2月のみかづき。

【協力隊活動】ラオスでの英語コースの2ターム目が始まります。

おはようございます。

英語の授業 in ラオスの第二タームがいよいよ始まります。

イラストレーターの人に書いていただいたカバー画。今度改めて紹介します!

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 今回も6ケ月のコース。1クラス約35人という大所帯でのスタートです。

前回は、午前と午後の2時間を2コマでしたが、今回は午後と夕方の2時間2コマに変更しました。

生徒さんたちは、前回から引き続き通ってくれる生徒さんが何人か。あとはまた違う場所からの参加です。最高裁判所内務省の人が多かったり、映画制作関係、オペラ俳優、ミュージシャンもいたり!(ラオスの公務員の幅は広い!)


年齢層も前回より幅広く、クラス内のバラエティーが富んでいる気がします。そんな部分もいかせたら、面白いクラスになるかな。


教科書は前回も使った、”English for Lao Government Official" とイギリスで作られた "Insideout"という教科書をメインにしていきます。

www.insideout.net

ラオスでは、英語の教材が本当に手に入りにくい。手に入っても、大体がコピーのものだったり、古かったり。今回も、近くの語学学校にお願いして、みんなコピーさせてもらいました。(違法なんだけれども、背に腹は代えられず・・・)

単語帳もないし、日本の教科書や参考書の豊富さを今考えると、恵まれてたんだなぁ。あんなに母国語で英語が勉強できる教材があるなんて、世界的にみたら、かなりレアなことなんだと思います。


継続な活動として、音読となんちゃって瞬間作文をやって、発音・語彙・文法の基礎をつけられるように、パフォーミングテストをやろうとも思っています。


さて、6月から11月の6ケ月。結構な長期戦です。久しぶりの授業、昨日からめちゃくちゃ緊張。

今回は前回よりも勝手が分かって、計画も立てたり、何にフォーカスを置きたいのか、見えている、はず。


息切れしないように、上手く周りの人や生徒さんに協力してもらいつつ(全部は自分じゃできない!)6ケ月やっていこうと思います。

 

 よっしゃーー!

 

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【ラオス旅行】古都ルアンパバーンで、ラオス正月を。【ピーマイ】

バイディー!(こんにちは)mikakoです。

ラオスのお正月(ピーマイ)は4月14日から17日の3日間にかけてお祝いされるのですが、旧都であるルアンパバーンでのお正月は、昔から続く様々な行事を織り交ぜながら、1週間かけてじっくりと、祝われています。

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優しくなりたい?人を思いやること。循環させること。

バイディー!(こんにちは)

人を思いやること、やさしくあること、について。最近思ったことを、ぽろぽろと書いていきたいと思います。

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生徒さんとの夕ごはん

昨日、急にこの間まで一緒に勉強していた生徒さんから、電話が来た。「次のタームについての問い合わせかな?」と思ったら、「まだラオスにいる??」って。

修了式の日のうちあげに来れず、私がいつ帰るか分からなくて、まだ一年いるよーと笑いながら伝えると、じゃあご飯食べに行こう、と。

2週間ぶりに会って、少し市内から離れたシンダート(ラオス焼肉)の食べ放題のお店へいく。ラオス語と英語混じり交じりで話しながら食べる。本当に気が利いて、せっせと動いて、気持ちよい位よく食べる。「お金ない。My family is poor.」なんて笑いながらもよく言っているのに、「ラオスにいるんだから」とおごってくれる。

そのあと、帰りちょっとスーパーによって買い物して、三日月きれいやーなんていいながら、なんでもない話をして家まで送ってきてもらって別れた。

”それだけ”だったんだけれども、なんだか帰ってきて家に着いて、すごく満たされていたんだよなぁ。それをなんかの形で残しておきたくて、普段つぶやかないtwitterに酔っ払いながらつぶやいていた(笑)

なんだろうなぁ、すごく大切にされた気がして。あー、暑くて最近ばてていたけれど、明日からまた気合いいれて、授業がんばろうなんて思ったり。お腹苦しかったけれども、「いい一日だったなー」なんて思いながら、眠りについたのでした。

 

やさしいってなに?

前から時々「人を思いやるって何だ」「やさしさってなに?」なんて、そんなことを思うのですが、ラオスに来てそう思う機会が増えている気がする。

自分のこと、「ああ、やさしくないなぁ」「なんて嫌な奴だ」って時々ものすごく、嫌になる位ぐーっと底の方から思うことがある。人のこと(故意に)傷つけてる態度をとって、自分の優越感を守ったり、人が失敗しているのを見て喜んだり、ほっとしている気持ちを持ったり。とことん無関心であったり。気分の上下によって(しかも説明もせずに)、周りをやきもきさせたり。本気で「私大丈夫か?」って心配になる位。

と、同時に誰かのために何かを頑張れているとき、プラスの手ごたえがあるとき「私って結構いい人なのよね。」「きっとやさしさが根底にはあるはず」と思う時もある。(こっちの方がずっと少ないけれど。)

