【おつかれさまでした】最後の英語3ヶ月コースの修了式!
サバイディー!ラオスから、こんにちは。
12週に渡っておこなってきた授業が終わり、修了式が開催されました!これで本当にこのコースは終わり。短かったけれども、とても充実した3ケ月でした。
修了式の様子を今回は書いていきたいと思います。
「いえーーーい!おわったぞーーーーーーー!」
修了式は、会場である活動先の会議室の利用状況や修了証書の準備状況のため、テスト週間が終わって約2週間後の金曜午前中に開催されました。
その週の月曜日にスタッフが生徒1人1人に電話して日時を伝えていきます。
8時30分から・・・というお知らせでしたが、まぁそこは皆予想通り、9時のスタートです。
この日は久しぶりに活動先(ラオス労働組合連合)のシャツを着ていきました。ヒールもいつぶりに履いたかな・・・。生徒さんから、「3ケ月の中で、1番今日が綺麗!」と言ってもらいました。ふふふ
まずは私が出したレポートを元に、活動先のスタッフがコースの概要を話していきます。こうやって改めて聞いてみると、色々やったもんです。
そのあと、1人1人に修了証が渡されていきます。これも今回からなのですが、出席率によって2種類の修了証を作りました。といっても文言が少し違うだけなのですが。出席率が80%以上(当初は85%にしようと思っていた)の人の証書には、"successfully completed the course", 80%以下の人の証書には、"attended the course"と記しました。
それ以外のデザインなどは一緒なので、どれ位みんなが気にしていたかは分かりませんが、コースの最初にこのことは伝えていたので少しは出席率向上に役にたったかなーどうかなー。
いっぱいカメラマンがいすぎて、目線が決まらない(笑)
同時に最終試験(筆記テスト・プレゼン評価)の結果と、出席率が書かれたレポートも皆の手に渡ります。
そして、活動先・生徒からそれぞれプレゼントを頂きました。
そのあとは、今回から出席率UPキャンペーン(?)の一環としてはじめた、”優秀学生”の発表と表彰へ。各クラスから、①成績が優秀であること、②出席率が高いこと、③クラスメイトを助けたこと、の3つの要件を満たした3人の生徒を選びました。
中々に選ぶのは難しかった。。選ばれた生徒たち、すっごく嬉しそうでした。
活動先からは、辞書(意外と固いチョイス!)と、私からは Big Brother Mouse というラオスのNGOが作っている本をプレゼントしました。
初級クラスの優秀者には、ラオスの歴史と伝統行事について、ラオス語と英語で書いてあるものを。
中級クラスの優秀者には、ドリトル先生のストーリーを通して時制が学べる本を、それぞれ渡しました。
さて、渡るものは渡ったところで、スピーチの時間です。
まずは私から。あいさつとつかみだけは、前日の飲みの場で書いてもらったカンペをもとにラオス語で。
あれー、なんだっけ。
そのあとは英語で話していきます。今回はクラスごとに分けてのメッセージ。
「午前中クラスは、とても団結力が強くて、家族のような温かいクラスでした。21人で始まったクラスが、理由があって来れなくなってしまった2人を除いた19人皆が修了できたこと、嬉しく思います。これもクラスリーダーとそのほか皆が支えあったからできたのだと思います。
何人かにとっては、これが初めて英語を勉強する機会だったと思います。また最初のインタビューでは、一言も英語を話さなかった人もいました。今では全員、自分のこと、家族のこと、ふるさと、仕事のことを英語で伝えることが出来ます。そのことを大変誇りに思います。
日本の学生たちとの活動、女性の日・先生の日・ラオス正月などたくさんの機会でのお祝い(飲み会)もよい思い出になりました。」
「中級クラスは、個性的で才能のある人たちが多く集まっていました。皆それぞれ英語学習に関して異なる背景、または英語学習のゴールをもっていました。しかし皆同様に、学習に対して高いモチベーションを持っていました。そんな皆との授業は、私も教えるがすごく楽しかったです。
