2月のみかづき。

「学ぶってなんだろう?」②~何を、どうやって学ぶか決める~(3 Books Project)

さて、前回のつづきから。何を、どうやって学ぶか決めるかについて書いていきます。

https://www.instagram.com/p/Bgu38RrBHYv/

1つ前の記事。

1. 何を、どうやって学ぶか決める

学ぶということ・なぜ学ぶかについて、ひとまず納得がいったところで、じゃあ何をどうやって学んでいったらいいのでしょう。

自分の知りたいことについて情報を手に入れて、自分なりの結論を導き出すことが学ぶという事なんだから、「知りたいこと」を学べばいいんだよね。

私は、どんなことを知りたいんだろう。まずは、それに意識を向けてみることでしょうか。

Bの本では、情報には日々新たに伝えられて流れていく「フロー情報」と、いつでもみようとすれば確認できる「ストック情報」の2つの種類の情報があるといいます。

私たちの日常はきっとフロー情報があふれています。ニュースを聞いていたり、人と話しているときに、「どういうことだろう?」と思うこともよくありますが、大半は流れていってしまいます。本屋さんをぐるぐるとしていると、「ああ、これも気になる、あれも気になる」状態になります。

そう、日頃ふと気になることが浮かんでも、ちゃんと捕まえてあげていないと、どこかへ飛んでいってしまっています。

なんとなく気になったことに対して意識を向けて、疑問をつくってみる、問いを立ててみる。問いを立てることで「知りたい」にピンを留めてあげるようなイメージかな。

一度ピンで留めてあげたら、それをもう少しよく見ていく。

 

またAの本には、「とりあえず自分が目指している何か、自分が得たいものやわかりたいことなどをぼんやりとでもいいから持っておくこと」とあります。

「知りたいこと」について全部知ろうと思ったら、もんのすごい時間がかかる。

例えば「宗教について知りたい!」って思って、宗教について勉強しはじめたら、一生かかっても終わらない。

でも「イースターって何だろう?」「キリスト教ユダヤ教の違いってなんだろう?」「日本の宗教って何って聞かれたら、どうやって答えよう?」位だったら、なんとか行けそうな気がする。「知りたいこと」を小分けして具体的にしてみる。

どのくらい知りたいのか、目星をつけておく。

 

日々のフロー情報の中から「知りたい」を見つけて、(具体的な)疑問・問いを持ち、それに答えられるようにストック情報を使って学んでいく、というのが何を学ぶかを決めて学んでいく、大きな流れだとここでは考えていきます。

 

 

つづく

 

 

3Books --------------------------------------------------------------------------------------------------------

A. 東大教授が教える独学勉強法

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)

 

3 Books をやろうと思うきっかけになった本。著者自身が「高校へ行かず、通信制大学から東大教授になった」経験を元に、語りかけるように書いている本。とてもやさしく丁寧な語り口で、独学のススメを説いています。

 

B. 考える力がつく本 

考える力がつく本 ―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

考える力がつく本 ―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

 

何故か読み始めるまで、なぜか斉藤孝さんと勘違いしていました。w よくありそうなタイトルなのに、意外にもこの本が唯一なのですねえ。

著者の新聞記者やこどもニュースでの経験を交えながら、Aの本よりも具体的にそれぞれのメディアの活用方法に触れています。最後の方は、著名人の人と本に関する対談集が収録されています。

 

C. 本を読む本 

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

 

学ぶといえば、本を読むことでしょう、と思っていたので、この本を手に取りました。1940年代にアメリカで執筆され、1970年代に日本で翻訳されたもの。重みを感じます。正直まだまだ読み込めてないのですが、読書を4段階に分けて、具体的にそれぞれの読書法のやり方を説明しています。

 

 

 

 

ピースボート通訳ボランティア③ 通訳試験リベンジ合格への勉強法

間が空きましたが、ピースボートの通訳ボランティアのこと、もうちょっと書いていきたいと思います。ぼちぼちと、その5まで書く予定です。

前の記事にも書いたのですが、私は合格する前に、通訳ボランティアに応募して、一度不合格になっていました。

そのときに、「英語そのものを勉強するだけではなく、通訳を念頭に置いた勉強もしなきゃな・・・」と思ったのです。

今日の記事では少し脱線して、リベンジして合格するためにした勉強法をまとめています。

 