でも、どちらの時も「やさしくありたい」もしかしたら「やさしくなきゃいけない」みたいな気持ちが、あるんだと思う。

人は、皆基本的に「やさしくありたい」もしくは「やさしいと思われたい」んじゃないか。それは、ちょっといやらしいか。やっぱり出来るだけ、「やさしくありたい」んだと思う。(でも、なんでだろう)誰だって気持ちよく誰かと過ごせて、自分がしたことで相手がよい気持ちになっていたら、嬉しいんじゃないか。

私も、やさしくない部分が強く感じられる分、ずっと気持ちだけは、事あるごとに「やさしくありたい」「強くなりたい」と思っていたように思う。それをどうしたら形に出来るのか、続けていけるのか(1度出来ても、自分の状態ですぐ戻ってしまう)、はイマイチ分からなくて難しいのだけれども。気持ちと行動。心がやさしくあること、相手が喜ぶ行動がとれること。一体どんなことなんだろう。「人を思いやる」というのも難しい。その人のことを思うこと。「思い」を「遣る」こと?

 

言葉から考えていくのも面白いかもしれない、やさしさという言葉。英語だったら、kindness?Compassion?なんとでも訳せそう。ちなみにラオス語はໃຈດີ(チャイディー)チャイ=心、ディー=良い。ちなみにちなみにラオス語で、恋しく思うは、ຄຶດຮອດເຈົ້າ(キットホードジャオ)キット=思う、想い、ホード=~まで、届く、ヂャオ=あなた。あなたに想いを寄せる。この言葉、好き。

さて、日本語の定義はなんなんだろうなぁ。今調べちゃわないで、少し取っておいて、また見てみたい。

 

やさしさを形に?  

さて、やさしさ、はどうやったら形に出来るんだろう。行動として表すことが出来るんだろう。

関心を持つこと。気にかけること。知ろうとすること。感謝を伝えること。喜ばせること、笑わせること。分け合うこと。(惜しみなく?)与えること。一緒に時を過ごすこと。(時に)プライオリティーを相手に置くこと。誰かのために時間を使うこと。

その人の気持ちになってみること。その人が欲しいものを想像してみること。その人が悲しい時、辛い気持ちを推し量ること。話を聴くこと。何かしらの支えになること。前に進むことの何かしらの力になること。

形にすることも大事。でもきっと、そういう気持ちを持つことだけでも、尊いっていうか大切にするべきなのかもしれない。でも形にするのも大事だ。(どっちだ)

 

時々ふと、お茶(茶道)の稽古のことを思い出すことがある。特に1度客として経験させてもらった、お茶事 のこと。手間と時間のかかるお点前(お茶を入れる動作)や準備(本当に大変)は、みんな客(お茶を飲みに来る人)のこと、お茶一服のことだけを最大限に考えてのもの。

そんな風に想われて準備された過程や気持ちを想像して頂くお茶とその空間は、”もてなされる”、”大切に想われる”ってこういうことなのかなぁって思わせてくれた。今でもその日のことを思い出すと、どこか嬉しい温かい気持ちになる。

本ーーー当に、少ししか茶道のことを知らずにお稽古を止めてしまったけれど、(また絶対やりたい)茶道っていうのは、形から人のことを思いやることを学べるんだなぁ。そのあと続けていくうちに心がついてくるのかな、なんて思った覚えがある。

 

よいきもちを循環させていく

こっち(ラオス)に来て学んだ1つのことは、いいものは循環させればいいんだな、ということ。嫌な気持ちやものは、どこかで止めなければいけないけれど、(もしくは分け合って少なくする)いいものってどんどん廻したらいいんだって思えるようになったのは、自分の中ですごく大きい。

よく飲みに行く同僚の人は、本当にびっくりするくらい、いっつもよくしてくれる。「返せない!」と思って、時々怖くなってしまうくらい。

相手のやさしさを受け取るのも、なかなか難しいもの。最初の頃に、「いつも悪いなぁ」みたいなことを言って遠慮していたら、 「何かしてもらった時は、にこっとありがとうって受け取ればいいんだよ。もしいらなかったら、あとで捨てたり誰かにあげればいいんだから。その場で、にこっと受け取って、喜ぶことが何よりも喜ばれるんだから。そんで出来る時に、思いっきり恩返ししてくれたらいいよ」と言われた。

(してもらって嬉しかった時。好意でしてくれたはずなのに、嫌な気持ちになった時のちがいは一体なんなんだろう。相手に断る選択があったかどうか?”与えている”時の暴力的な感じ。またこれは考えたい。)

先生という立場、外国人+ボランティアという立場上だからか、何かをしてもらうこと、物をもらうことが多い。いや、その立場じゃなくても多分そうなんだと思うけれども!