コースを通してたくさんの成長が見られましたが、特にスピーチ、パブリックスピーキングに関しては、練習をすればするほど、どんどん上手くなっていき、自信を持って話す姿を見れて、本当に嬉しく思いました。
自分自身のゴールを忘れずに、これからも頑張ってください。バンビエン旅行も楽しかったです。ありがとう。」
前回から、活動先にかけあって、生徒からもスピーチをするようになりました。今回は午前クラスから1人、午後クラスから2人、皆の前でスピーチをしてもらいました。
今までで一番、頼りにしていたクラス代表。めっちゃ偉い人なのに、すごく腰が低くて好奇心がすごい。おちゃめで皆をよく笑わせてくれました。
午後クラスの Kieng。彼女は、活動先のスタッフ(仕事場は違う)で、2学期に渡り一緒に勉強してきて(スタッフ向けの TESOLも受けてる)、日曜日にやってる English Cafe にもよく来てくれていて、すごく英語に対するモチベーションが高い!そして成長してきたのがすごーく分かる。特にスピーチは、プレゼン技術も含めてピカイチ。なので今回迷いなく、まず彼女にスピーチをお願いしました。
優秀学生としても選んだ Orgrand。韓国語が専門だけれど、英語も頑張っている。日本にも興味を持っていて、授業後に色々話したり、韓国語・日本語を教えあったりもしました。スピーチの最後は、自分で調べた日本語で「たいへんありがとうございました。」と言ってくれました。
3人の堂々としたスピーチを見れて、私も大大大満足なのでした。
そして引き続き、私のためのセレモニー(?)へと移っていきます。
2年間でやったきたことを、活動先のスタッフがまとめてくれて、それを読み上げていきます。生徒の数も数えてくれていて、3コースで、155人の生徒に教えてきたということを今さら知りました。(えへ)
またコース外でのことや、一緒に行った各種行事やお祭りなども盛り込まれていて、懐かしい気持ちになりました。2年経ったんだなぁ。
そこで、ボスから前に来てください、と言われ、「リアンガー(勲章)」を頂きました。急な展開にポカーン。その場でボスがシャツにつけてくれました。
確かに1週間ほど前に、「みか(私)に、スーンスッド(1番高い)のをあげることに決まったよ!」と言われていて、「そうなの?ありがとう?」とよくわからないままでいたのですが、これの事だったのか!
生徒さんたちが、どよっとしたのが伝わってきました。
20年政府のために働いても、何か卓越したスキル等がないともらえるのは難しいんだよーと、とあとから生徒が教えてくれました。本当に活動先から大切に思われてるんだね、とも言われて。
「権力やポジションとか、なんじゃらほい!」と普段思っている、と思っていたけれど、なんだかんだでもらえるとめちゃくちゃ嬉しい。
何より活動先からの必要とされてたんだなぁ、やってきたことが評価されたんだなぁと思えて嬉しかったです。おじいちゃんに見せたいー!
そのあとボスからの総括的なお話。ASEANの一員としてやっていく上での英語の必要性と、先生をやっぱり育てていかなきゃいけないこと。最後には、ラオスで働きたいなら、VISA発給するからいつでも言ってね、と言われました。(笑)
最後は写真撮影。あー、みんな揃って終われてよかったな。
そのあとは、打ち上げ!今回クラスごとに違う場所でやるから、順番に行くことに。まず活動先でご飯を食べに行って、午前クラスの焼肉に合流。宝くじとかやっていたら抜け出せず、午後クラスまでは辿りつけず、ビデオ通話で参加でした。体が2個あればな・・・
あー、本当に終わりだ。今回はすごく「やり切った!」という気持ちが私の中では強くて、さっぱりとすっきりとしています。いいコースだったと思う。
帰国まで1週間を切り、あとは TESOLのコースが1回と、English Cafeが一回残っています。最後までバタバタとしそうですが、残りわずか、がんばります。