 

 目標を決める 

今回は本当本当本当に、通訳ボランティアに合格したかったので、英語コーチンなるものの体験を受けました。一回だけの体験でしたが、そこで自分がどうしたいのかを再確認出来たことが、とてもよかったです。

まずは、最終目標を決めました。私の場合は、今回はとても明確で、「通訳ボランティアに合格する」ということ。

そのあとに、その目標を達成するために、今の自分に足りないことと、じゃあその部分をどうしたいのか、ということを考えました。

以前一度試験を受けていたこともあり、私に足りないのは語彙(時事系)・リスニング・アウトプット力だと考え、その3点にフォーカスした勉強を開始しました。

 

 朝日の時事英語 

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朝日の時事英語 - 朝日新聞社(Astand)

朝日新聞が運営している、時事英語が学べるサイト。社説を日英の両方で読めるサイト探していて、こちらのサイトに行き着きました。有料(月500円)ですが、天声人語(コラム)も社説も読めるので、納得の値段です。そのほかにも、リスニングやクイズのコーナーもあります。

主に天声人語を、日本語→英語で音読していました。対訳になっているので、なかなか調べるのが大変な固有名詞を知れるのが良かったです。

 

 

 DMM 英会話 デイリーニュース

f:id:mikachanko4281196:20180320112503p:plainオンラインで英会話レッスン受けるならDMM英会話♪スカイプで格安マンツーマンのレッスンが受けられます!

何度か利用しているDMM英会話。試験の前に、再びお世話になりました。今回はデイリーニュースをメインに使い、とにかく話すことにフォーカスして利用しました。苦手な発音も、発音コースを利用して取り組み、インタビューの練習をさせてもらったり、応募時のエッセイも添削してもらったりと、とにかく必要だと思ったことを一緒にやってもらえたので、とても役立ちました。

 

 Cafe Talk 

f:id:mikachanko4281196:20180320113104p:plainオンライン習い事なら日本最大級の 「カフェトーク」

試験前に、たまたま広告を見て知った「カフェトーク」。オンラインで語学や楽器、はたまた占いなど幅広い個人によるレッスンを提供しているサイトです。

何気なく見ていたら通訳の練習を提供している方がいて、体験レッスンを受けてみたら、とても良くて!約2ヶ月間、週に50分のレッスンを2回ほど受けていました。

簡単めなスピーチと、難しい固めのスピーチの2つを教材として使って、音声を聞く→それをそのまま1語1句繰り返すリプロダクションをしてから訳すという、結構ハードなレッスンでしたが、これがものすごく効きました。

通訳に関する質問にも答えてくれて、本当に助けられました。

 

 TED 

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1週間で1テーマを決めてTEDスピーチを見て、ブログを使って、スピーチの概要をまとめたり、一部を翻訳したり、単語を調べたりしていました。

通訳ボランティアの勉強会が開始したあとは、他のボランティアの人とTEDスピーチを使って、通訳の練習もしました。英語のスピーチはもちろんのこと、日本語のスピーチも中々ないので、日→英の練習にとても役立ちました。

 

 NHKニュースシャドーウィング 

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こちらの記事でも書いたのですが、NHKニュースの英語版ポッドキャストをシャドーウィングしていました。アウトプットの練習をすることと、時事問題に関する語彙を増やすためにやっていました。ウェブページからだけではなく、アプリからも聞けて便利。

NHK ラジオポッドキャスト | NHK WORLD RADIO JAPAN News

 

 CNN English Express 

合格したあとの勉強法は、リスニング対策として下のCNN English Expressという雑誌を買ってひたすらディクテーションをしていました。(音声を聞いて、それを一語ずつ書き取る。)

試験中にやはり聞き取れない部分があって、実際に通訳するときに聞き取れなかったら・・・と思うと恐ろしくなったからです。ほどよい長さのニュースやインタビューが使われていて、CDもついているので、ディクテーションをするのにぴったりでした。

 

