シェンクワン結婚式旅行(後編)ジャール平原でジャンプ写真 - ノーンヘット郡での結婚式
さてさて前回に引き続き、シェンクワン結婚式旅行について書いていきます~。
結婚式に向かう前に、折角シェンクワンにいるんだからと、ジャール平原へと寄り道。ここは1番有名なサイト1です。
着いてそうそう、壷を見るのもそこそこにひたすら写真を撮りにいきます。主役は私たちで、壷たちはあくまで写真の背景です。世界遺産候補なんですけどねぇ。
撮影風景。
こらこらこら。撮影に夢中で全然気づいていません。
ジャンプ写真の失敗作の気が抜けた表情がすきです。
あー、今度は飛び遅れたーーー!!!!!
うーん、惜しい?
気を取り直して、別の場所へ移動して再チャレンジ!
とうっ
はっ
あらよっ
ふぅ。。。(ぜぇぜぇぜぇ)満足できる写真も撮れた所で、ジャール平原をあとにします。所有時間、約30分。これもこれで楽しいけど、前回来た時にゆっくり見ておいてよかったなぁとも思いましたとさ・・・。w
さて。これから今回の旅行の目的である、結婚式が行われるノーンヘットへ向かいます。ノーンヘットは、ベトナムとの国境を接するシェンクワン最東の郡です。
県都ポンサワンは、ペーク群にあります。
さっき置いて来たスタッフをピックアップして、まずはムアンカムへ。
その前に飲み物を調達。この男の子、妹たちの面倒もみて、店番もしてたな。
ビアラオ、ピーマイ(ラオス正月)仕様!仏暦では今年は2560年です。
さー、今度こそ出発!2人のスタッフが交換しながら、運転していきます。
2時間ほどで、ムアンカムに到着。
長~~~~~い坂道。
14:00頃、ムアンカムにあるスタッフの親戚の家に寄って、ごはんをごちそうになりました。ジャックジャンという虫!ノーマイコム(苦いたけのこ)のスープ。
家にスヌーカーの台があってちょっと遊んで、またノーンヘットへ向けて出発。
道、ゆれるゆれる。でもそこまでひどくはない。ビエンチャンからシェンクワンの道の方が、ずっとずっとひどかったらしい。
車内爆睡。
ぼーっと外を見ながら、道路がなかったとき。車がなかったとき。携帯がなかったとき。皆どうやってここで暮らしてたんだろう。どこにでもあるもの。生活していくのに必要なものってなんだろう、なんて考えながら車に揺られます。
そして16時ちょっとすぎにノーンヘットに到着!
他の人が泊まっているゲストハウスにお邪魔して、着替え&化粧します。
はじめて結婚式の準備を一緒にしたけれど、女子の準備は、長い・・・!その間、男性陣は、外でおやつ&飲みタイム。
髪の毛セットやってもらったー♫ラオスの女性は、こうゆう編み込みがめっちゃ上手。
やっと終わったーーーー!パーティーに行く前に、もうへとへと。
支度が終わった所で、18時ころ結婚式会場へ向かいます。今回の結婚式は街の市民会館のようなところの外で行われました。
今回の結婚式の招待状!いい香りがする。封筒にご祝儀をいれて、入り口にあるボックスに入れます。今回はご祝儀、皆で相談して20000kip (2500円くらい)入れました。
会場の外にて記念撮影。山がきれい!