いつも「返さなきゃな」って思う。「何が出来るかな」って。”お返し”するのも不自然だったり、下手くそなんですが。(さらっと自然にできる人がいつもすごいと思う)そんなんでも、やっぱり嬉しかったことや親切にしてもらったことは、循環させていきたいなぁと思う。

英語の授業をがんばるのだってきっと1つだし、たまにご飯やお菓子買っていってみんなで食べること。ブログでラオスのことについて書くのも1つかもしれないし。何か嬉しいことがあったときに、自分なりに思う”ちょっと誰かのためになること”を1つでもいいから、どこかで誰かにすること。それが今の私なりの循環させられることかもしれない。

 

今出来ること 

うん、今出来ること。人に何かをもらったときは、感謝して受け取る。その嬉しい気持ちを味わっておく。こんなことをしてもらって、私は嬉しかったんだって覚えておく。相手に嬉しかったよって伝える。

次に自分が 出来そうなときは、それをまた返してみる。循環させるように。嬉しかった気持ちを思い出しながら。なるべく見返りを求めず、相手の反応にも期待しすぎず。

同時に相手がNoと言える隙間はなるべくあけておきたい。

それが出来るためには、なるべくいつも(それなりに)よい状態(上機嫌)でいれるように心がけること。(ここでまず、よくつまずく)

そうじゃないときは、そのことに気付いて出来たら吐き出すこと、人と自分に向ける言葉と行動に気を付けること、も大事だと思う。

 

ひさしぶりに、こうブログのフォーマットなどを気にせずに、思ったことを思ったまま書いてみた。言葉にしてこっぱずかしいような気持ちもするけれども、一回どこかにとりあえず着地できたような気持ちもある。やさしい、かぁ。そんなことあれこれ考えずに、地の心からでた行動が皆、やさしいものであったらいいんだけどなぁ。

そうはいかないからこそ、たまにこうやって考えてみたい。

 

関連記事

【青年海外協力隊】ラオスで英語を教えて3ケ月!第二号報告書も公開します。

バイディー!(こんにちは)mikakoです。

今更なのですが、青年海外協力隊の第二号報告書をブログに載せておきたいと思います。

https://www.instagram.com/p/BCcII18NHX6/

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【協力隊活動】ラオス労働組合での、6ケ月の英語コースが修了しました!

サバイディー!(こんにちは)mikakoです。

青年海外協力隊の活動として、10月から始まった、ラオス労働組合での英語コースが4月上旬に終了しました。
途中休みをはさみながら、実質6ケ月のコースでした。

先日あったコースの修了式のこと、今振り返って思うことを書いていきます。

修了式の集合写真。

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コースの概要は、こんな感じです。

対象:労働組合に所属するラオス人労働者(公務員)

日程:2015年10月6日~2016年4月5日 (6ケ月)
   月曜日から木曜日(週4日)

場所:ラオス労働組合 能力開発センター

クラス:初級 (朝:9:00 - 11:00, 夕(サブ):16:30 - 18:00)
    中級 (昼:14:00 - 16:00)

人数: 初級 スタート 36人 → 修了 29人
    中級  スタート 36人 → 修了 23人

 

 

コース修了式!

ラオスでは、また日本とは似ているようで違った形で形式だったり、イベントを大事にしています。

ピーマイ(お正月)のお休みを挟んで、授業が修了してから、2週間後の金曜日の午前中に職場の会議場にて、修了式がありました。2週間ぶりなのに、「久しぶり!」って皆で言い合って、もう懐かしい。

式は、フアナー(所長)からのお言葉と、コースのサマリー(どんなことを勉強してきたのか等)の発表から始まりました。司会はいつもお世話になっている、そして生徒でもあるカウンターパートが初挑戦。 

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9時から開始でしたが、人がばらばらと入ってきながら、割とゆるーく進む。f:id:mikachanko4281196:20160430162210j:plain

そして1人1人に修了証を渡していきます。

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この文面やレイアウトをどうするか、前日まですごーく悩んでいた。(笑)

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最終テストや、全体の成績も一緒に配りました。「ど、どうだった?」

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いえーい!いい写真!写真はみんな、同じ活動先で働く先輩隊員が撮ってくれました。

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プレゼントとして、職場からはお花と生徒さんたちからはシャツとシン(スカート)用の布を頂きました。(ありがとう!)

本当に先生という立場が大切にされているなぁと感じます。

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そしてそのあとは、記念撮影大会です。 

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皆おめかししていて、華やか!美女だらけ!

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式が終わったあとは、昼間から事務所で飲み、カラオケに行き、夜までおつかれパーティーでした。平日なんですが。(笑)

 こうやって式をやってくれて、全員は揃わなかったけれど、皆で集まって「おつかれさま」「おめでとう」って言い合えて、区切りがつけれて、よかったです。ありがたや。

 

6ケ月、終えてみて。

さて、はじめてクラス形式で、英語を教えてみて思うことを。

毎日クラスがあると、「やったー!今日は上手くいったという日」もあれば、「なんでこんな上手くいかないんだろう」と思う日もあったり。しっかり万全と準備していける日もあれば、ほとんどその場でやる日もあったり。

自信のある日ない日。人の多い日少ない日。
活気のある日ない日。やる気のある日ない日。

自分の気持ちや状況など、色んなことが変わりながら、それでも毎日皆の前に立ち続けるって(逃げたくても逃げられない!)結構勇気がいることだなって思いました。

「そんなにプレッシャーをかけることはない」と思いながら、「1人でやらなきゃいけない」という変な責任感のようなものがあったり、途中少しぽいっと投げたりしながら(笑)、くねくねと歩いてきた6ケ月でした。

