ラオスでの年末年始。
あけましておめでとうございます。
ラオスで迎える新年です。
去年は仕事を3月に辞め、6月から青年海外協力隊として、ラオスで英語を教えはじめるという変化のあった年でした。
授業も6ヶ月コースの半分が終わり、ちょうど折り返しです。
今年は、「与えられるよりも、自分が動く」を意識していきたいと思います。
今回はラオスでの年末年始のお話を。
ラオスでは4月にラオス正月があるので、特に休暇もなく、みんな30日までお仕事で、31日/1日だけがお休みところが多かったです。
ラオス語は末子音をあまり発音しないので、最初「”カウダウ”どうするの?」と聞かれて、「カウダウ?カオダオ(目玉焼き)?なにそれ??」と思っていたら、
カウントダウンのことでした。(笑)
クリスマスも「キスマッ」って聞こえて、「へ?キスマーク?」と分かるまで、時間がかかりました。
大晦日〜正月は、家や職場でミニパーティーをしたり、町中でイベントがあったりと、皆それぞれ過ごしていました。お正月は、いつもより、どことなく町は静か?お店もお休みのところが多いです。
私は大晦日は、午前中シニアボランティアの方のお家でおせちを作らせてもらい、そのあとはカウンターパートの家族と焼き肉へ。
そして新年は、思いがけず、お寺の外で迎えました。いつもお世話になっているタートルアンです。
10時に到着して、御座をひいて、ろうそくをつける。みんな白い服を着ている。
休憩をはさみつつ、ひたすらお坊さんの説法が続きます。
ラオスらしいゆるさで、お坊さん2人で漫才っぽいやりとりがあったり、「まだ起きてるかー?」「眠いかー?」「ニャン(まだ)」と、ライブのような掛け合いを何度も楽しむお坊さんがいたり。バラエティ豊かでした。
来ている人たちも、自由に寝たり、写真をとったりしつつ、祈るときは祈る。
食べ物の屋台も出てたり、無料コーヒーの配布もありました。
ろうそうくの光が本当に綺麗。この半年、色々な思い出がろうそくの光と一緒にある。
12時になった途端、「カンカンカン」と、それぞれ供え物をいれる金属の容れ物を叩いて音を鳴らして、再び説法へ。
年が開けてからも、5時半まで少し寝たりしながら、過ごしました。
隣に座った女の人がとても優しく。話をしたり、色々と世話を焼いてくれました。終わった後、家に連れていってくれて、(タートルアン近くのカオピアック屋さん!) 帰りも送ってくれたり。新年早々、改めてラオスの人の優しさに触れました。
朝方は冷えて、中々寒い。そして床は固い。
そして1日は、バーシーという儀式に参加させてもらいました。
バーシー中。皆で白いひもをにぎります。年配の人が、祈りの言葉?を唱えていきます。
特に年始にやるという訳ではなく、結婚や、ラオスに到着したり出発したりの節目に行われます。今回は、友達の子どもの1歳の誕生日ということで、お家にお邪魔してきました。そしてそのあとは、いつも通りの飲んで踊っての飲み会です。ラオスや〜
儀式が終わったあと、参加者同士で「健康でありますように〜長生き出来ますように〜幸せが来ますように〜」等と言いながら、うでにひもを結んでいきます。今回は、お金も一緒に結んでもらった。ラオスでは、オレンジと白が縁起のいい色??
今年もよい一年になりますように!
(今週のお題「年末年始の風景」)