男性陣もぱちり。
主役の2人の大きな写真がお出迎え。
「まい、おめでとう~~~!」
入り口で写真を取り、席に座ってさっそくご飯をいただきました。
ビエンチャンだと、こういうパーティーって会場着いてから、かなり待ってからスタート&ご飯食べ始めるのですが、今回は早かったなぁ。
今回、親族のテーマカラーは赤で統一してました。
今回1人1つ配られていた、バナナの皮に包まれたもち米。味はついてないのですが、香りが移って、めっちゃおいしいかった。これだけでいっぱい食べちゃう。小さいお粒のお米で、ビアラオゴールドはこのお米で作られています。シェンクワンのお米はすごくおいしい。
今回結婚した2人はモン族なので、伝統的な形でやるのかなーと思っていたら、もうモン式では花嫁の家の方でこじんまりとやって、今回は旦那さんの実家でラオス式でもう1度大きくやっていたのでした。
それにしても皆、成り行きには無関心です(笑)色々と真ん中のステージでやっているけれど、それぞれのテーブルでのお喋りに夢中で全然聞いてない。
ラオスの祝うこと。どこまでも形どおり。あんまり結婚式そのものには皆興味なさそうなんだけど(笑)遠くまで駆けつけることを大事にしている・・・のかな。日本の結婚式のように、全然しめっぽくならないよなぁ。余興とかもないしね。
でもやっぱり嬉しそうだ。
皆で記念撮影!
以前、クラスに参加していた花嫁の弟にも再会できたー!
ああ、写真ぶれぶれだぜぃ。
次の日の朝にルアンパバーンへ里帰りするスタッフがいるので、今日中にポンサワンに帰るぞ!ということで、19時半ころにあっという間に出発。これだけかけて来たのにもう帰るの~~~?道中酔っちゃうからと、皆お酒一滴も飲まなかった!
お先に~~~~
夜の道、後ろからはほとんど道が見えないのですが、結構飛ばしながら、進んでいきます。この時間でも、他にも車が割と通ってます。
北部出身のスタッフは、がたがた揺れる車内で爆睡。さすがです・・・
山間に浮かぶ、満月がきれいでした。
21時45分、ポンサワンに到着です。本当に帰って来れたー!ずーっと運転してくれたスタッフM、本当おつかれ。文句1つ言わず運転しつづけたあなたは、めっちゃ偉いよ。
昨日泊まった、ゲストハウスに今夜も泊まります。それにしても、みんなと合流してから祝儀以外、1kipも使ってない。みんな出してもらってます。
4月12日
朝起きて、準備。今日車でビエンチャンに帰る皆をお見送り。3日間連続の長距離運転、ファイトーーー!
私は市内のカフェで降ろしてもらい、朝ご飯&のんびり。
そしてマーケット前の Thai Lu traditional massage へ。
入ってから知ったのですが、このマッサージ屋さんは UXOの被害にあった人が、Quality of Life という団体のサポートでビエンチャンでトレーニングを受けて、働いているそうな。
割と若めの男性がやってくれて、私のつたないラオス語と彼の見えなさで、お互いにまさに手探り状態でマッサージを受けました。仰向け、うつぶせ、横向きのラオス語をやっと覚えた。
3人と、目の見える女性1人。皆モン族の人で、途中スタッフ同士で話している言葉が全くわからないけれど、やわらかくて心地いい。体が”もの”になった感じ。そこにある、感覚。
仕切りがない所にベットが3つ並んでいて、あとから入って来たおじちゃんおばちゃんと「どこからきたのー?」なんて話したりしながら、しっかり1時間半くらいやってもらいました。
すっきりしたところで、マーケットでちょっと買い物して、トゥクトゥクで空港へ向かいます。
地図に載っていたハンディクラフトのお店は、トゥクのお兄ちゃんも一緒に探してくれたのですが、見つからず。あきらめて少しだけ寄り道して空港へ。
この間ビエンチャンの映画祭で会った、シェンクワンにあるLone Buffaloという団体のお姉さんに再会!ラオスって小さい国だよなーと、こういう時にすごく感じます。飛行機に乗ると、誰かしら知ってる人に会う!
出発前にざざーーーっと雨が降り出して、出発が遅れます。前回シェンクワンに来たときも、帰り雨降ってたなぁ。
今日飛ばなかったらどうしよう・・・と心配になる中、小1時間ほど遅れて出発。無事ビエンチャンに着きました。よかったよかった。
こんな感じのシェンクワン結婚式でした。あー、遠かったけれど約束守れて、お祝いできてよかった!本当ほぼ日記のようですが、これにて終了~~~~
(終)