振り返るひまもあまりなく、「明日の授業はどうしよう」と目の前だけ見てやっていたら、あっという間に「あれ、もうこんな経ってたっけ?」という感じ。

コースが始まる前に、youtube で "Message for new English teachers(新しいESLの先生たちに贈る言葉)"というような動画を色々見ていて、その中で先生は船の”船長”なものです、とあったのが、コース中ずっと頭の中にありました。

手探りで何度も進路変更したり、ゴール・目的地もはっきりしない中、よく皆
ついてきて来てくれたなぁというのが正直な気持ちだったりします。

途中でイライラしたり、怒ったりもしながら、6ケ月に渡って、クラスの中や外で
関わってきた生徒さんたち。本当一生懸命取り組んでくれて、たくさん笑わせてくれました。


今は「ああ、終わったー!」という、一種の達成感のようなすっきりしたような気持ちと同時に、ほっと一安心したような気持ち。
「あーーーもうちょっとやれたかな。こうすればよかったかな」という悔しいようなもどかしいような気持ち。

「次はあれをやってみようかな」というワクワクしたような、期待感のような気持ち。

「あ、今日はクラスないのか」というどこか寂しいような、力の抜けたような感じ。

そんな色々な気持ちが混ざっています。

次のコースが始まるのは、6月のはじめになる予定です。

それまでの1か月、次に活かせるように振り返ったり整理をしつつ、ネタを貯めたり、新しい教材を訳したり、発音と文法を振り返ったり、授業の見学やTESOLの課題やったりして過ごそうと思います。(ああ旅行もいきたい。ブログも書きたい。欲望は尽きない。。。)

 

あと、協力隊の活動としてラオスで英語を教えられるのは、実質あと1年ちょっと。6ケ月のコースがもう一回と、少し短めのコース(5カ月?)が1回出来る位の期間しか残ってないんだなぁ。そう思うと本当に活動期間の2年間ってあっという間です。

既に次のコースのお知らせが回り、事務所に問い合わせの電話が入っています。今回の生徒さんの中でも、「またアーチャンと一緒に勉強しに来る!」と言ってくれている人も。

ちょっとでも、生徒さんや労働組合の人に「ああ、mikaに来てもらってよかった」と思ってもらえるように、次に向けて準備して行こうと思います。

 

それでは、また(^^)!

 

モーニング・クラス。

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アフターヌーン・クラス。f:id:mikachanko4281196:20160504133940j:plain

イーブニング・クラス。

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with 一緒に夕方のクラスを担当した先生とクラスリーダー。

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修了式に来れなかった何人かの生徒さんと、事前に。

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https://www.instagram.com/p/BEyCeX0tHYt/

 

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習慣化プロの「早起き」本を読んで、朝5時起きの計画を立てよう!

サバイディー・トンサオ!(おはようございます)mikakoです。

最近の悩みは、いつも時間がなんとなく足りない、ということ。「やりたい!」「やらなきゃ!」と思うのに、時間が足りなかったり、中々決まった時間を作れなかったり。

そんな時に思うのは、「ああ、毎日早起き出来たらなぁ」って。

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A Don’s Life: Alarm-clock Britain?

 早起きを習慣にしたいと思ったことがある(そして挫折した)人はかなり多いはず。

私もまた生活が乱れつつある中、この"実り多き人生"というブログを読んで、早起きの習慣化に挑戦してみたいなと思いました。

 ちなみにこのブログを書いている方は、お子さん2人がいるらしく、一緒に8時ごろ寝て、3時に起きて毎日自分のやりたいこと=ブログを書いているそう。す、すごい。

 

影響されすい私は、記事の中で紹介されていたこの本を、早速読んでみました。

人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術
古川武士

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作者の方は、習慣化することを専門(!)にしたコンサルタント。今まで何人もの早起き習慣化をサポートしてきた、いわば早起きのプロ。

早起きに関する本ってたくさん出てるんですよね。私も昔何冊か読んだことがあります。だけど、この本は具体的かつ現実的。「これなら出来そう!」と思わせてくれる。

さっそく本のステップに従って、早起きのための計画をたててみることにしました。

 

早起き計画をたてよう!

ステップ1:理想の1日のスケジュールをたてる

まずは、自分のこうありたい理想の1日のスケジュールをたてます。
実現可能かどうかは置いておいて、どんな風に1日を過ごせたらいいのか、紙
に24時間枠を書いて、書き込んでいきます。

私も貪欲に、あれこれと理想を詰め込んで、書いてみました。


ステップ2:今の自分の現実のスケジュールを書く。

次は、実際に今自分が過ごしている1日のスケジュールを理想のスケジュールの
横に書いてみます。

理想との違いに少し凹みながら現実をちゃんと見て、把握します。


ステップ3:ギャップを明確にする。

理想と現実の1日のスケジュールが書けたら、その2つを見比べてみて、どこが違うのが、ギャップを埋められるためにどんな事が出来るのかを考える。

私が比べてみて気づいたのは、起床・就寝時間が毎日バラバラ、朝の時間を決めてないからどんどん時間が前倒しになっている、夜の過ごし方が雑、ということでした。

ギャップを埋めるためには、①毎日寝て起きる時間をなるべく同じにする、②朝何をするか大体決めておく、③夜は9時以降ネットをしない、ということを目標にしたいと思います。


ステップ4:例外プランを作る。

いくら頑張っていたって、日々過ごしていれば思うようにいく日ばかりじゃない。そんな時に、習慣をやめてしまうのではなく、あらかじめ例外プランを作っておくのがステップ4。柔軟に対応できるように、いい逃げ道をつくっておくって大事だ!

