ラオスらしく?マイペースに頑張るハーフマラソン。ビエンチャンのマラソン大会を走ってきた。
サバイディー!(こんにちは)
先週の日曜日、ビエンチャンで行われたマラソン大会に参加してきました。初のハーフマラソンです。絶賛全身筋肉痛中。
許可をもらったので、大会カメラマンの素敵写真も借りながら、当日の様子をお送りします!
朝5時のタートルアンから、スタートの瞬間。
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
第1回ビエンチャン国際ハーフマラソン
タートルアンにちなんだ(?)黄色いTシャツとゼッケン。
今回参加したマラソンの正式名称は、"Vientian International Half Marathon" (ビエンチャン国際ハーフマラソン)といい、今年が開催1回目の新しい大会です。
アメリカから帰国したラオス人のグループが "Event for Good"という社会貢献を目的としたスポーツイベントを企画する会社を立ち上げて、今回この大会を企画運営していました。
英語ですが、こちらの記事に詳しく書いてあります。大会前にも無料で、練習会を行っていて、何度か参加させてもらいました。メンバーが皆たくましくてかっこいい。
ちなみにビエンチャンでは、以前JICAが企画してハーフマラソン大会を開催していたようなのですが、2009年に終わってしまったそう。
ラオス国日本人会 (AJRL) 会報誌 2008年1月号 ビエンチャン・マラソン激走記
というわけで、新たなビエンチャンのマラソン大会として開催された第1回の今回。コースは、5km、10km、21kmの3つ。「せっかく出るなら、一番長い距離でしょう!」と思い、21kmに申し込みました。こちらがルートです。
ビエンチャンの象徴のタートルアン広場からスタートし、パトゥーサイのある大通りを走り、メコン沿いを走って戻ってくる、という道のりです。
マラソンは、2年前に職場の先輩と、「はなももマラソン」という茨城の古河で行われたマラソン大会に参加したことがあり、今回が2回目でした。その時は、ほんとーにあほで、初心者なのにいきなりフルマラソンに参加して、後半は競歩になり、制限時間ギリギリにゴールという苦い(でも楽しかった!)思い出があります。
その時に21kmは走れたし、なんとかなるかなぁなんて甘い考えで、今回もハーフに参加。まぁラオスだし、楽しんで走れたらいいかなーと、ゆるりと。
練習もそこそこに、直前に3日間だけ禁酒して当日を迎えました。
本番当日・・・!
本番は、3月7日の日曜日。朝4時30集合、5時スタートというかなり早い時間帯から走りはじめでした。
まだまだうす暗い中のスタート。
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
当日は、心配していた通りばっちり寝坊し、集合時間の10分前に起き、スタートの5分にスタート地点に着きました。。。最初から、ぎりぎり。。
いつもは時間に緩いラオスでも、さすがにマラソン大会は5時きっかりにスタート。夜明け前の街中をランナーたちが走っていきます。
丁度、建国60周年でライトアップされている、パトゥーサイ。
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
大統領が見守っている・・・ビックブラザーみたいでちょっと怖い。
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
参加者はラオス人と外国人、だいたい半分くらいでした。欧米人多し。
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
ここからは、走りながらの自分の写真になります。少しずつ日が昇ってくるところで、約半分くらいの距離に到着し、メコン川沿いに出ました。
淡い色のメコン川。川の向こう側はタイです。
この辺から、歩き始める人も増えてきました。割とのんびり。メコン川沿いで、いつも通りウォーキングやランニングをしている人もいて、誰が大会の参加者なのか、よく分かりませんでした(笑)私もこの辺から、頑張るときは走ったり、歩いたり、写真撮ったり。マイペースに進んでいきます。
エネルギーチャージ!
少しずつ太陽を昇っていきます。
メコン川沿いのあとは、また街中に戻ってきます。最初の方からそうだったけれど、交通規制は、あるようでないようなもので、普通に同じ道を車が通っていきます。ランナーが来たら、ボランティアの人が止めてくれる位。まだマラソンがあまり周知されてないのか、車たちは「なにやってんだ?」みたいな感じ。1度、すぐ後ろをバイクが走ってきてヒヤッとしました。この辺は、来年以降もっと安心して走れるようにしてほしいなぁ。
あともうちょっと。
警察とボランティアが協力して、交通整理をしてくれている。
参加者以外のマラソンに対する関心はあまりなく、応援もほとんどなくて、その辺は寂しかったなぁ。でも後半は、ボランティア(学生の子たち)がとても元気に応援してくれました。ちょっぴり恥ずかしいような、でもやっぱり嬉しい。
「スースー!(がんばれー)」カメラを向けたらいい笑顔をくれました。
レース中は、2kmごとに給水場があって、水とスポーツドリンクを用意してくれてました。バナナとスイカもあった。あとはスゥーっとする綿?みたいなものも。最後の20kmまで律儀に給水場がありました。
あと1km!もうゴールはそこまで。
そして、ゴーーーーール!
(Photo by: ສີສັນເມືອງລາວ Colorful Laos)
最初にスタートした、タートルアンに到着してゴールです。うおー、さすがに足が痛い・・・けれど、前にフルマラソンしたときは、歩いて6時間かけたので、なんとなくあっという間に感じました。
ゴール地点で、お世話になったスタッフの子と。
そのあとは、広場で食べ物が配布されていたり、表彰式をちょっとみたり。そんなこんなで、9時には終了したビエンチャンマラソンでした。
一緒に練習していた子が、10kmの部で1位になってました。さすが!
飼い主と一緒に21km走りきったスーパーわんこ。私よりも早かった・・・
結果は・・・?
完走メダル。いくつになってもメダルをもらうのは、嬉しい。
こんな感じで、マイペースに頑張ったハーフマラソンでしたが、やっぱりなんだかんだで結果は気になるもの。当日は、証明証的なものはもらえなかったのですが、後日ウェブサイトで、自分の結果を見ることが出来ました。
それがこちら・・・・
タイムは・・・2時間39分でした。21kmコースは、参加者が250人、で男性が180人、女性が60人でした。むむむ、丁度真ん中くらいか。そう思うともうちょっと頑張りたくなる。
今回コース的には、いつも通る道なので、あんまり新しい道を走る楽しみはなかったかなぁ。そして空気も悪い(笑)今の段階だと、中々このマラソンのためだけに、他の地からビエンチャンに来ようとは思わないかも。ルアンパパーン(ラオスの世界遺産)のように、町自体が綺麗だと、走りたいなぁと思うけれども。
でも、ビエンチャンマラソンがあることで、走ろうと思うきっかけになったり、ランナーの人たちのモチベーションにもなると思うので、ぜひ工夫しながら続けていってほしいなぁ。
そして、私もマイペースに走り続けます。ラオスに来て○キロ増えたので、ダイエットがてら走って、次回は10月のルアンパパーンマラソンを目標にがんばりたいと思います。
おまけ
今回のマラソン大会をドローン機で空から撮った動画がありました。ビエンチャンの街並みを上からこうやって見れるのもレアで、おもしろい!よかったら見てみてください。