こうやって振りかえってみると、「いやー、この頃めっちゃがんばってたなぁ」と思います。通訳を職業としてやっていくなら、このような勉強をずっと続けていかなきゃいけないんだろうなぁ。それを思うと、頭が下がります。

通訳は高い英語力はもちろんのこと、背景知識やそれらの日本語・英語の両方での単語も知らなければいけないし、ノートテイキングの技術やその他もろもろのスキルが必要です。

試験のために短期で詰め込んだ、つけ刃的な勉強でしたが、すごく力はつきました。

【3Books Project】 3冊読んで、考える。

3Books Project はじまりはじまり。写真は台北ブック・エキシビジョンの案内。本っていいよね。

以前、ピースボートの通訳ボランティアになるための勉強として、1日1TEDをやってたことがあります。

こんな感じで1人で勝手にプロジェクトと称して、何かをやるのが、好きみたいです。これから試してみようと思っているのは、3Books Project。

1つテーマを決めて、そのテーマに関する本を1週間に3冊読んでみるってこと。

 

 きっかけ 

この間、御茶ノ水の広い本屋をぶらぶら見ていたら、「あ、これも面白そう」「これも読みたい」と考えていて楽しくなる一方、「これ全部はいくら時間があっても読み切れないんだ」と思ったり、「いやーこれ前にも読んだけど、全然覚えてないわ」と思って、ちょっと切なくなっていました。

そんな時に、一角で同じようなテーマの本が近くにあって、パラパラとめくって、どちらも読みたいなーと思っていて。

いつもだったらどちらか1つを選んでいたけれど、「あ、一緒に読んだらいいんだ!」と。こう書いてみるとなんてことないけど(笑)、すごくひらめいた!と思いまして。

前に何かの本で「3冊本を読んで、自分の疑問に答える」という記述があったのを思い出し、やってみようー!と思いました。

 

 3人寄れば文殊の知恵 

1冊だともったいない

なにかふと気になって、本をとって読んでみるけれど、読み終わってみるとあんまり残らない気がしちゃうんですよね。自分の中を占めるには、ピースが小さすぎて溶けちゃうというか。なんかもったいないなーと思っていたのです。

3冊読んだら、チャンク(かたまり)のようになって、もっと存在感が増すんじゃないだろうか。

1冊だけだとその本の立ち位置がわからないし、その著者の考え方しかわからない中々自分の意見が生まれるまでのインプットには物足りない。

でも、3冊読めば比べられるし関連させられるから、同じトピックを違う角度から見られる。知識も増える分、自分がどう思うのかも出てくるんじゃないかな。

そのテーマについての疑問を持って読めば、その本の主張に引っ張られないで、客観的に読めるとも思うのです。

3人の著者があるトピックについて話し合っているのを、ふむふむと聞いてみるイメージです。

 

 テーマと本選び 

3本立ての映画館のように

テーマは、日々気になったことや、全然知らないこともやってみたい。何らかの形で生活に関わっているのがいいな。

あまりないけれど、2本立てとか3本立ての映画館での上映って、組み合わせが面白くて、1本で見るよりも印象に残ったり、複数のものを見て初めて理解できたりします。しっかりと関連しているのでもいいし、一見関わりのなさそうなのも科学反応が起きるかな。3冊の組み合わせを考えるのも面白そう。

 

 どうなりたい? 

疑問をもって、答えを探してみることを、日常的にやっていきたい。気になったトピックについて理解して、世の中のことが、もっとよくわかるように。そして、自分の考えをつくれるように。

結果として、本をもっと楽しめるようになったら尚嬉しい。

3 Books Project、はじまりはじまり。

 

最初のテーマは、「学ぶってどういうこと?」

いきなり難しい。

 

 

 

 

 

 

ラオスの記事まとめ

サバイディー!コイ スー ミカ!

2015年6月末から2017年6月末まで、青年海外協力隊として、ラオスの首都ビエンチャンにいました。2年間で書いたラオスに関する記事をまとめています。

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 活動(英語クラス) 

 

ラスト3か月コースの授業振り返り

 【協力隊活動】英語コースのレベル分けテストは、中々に大変。 

【授業メモ Week1】コース始まりの1週間と、JENESYS高校生見学

【授業メモ Week 2】発音とボキャブラリープロジェクト開始&ゴールシート作成! 