私は、飲み会や何か用事があって、決めた時間に寝られない時は、1時間遅く起きてOK!としました。

 

ステップ5:ベビーステップから始める。

何か新しいことをはじめる時って、とっても小さな一歩から始めるといいみたいですね。

最初に頑張りすぎて、息切れしてしまわないように、物足りない位からはじめて、長く少しずつ負荷を増やしながら続けていく方がきっといい。

私はステップ3のギャップを埋めるべく、 「なるべく決まった時間に寝るために、9時になったらスマホwifi を切る」をベビーステップにしてみます。

 

夜を制するものが、早起きを制する!

と、このように計画を立てるわけなのですが、その前に書かれていたのが、早く寝ることの大切さ。

「早起きする」となると、いかに朝起きるかということだけ考えてしまいがちですが、睡眠時間を確保しつつ早起きしたかったら、早く寝るように変えていかないといといけない。言われてみれば、当たり前だ!

しっかりと必要な睡眠時間をとりながら早起きするには、夜寝る時間を早めることが大事。

まず最初の3週間は、決めた時間に眠ることにフォーカスすること。そのあとに、決めた時間に起きることにフォーカスしていくことをお勧めしています。

 

しかし意外と早く寝るってのも難しい。これは、「ほー!」と思ったのですが、

早く寝るめには、”体温を下げて、暗い場所でリラックスする”

朝スッキリ起きるには、”太陽の光を浴び、体温を上げて刺激を与える”

のが効果的とのこと。(体温って関係あるんだ!)それに沿ったおすすめの朝・夜に出来ること/しない方がいいことも書かれています。

 

そしてもう1つ面白いと思ったのが、計画を立てる前に、朝・夜にどんな感情を感じたいか書き出してみるということ。これは考えたことなかった。

意外と朝と夜って、感じたい感情が違う。ちなみに私は、朝は、すっきり・わくわく・刺激・爽快感、夜は、満足感・リラックス・ゆとり、を感じたい。

それらの感情が得られるような、行動を折角なので一緒に取り入れていければと思います。

 

習慣は1つずつ、時間をかけて身につけていく。

本には、早起きを習慣化するには(脳が習慣だと認識する)だいたい3ケ月かかると書かかれています。

他の習慣は1か月だけれど、睡眠やランニングのように体の変化を伴う習慣は、長く時間がかかるとのこと。

この習慣化にかかる3ケ月を、4つの時期に分けてあり、それぞれの時期でぶつかであろう壁をどう乗り越えるか、アドバイスも書いてあります。

 

そしてもう1つ覚えておきたいのが、一気に2つのことを習慣化させようとしないこと。

2つの習慣を同時にやる際には、メインを早起きにして、サブの習慣はあくまで副次的にできたらいいもの、できなくても自分を責めないと決めておくのです。

 

ブログを書くことや語学の勉強も一緒に習慣にしたい!と思っていたのですが、
欲張りすぎず、あとからついてくればいいかなぁと思って、まずは早起きに身につけることに。

出来なかったことよりも出来たことにフォーカスして、自分にやさしく肯定的な姿勢で、挑戦していきたいです。


”早起きの目的は、毎日を充実させるため。”

「なんで早起きをするのか」その目的は、「毎日を充実させるため」と、本にはきっぱり書かれているのですが、本当にそうだなぁと。あくまでそのための手段なんですよね。

人によって”充実”が持つ意味は変わってくると思いますが、早起きしたら「やりたいことが出来る」ことによって、「満足感」が、「規則正しく生活する」ことで、「心地よさ」「ゆとり」が感じられる、と私は思っています。

早起きの目標は、「10時就寝の5時起き」です。実は、これを書いてる今日がチャレンジ1日目。昨日の夜は緊張して中々寝付けなかったけれど、朝は5時に起きれました。よしよし。

ちなみに私が今いるラオスの人々は、早寝早起きの人が多いです。大人の人に、「昨日何時に寝た?」と聞くと、9時・10時との回答が多し。

それで朝の活動開始も早い。早寝早起きが、いつも元気と笑顔の秘訣なのかも?

 

それでは、また!(^^)m

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おまけ

この記事を書いた日に、ひすいこたろうさんという方のメルマガで、「朝にキク言葉」という本が文庫化されるというお知らせが。

朝にキク言葉 朝にキク言葉
ひすいこたろう

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朝」という漢字をよく見ると、「十月十日(とつきとおか)」という字が組み合わさってできています。
「十月十日」――それは、生まれる前の赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいる時間。
つまり、私たちは毎日朝を迎えるたびに新しく生まれ変わっているのです。
目を覚まして、また新たな人生を踏み出す今日という日のはじまりに、活力を与えてくれる珠玉のコトバたち。
ときにはクスッと笑えて、ときにはジンと心に響く、あなたの朝を彩る「読む目覚ましサプリ」が満載の1冊です。

いやー、いいシンクロ! 

