2月のみかづき。

【TED】ジェシー・アーリントン「新しくないものを着ること」

バイディー(こんにちは)

「1日1TED」の第1回目は、

ジェシー・アーリントンの「新しくないものを着ること」です。

(原題:Jessi Arrington: Wearing nothing new) 

 

1. どんなスピーチ?

スピーカーは、ブルックリンでデザイナーとして働く、Jessi Arrington。
彼女は自身でも、"I'm outfit-obsessed" というように、服を着るのも、買うのも、写真を撮るのも、それをブログに載せるのも大好き。

彼女の服探しにはルールがあって、それは「新しいもの(新品)の服は着ない ( Wearing nothing new)」ということ。フリーマーッケットなどで自分の心が動く服を探すことは、彼女にとって、宝探しのようなもの。

今回のTEDのための1週間の旅行用トランクに入ってるのは、7枚のパンツ(7 undies )だけ。それは、彼女が「宝探しの旅」を会場であるこの街で楽しみたかったから。

彼女が実際に見つけた1週間分の「お宝」たちを、彼女が自分の「宝探し」の経験から学んだこと( Life lessons)と一緒に紹介しているスピーチです。

 

2.  3つのおきにいり

"It is almost physiologicall impossible to be in bad mood when you're wearing bright red pants." (明るい赤のズボンを着ていたら、暗い気持ちになるのは、生理学的に、ほとんど不可能です。)

たしかに(笑)思わず笑ってしまった。"Color is powerful"の文脈の中で。

 

"If you think you look good in something, you almost certainly do. And if you don't think you look good in something, you're are also probably right."

(もし「この服が似合っているな」と自分で思えるのならば、きっとその服はあなたに似合っています。でももしあなたが「似合ってないなぁ」と思うのなら、おそらくそうでしょう。)

うーん、なるほど。結局、「似合っているかどうか」なんて自分で決めるしかないんですよね。自分でOKサインが出せれば、OK!"Confidence is key (自信がカギ)"!

 

"If you believe you're a beautiful pwerson inside and out, there is no look that you can't pull off. We should be able to rock anything we want to rock."

(もし自分のことを、内側も外側もうつくしいんだって思えるならば、なんだって着こなせるはず。私たちは、なんでもやりたいと思ったことはやれるし、着たいものは着れるはずなんです。)

上の文章と同じ文脈の中で、"Rock anything we want to rock"が、パワフルな言葉。

 

3. あたらしい単語たち

  • pull off: はぎとる、脱ぐ。このスピーチでは、見事にやってのけるの意味。
  • rock: 動詞として、揺れる・動かす。そこから、動揺する、感動する、にも。
  • undies (underpants): パンツ!
  • sequins :シークインまたはスパンコール
    "Gold sequins go with everything."
  • physiologically :生理学的に
  • quirky: unsual, especially in an interesting way. 
    こちらはコメントから。"She has quirky personality!"

4. 感想

今まで見た TED スピーチで、1番チャーミングなスピーチでした!終わったあとの笑顔がめちゃくちゃかわいい。
1週間のコーディネートも出て来て、見てるだけでも楽しいし、それと一緒に話している Life lessons も、彼女があの笑顔で話すもんだから、説得力がある。

最近、買い物してないなーー。服だけに限らず、自分の身につけるもの、楽しんで選んで着たいものです。

"put a little love in heart and look."

5. スピーチについて

Jessi Arrington: Wearing nothing new | TED Talk | TED.com

Event: TED Active 2011

Date: March 2011

Length: 5:24