【Week3 授業振り返り】写真を使おう!& 5行エッセイでライティングを。

Week 6 振り返り:常滑高校のスタディーツアーとフィードバックの大切さ。

【Week 7 振り返り】折り返し地点!マザーグースで発音と時制プレゼンテーション。

【Week 8 授業振り返り】ホットシート・サイコロトーク・嘘つきゲームのESLアクティビティ!

【Week 9 振り返り】お休み明け、ゆるーめの1週間と書道紹介アクティビティ。

【Week 10】即興スピーチで、スピーキング強化週間/English Cafe 再開

【Week 11】ビエンチャンネタトークと、生徒さんたちとのバンビエン小旅行。

【Week 12】 音読特訓とペアプレゼンテーション/課外授業@COPEセンター 

【Week 13】未来形と、グループワークを通して「意見」をつくって伝える練習を。

【Week 14】コース最終週!レビューにテストにプレゼンテーション。

 

 

 青年海外協力隊関係 

報告書

【青年海外協力隊】やーっと書いた、第一号報告書を公開します。

【青年海外協力隊】ラオスで英語を教えて3ケ月!第二号報告書も公開します。

【青年海外協力隊】第3号報告書、でございます。

【青年海外協力隊】気がついたらあと半年!第4号報告書を提出します。 

【青年海外協力隊】2年間の活動のまとめ・第5号報告書を公開します。

 

 

 行事・イベント 


 日常 


 ラオス国内旅行 


 不発弾(UXO) 

 

 ラオスで考えたこと 

 

ソークディードゥー!

「考えることについて」の昔のブログ記事。

前回に引き続き、昔のmixi日記ひっぱりだしてきた Part2。タイトルは、「やばいやばいやばい!」

自由だ!笑

 

テーマは、「考えることについて」見直してみても、わかるような、よくわからない記事だけれど、熱量をもって ぐわーっと書くことを取り戻したいとも思う。

https://www.instagram.com/p/BeVAfyUBzsG/

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2010年03月15日02:02

舞い降りた!たった今気づいた! 
逃げちゃわない内に書きます!いやー逃げないで!!! 
超高速タイピングなので誤字あります、きっと!日本語もおかしいと思うけど気にしないで!! 

最近ずっと思ってたのです、頭良くなりたいって。 
きちんと物事を理解した本当の知的な人間になりたいなあと。 
いつからだっけなあ。たぶんあの東大のゼミ言ったときからかなあ。 
もう同年代の私が知らないことをどうして、あの人達はあんなにしってるんだろう。どうして自分のものに出来てるんだろうってすごく思って悔しくて悔しくて仕方なかった。そしてすごくすごく焦った。もう、めちゃくちゃ勉強しようって思った。 
あと、誕生日がきて19歳になったのも大きかったかも。 
あとは色んな偉人のプロフィールを見て、この人は19歳の時にはもうこんな偉大なことをしてたのに、私何してるんだろ。19年で何を生み出したんだろう、とか落ち込んでみたり。 
高いお金を出してもらって学校に通ってるのに、かなり勉強してるはずなんだけど!それがきちんと中身を伴ってるのかな?って不安で申し訳なくなったり。 
とりあえずは目の前の事に必死になろうって思って。でも、追われすぎてすっちゃかめっちゃかで、実際に身についたのは何?みたいな。偉人達の名前? 
なにをどうやって勉強したらいいのか、全然わからなくて。とりあえず「勉学とはなにか。」「頭がよくなる本」とか「知的に過ごす秘訣」とか、そんな新書買いあさって。先月から今月にかけて阿呆みたいに買ったなあ。あと歴史の本とか。半分以上まだ読んでないけどw 
フランス革命が中々理解できなくて、買った遅塚なんとかさんのフランス革命ー歴史きおける劇薬ーがすごく面白かった。) 