 

英語初心者が、最初に学ぶべき3つのこと【 文法・単語・発音の勉強法】

サバイディー(こんにちは)!mikakoです。

今回はタイトル通り、「英語をこれから勉強しはじめたい!でも自分は初心者。まず何を勉強したらいいんだろう・・・」と思っている人に向けての記事です。

 

http://www.flickr.com/photos/34992322@N00/16143125050

photo by mikomaya

私は今、ラオスという東南アジアの国で英語を教えています。

はじめて6ヶ月に渡って、初級/中級クラスを担当したのですが、初級クラスの生徒さん(大人)の中には、ほとんど英語を勉強したことがない人もいました。

彼/彼女らと学びながら、「英語(外国語)ってまず何から勉強するべきなんだろう?」と考えさせられた6ヶ月。

今の時点での私の中での結論は、英語を一から勉強したいなら、まず「基本の文法」「単語」「発音」を学んで基礎力をつけよう!です。

それでは、もう少し詳しく説明していきます。

 

 まずは、基本の文法を身につけよう! 

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Grammar | Ohio Program of Intensive English

 もう耳にタコが出来る位聞いてるかもしれませんが、やはり文法は大事です。

文法を知らずに英語を話すって、ルールを知らずにスポーツをするようなもの・・・っていうのは言い過ぎかもしれませんが、それくらい大事。

特に英語は、配置の言葉です。日本語とは違い、言葉の並べ方(語順)で意味が大きく変わってきます。

「単語を並べれば通じる」っていうのは、何も言わないよりはいいですが、聞く相手にしてみたら理解するのすごく大変。最低限の文法に基づいた英語を話すのは、マナーだとも思います。

なにより文法は、ネイティブが使うその外国語をルール化してまとめたもの。大人になってから外国語を学ぶ際の大きな味方です。

文法を全く勉強せずに外国語を勉強するって、地図を持たずに知らない街をうろうろしたり、説明書を見ずに複雑なものを理解するるようなもの。

 

とはいっても、いきなり小難しい文法を学ぶ必要はなし

まずはさらっと薄い本で、中学レベルの 文法ってどんなものがあるのか見てみましょう。で、どんなものがあるのか知って、なんとなくでいいから理解する。「なんで?なんで?」と疑問に持ちすぎず、「ほー、そうなんだ」くらいでまずはOK。立ち止まりすぎない。ほんとに最初の最初の文法書は、薄くてあっさりめなものを。その次は、シンプルだけれども丁寧に書かれているものがおすすめ。

本当に1から勉強したい人の一冊目におすすめ。

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2冊目に。丁寧な解説で少しずつ、でも着実に。

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 第一歩としては、ここまででとりあえずいいと思う。全体図を見渡すこと。日本の中学英語の範囲は、「ここまでやれば、とりあえずOK」のラインとして、とても分かりやすい。

 

 その後はそれぞれの型の例文を覚えて、何度も口にしてみる。(瞬間英作文がおすすめ)そうやって、自分で実際に使えるように身につけていく。それと同時にそれぞれの文法の持つニュアンスや感情が分かるように、改めてそれぞれの文法をもう少し詳しく学ぶ。

「英文法を自分のものにする」瞬間英作文の大ベストセラー。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
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 一回文法書を読んで理解したと思っても、自分のものになるかどうかは別もの。

最初から、発信出来るようにすることを意識して、「習う」と「慣れる」を一緒にやっていくのが大事だと思います。

(ちなみに私は、外国語の文法に関しては、「慣れて」から「習う」方が効果的な気がしています。)

 

 必須の単語を覚えちゃおう! 

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How To Talk About Remembering Vocabulary In English Language.

当たり前かもしれませんが、単語を知らないと英語は読めないし、書けないし、聞けないし、話せない!

幸い日本人で学校教育を受けていれば、全く英単語を知らないということは、まずないと思います。が、あんまり熱心に勉強をしていなかったり、長いこと勉強していなかったりすると、ほぼ0スタートのことも?

国語学習に、語学学習で単語を覚えること(語彙を増やす)は、ずーーーっとついてくるもの。最初にある程度、積み上げておくと、あとが楽になります。

その「ある程度」を満たすための、おすすめの本はこちら。

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人気シリーズ単語帳の初心者向けです。一番の特徴は、付属の音声CD!ノリノリなリズムで単語が覚えられるのが good。

中に入っているのは、どれも大事な単語。これだけ覚えると、見える景色が変わるはずです。あの手この手を使って覚えちゃいましょう。

 

 

 発音は、最初から取り組んでおこう! 

