

気持ちを引き出し、

整理し、

うまく伝わる言葉にしてくれる本です。

と冒頭にあるように、場面に合わせて○の「書くシート」が解説と共におさまっています。

 

「どうやったら自分の気持ちを言葉にして、人に伝えられるんだろう」

きっと多くの人が、こう思ったことがあるはず。

国語の授業などで作文/小論文、レポートの書き方などを習った覚えはあるんだけれど、どうやって自分の思っていることを取り出して形にして、誰かに伝わるように表せるのか。具体的な方法を教わったことって、ない気がする。

この本を読んで、「書く」というのは「よし書くぞ!」といきなり取りかかる1ステップのものではなくて、

  1. 問いを使って自分の気持ちを引き出す
  2. 伝わる構造になるよう整理する
  3. それを伝わるように言葉にする

の3ステップがあることを、学びました。もう少し詳しく書いていきますね。

 

①問いを使って自分の気持ちを引き出す

「考える」ってどういうことでしょう。

ズーニーさんの答えは至極シンプル。「考えることは、問いを立てること」

なにを書くかの中心になってくるのが、問い。問いがメインテーマになる。

それが定まらない内に書いていくと、何を言いたいのか、伝えたいのがわからなくなってしまう。

「なにに関心があるのか」「どこに疑問を感じたのか」

「なにが知りたいのか」「なにを面白いと思っているのか」「今どんな気持ちでいるのだろうか」

「問い」なしに、私たちは考えるを進めることは出来ない。

自分は何について書きたいと思っているのか。

まず自分の気持ちを引き出すための、問いを立てることから「書くこと」ははじまる、と繰り返し伝えています。

 

②伝わる構造になるように整理する。

自由に書くのもいいかもしれないけれども、やっぱり「伝わる型」がある。ただ並べただけじゃ伝わらない。

問いや伝えたいことによって、「伝わる型」は変わってくる。

例えば、レポートと小論文の違いが分かりやすく書かれています。

  • レポートは、「報告」ことが目的。自分で調べた事実と、その事実から言えることを読み手に伝えること。
  • 諸論文は、「説得する」ことが目的。自分のいちばん言いたいこと(意見)を、根拠と共に伝えて、読み手に納得してもらうこと。

「レポート」と「小論文」というと、特別なものに思えるかもしれないけれど、こうやって書いているブログだったり、普段書いているメールやメッセージなども、伝えたいことによって、「伝わる型」がある。

書き慣れている人は、自分の「伝える型」が出来上がっているかもしれない。

そうじゃないなら、この本に載っている型を使って練習していけば、きっと学べるはず。

 

③それを伝わるように言葉にする

ここまで来たら、あとは言葉にするだけ。それも難しいけれども、①と②で、自分の伝えたいことと、型がしっかりしていれば、言葉足らずでもきっと大事な所は伝わるはず!

 

まとめ

私はこの①と②をすっとばしていましたw そりゃ、伝わらんやー。

”問い”を立てるのが、まず慣れていないと難しいなぁとも思いながら、そこから始めようと思いました。そしてこの「考えるシート」を借りながら、すこしずつやっていこうと思っています。

「考えるシート」は、ズーニーさんの経験や想いがぎゅっと詰まった1冊だと思います。そして「読む」だけじゃなくて、実際に書き込むことで、読み手の私たちが1人でも伝えるための一歩を踏み出せるようになっています。

「あなたには、人と通じ合う力がある」

そんな言葉に励まされながら、「自分の本当の言葉」に出会えるように、考えていきたいと思わせてくれる1冊です。

ぜひ!めっちゃおすすめです。

考えるシート (講談社+α文庫) 考えるシート (講談社+α文庫)
山田 ズーニー

講談社
売り上げランキング : 42848

Amazonで詳しく見る by AZlink