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How to Improve Your English Pronunciation to Talk Like a Native | FluentU English

そして最後は、意外と後回しにされやすい発音!これは教えはじめてから、「あ、最初にやるべきだ。」と気づきました。

(「本来、言葉というのは音だけのもので、文字や文法はあとから音に合わせて出来たもの。だから音声から学ぶべき!」と書いてある語学系サイトも。)

英語には、どんな発音があるのかを知ってみること。自分の母国語(日本語)にはない音を中心に、どんな口の形で発音しているのか、それがどんな音なのかを知っておくと後でとっても楽になる。遠回りのようで、近道です。あとから、スピーキング、リスニングのときに、大変助かります。欲を言えば、それを練習して自分のものにしてしまえば、もう最強。(発音がかっこいいと、話したくなりますしね)

ネイティブのような完璧な発音になる必要はないけれど、「相手に伝わる」コミュニケーションをするには、「伝わる」発音をすることが大事になってきます。

おすすめの発音本はこちら。めちゃくちゃ親切なCDとDVD付き。私も今改めてやってます。

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 発音の練習は、1人では中々難しいかもしれないけれども、やっておく価値ありです。(私も最初にやっておけばよかったと激しく後悔してます)

 今は、本やオンライン英会話など、たくさん選択肢があるので、上手にサポートを得ながらやってみて欲しいです。

そして上に書いた、文法や単語を学ぶときは、是非どうやってそれらが発音されているのか音声を聞きながら、実際に練習してみるのを心がけてください。 

意外と目や手だけを使って勉強していると、「単語を見て意味は分かっても、何て読んだらいいか分からない」「読めばわかるけど、聞いたときに分からない」となってしまいます。

そのことに気付かず勉強を続けていくと、また改めて文字と音を一致させなきゃいけなくなります。(私がまさにそうです。。。)

そうならないためにも、 最初から 文字と音を一致させることを意識して勉強することを、強くおすすめします!

 

 まとめ 

というわけで、英語学習の第一歩として「文法」「単語」「発音」を勉強することが、大切だ、というお話をしてきました。

いきなりの例えですが、もし何か外国の料理を作れるようになりたかったら、まずどうしますか?

レシピを習って、材料を揃えて、本物の味に近づくように味見しながら、何度か料理すると思います。

cooking


 

文法は、作る手順(ルール)を教えてくれるレシピのようなもの。これに従って作っていく。

単語は、食材。これがなければ始まらない。それぞれどんな風に使うのか知っていく。

発音は、味付け。自己流でも作れるけれど、本場の味に近づけて、ちゃんとその料理だって分かってもらえるように。

 

うーん、ちょっと無理やりな例え(苦)ですが、この3つはどれも大事だということが伝わって欲しい(笑)

私も次の学期の授業は、この3つにフォーカスして、クラスの計画を立てて行こうと思っています。

みんな割と地道なものなので大変かもしれませんが、英語をある程度使えるようになる為には、避けて通れないもの。やるなら早いうちに、やっちゃいましょう。

日常で使える表現を覚えたり、音楽や映画などを楽しんだりして、息抜きもしつつ、この3つを学んで、基礎力をつけていきましょう。その先は、明るい!

 

それでは、また(^^)m

 

 

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そもそもなんで英語を勉強するの? 

 

ラオス旧正月(ピーマイ)のびしょぬれパーティー in ヴィエンチャン。

サバイディー!(こんにちは)mikakoです。

前回に引き続きピーマイ(ラオス正月)のお話を、今回はパーティー編を写真たっぷりめでお届けします。

氷水をかけられて、うっひょーの図。

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前回の記事では、ラオス正月(ピーマイ)ってどんなお祭りなのかを書きました。→ 

ピーマイラオ!(ラオス旧正月)水かけ祭りってどんなお祭り? -

今回は、職場で行われたパーティー×2の様子を書いていこうと思います。いい機会なので、ラオスのパーティー(飲み会)事情も少しご紹介します。

 

1人1人にパーティーの招待状が届いた・・・!ラオス人のピーマイにかける情熱はすごい。

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1回目:学校でのパーティー(4月7日)

まず最初のパーティーは、活動先である労働組合が持つ、学校でのパーティー。ヴィエンチャン市内から約30分くらい車でかかる郊外にあります。

新年のピーマイ・パーティーは、まず祈りの儀式・バーシーから始まります。

バーシーは、仏教に根差したラオスの伝統的な宗教儀式で、私たちの体の中に宿るとされる精霊(聖なるパワー?)が外に出て行ってしまわないように、結婚式や出産などの人生の節目や新年など一年の節目に行われています。

祈りの言葉を知っている(パーリー語?)ある一定の地位にある年配の男性が、祝詞を唱えていきます。他の人は祭壇の周りで、それを聞きながら祈ります。

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 そして盛り上がってくると(?)花や水、小さなお菓子を投げます。

一気に笑顔に!

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一通り祈詞が終わると、みんなで綿の糸(白やオレンジ)をお互いの腕に巻き合います。そのときに、「健康でありますように」「長生きできますように」「幸せが訪れますように」「仕事で成功できますように」などと、互いの幸運を祈るの言葉を掛け合います。

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このバーシーでお互いのことを思いながら、ひもを巻く瞬間がとても好きです。

周りの人に対する感謝の気持ちや、大切に思っている気持ちって、あまり面と向かって伝えるって機会がない中、こうやってバーシーで、相手に感謝しながら幸運を祈るってすごくいいなぁと思う。

今回は特に、いつもお世話になっている人たちや、仲よくしている人たちが皆集っていたので、尚の事そう思いました。

おっちゃん達には、「早くラオス人の夫が見つかりますように」と祈られましたが(笑)

ちなみにひもを巻く回数は3回がよいらしく、巻いてもらったひもは3日間は外さないようにとのこと。3が縁起のいい数なのかな。

 

そしてバーシーが終わったあとは、お待ちかねのパーティーです。

野外にテントを張って、料理とビールと音楽を用意して。そして大きめのパーティーだと、MCとプロ(多分)のミュージシャン・歌手がもれなくついてきます。

この準備の良さには、いつもながら感心・・・。

多くの職場には、パーティー用のテントがある。ラオスあるある?

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いつも同じ職場で働く同僚と、ボランティアの先生's 。f:id:mikachanko4281196:20160412105538j:plain

ご飯はレストランからケータリングしてきたラオ料理を、皆で取り分けて食べます。スタッフも、レストランから一緒に派遣されてきます。

そして、ラオス人のビール好きはすごい。話には聞いていたけれども、ここまでとは・・・。Noビール・Noライフ。すっかりビールっ腹の仲間入りをしています。

飲み会の間中は、ずっと「モット!モット!」と一気飲みが続きます。(飲み会文化とても面白いので、また改めて書きたい!)

 

ここまではいつものパーティーと一緒なのですが、今回は新年のパーティー、水かけ祭りです。あの手この手を使って水をかけあっていきます。

暑いので(この日も40度超え)、ぬるめの水だと気持ちいのですが、氷水(ラオスではビールに氷がデフォルトです)を背後からやられると、「ぎゃーーーー!」。また顔に口紅やベビーパウダーも塗られます。

うっへーーーー!

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最初はちょろちょろとかけていたのが、どんどんヒートアップしていき、最後はもう容赦なしの水かけ合戦に。ホースでシン(スカート)の下から入れてきますからね。

帰り際に、びっしゃーとかけられてます。

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老いも若きも皆びっしょびしょ。タンク前で苦行。

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学校で生徒も多く、そこで働く知り合いが多かったのもあり、かなり無礼講なパーティーでした。後日ばっちり風邪をぶりかえしました。

 

2回目:本部でのパーティー

そして週明けの月曜日は、本部でもパーティーがありました。初本部上陸。

1年前に新しく建てられえた建物。綺麗だけれども、どこか不自然な「建てました」感がすごい。

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こちらでも、まずバーシーを行ったのですが、さすが本部。お坊さんを10人程招いて、その前にバーシーに使う祭壇に対しての儀式(多分・・・)が行われました。

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なんか無防備な足がすき。祈る時は、やっぱりろうそくの光と水が欠かせません。

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  なにを祈っていたんだろう。

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そしてバーシーへ。

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人が祈る姿って、とてもきれい。こうやって手を合わせる姿を見ると、「ラオス人は、敬虔な仏教徒」と言われるのが分かる気がする。

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一段落して記念撮影をしていたら、

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あれよあれよと増え、

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女性陣大集合!写真撮るのも大好きです。

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あ、大抵の職場では、毎年このピーマイのためのおそろいTシャツを作って配るそうな。組合のロゴも入っていて、中々豪華です。このお金はどこから・・・(笑)

 

そしてこちらは来てくださった、お坊さんたちの為に準備していた食事。初めて実際に口にされているのを見ました。でもほーんの少しだけ。そして残ったものを皆で頂く。

お坊さんが触れたものには良い気が巡る(?)とのことで、お坊さんは少しずつ皆に口をつけて、そのあとに他の人も頂くのだそう。

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そして会場は屋外へ。カメラも防水に切り替えて、パーティーのはじまりはじまり。

バーナー。毎年作ってるのかな。。

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思い思い飲み食いして、たーくさん写真を撮った後は・・・

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びしょぬれダンスターイム。ラオスのパーティーにはダンスが欠かせません。ダンスにも色々あって、男性と女性がペアになって踊るものから(基本的に男性が女性に声をかける。)、ラインダンス(?)のように列になって決まったステップを繰り返すもの、最近のノリのいい曲で即席クラブになったり。(結構 きわどくて、勝手にハラハラ)

ラオスダンスの手の動きやステップなどは「見て慣れよ!」といった感じで、時折笑われながら、少しずつ経験値を積んでいます。

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今回は、ホースの水付き。

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日本のように一本締めなどで「解散!」とはならず、みんな適当な時間にばらばら勝手に帰っていきます。

パーティーから抜けるときに「帰るね」と言うと、「帰る前にもう一杯!」となるので、本当に帰りたい時はこっそり帰るといいよ、と言われました (笑)

この日のパーティーは11時過ぎに始まり、脱出した(最後捕まった・・・)のは17時過ぎでした。ラオスのパーティーは長い!

 

 まとめ

ラオス人の多くは、ほんとーにパーティーが大好き!そして楽しむのがとっても上手!

そんな中でも、やはりピーマイ(ラオス正月)はラオス人にとって特別なようで、いつも以上に賑やかで気合いの入ったパーティーでした。あぁ、来年も楽しみ。

 

 

 それでは、また!(^^)

 

ピーマイについて、もう少し知りたい方はこちら!

ちなみに活動先(職場)については、こちらをどうぞ。