あと一番影響されたのが、渡部昇一さんの知的生活び方法っていう本。もう、大学教授になって一生勉強したい!一生本読んでたいって思った。 

自分をごまかさない精神 
わかってないのにわかったふりをしない。 
↓ 
「わからない」に耐える 
↓ 
本当にわかるということを重んじる 

うわーーーー。痛い痛い痛い!!!!!すごくピンポイントで痛いとこつかれました。 
本当にそう。全部「なんとなく」わかってるんです。 
テストで点取るのはすごく得意だし。 
なんとなくはわかってるんです。でもわかってないんです。 


読書家だねーとか言われるけど、私の読書は読書じゃないんです!きちんと読めてない!
現実逃避だったり娯楽のために文字の周りの雰囲気に酔ってるだけ。文字を追って満足しちゃってるだけ。新聞を読むにしても、読んだ気になってるけど、思いだしたらああれ?なんの事についての記事だっけ?みたいな。教科書長時間かけて読んでも、あれ?って思いだそうとしても言葉にならないし。 
あと全然クラシカルワークが読めない。古典さん。頑張って読んでても、頭に全然入らない。まさに文字の羅列を眺めてるだけ。 

なんでだろーなんでだろーってずーっと思ってて。 
どうしたらいいんだろう。どうしたら自分のものに出来るんだろう。って。小さい頃からもっと本読むんだった。というか、高校時代の読書ももっと意識をもってするんだったとか。色々後悔してみたり。 
これ一か月くらい自分の中で一番大きかったかも! 

そして、さっきスタバから家に帰ってくるときに珍しく歩きでmp3もないから、一人で今さっきまで勉強してたこと英語でブツブツ一人で言ってたのです。復習がてら。 

そしたらピーーーンと気付いたのです。 

当たり前のことかもしれないんだけど。 

読んでいるときに、自分がないからなんだ。自分を通して読んでないからだ!!!文を読んでた時の感情だろか自分の反応を置いてけぼりにしちゃってるんだ!だから、思い出すときにtriggerになるものが自分の中にないんだ。 

あとね、考えてるようで考えてないんだってこと。言葉は私の思想を含んでくれないから!とか思って、無意識に逃げてるっていうか、イメージがあればいいさ!と思って。私のもつ言葉と人がもつ言葉は、どうしても違うものだし、言葉じゃ伝わらないんだよ。とかとか。 
そう言って逃げて、自分の中ですら具現化出来てなかったんだ!!! 
文字でもいいし、視覚としてでもいいから具現化しなきゃいけないんだ、その日出会ったこと。吸収したこと。学んだこと。 

その場で感じた刺激で満足しちゃだめなんだ。刺激を自分の中で分解して組み立てなきゃ意味がないんだ。だから何も残らないんだ。 

確かにいっぱいきっと意識を向けられない深い深いところに見えない自分がいるけど。(リサーチペーパーがフロイトさんなんです。)そんで、それを認めて好きになってあげるべきなんだけど。 
それはそれ。これはこれ。 
人と共有するためにも、自分のものにする為にも意識を傾けなきゃ。繋げなきゃいけないんだなあ。と。 

そんで、それを何度も引き出して思い出さなきゃいけない、自分の言葉で。当たり前か。予習復習は基本ですよね。でも、めっちゃ忘れてた。 

あれ?何が言いたかったんだっけ??www 

それって、中々出来なくて。出来ないとか分からないって感情はすごく苦しくて気持ち悪くて、自分の無意識の空間の中に放り投げてすぐ逃げたくなっちゃうんだけど。うん、故意的に忘れたり、消化したつもりになったりね。それは一番しちゃいけないことかも。 

本当の考えぬく力をつけたい。 
理解する力?置き換える力?分解して組み立てる力?  
なんか、すごいことに気付いた!!!!!とか思ってめちゃくちゃ興奮してたんだけど、どんどんずれてまたよくわかんなくなってきた! 
ま、まだわかってないんだもん!しょうがない! 

生きてく上で、勉強するってことは物事に対して自分なりのdefinition、定義?をつけていくのかなあなんて思ってみたり。 
言葉だったり出来事だったり。見えない気持ちだったり。 
答えっていうより定義の方がしっくりきます。 
だって自分の定義を持っていなかったら、ただの言葉になってしまう。借り物の。 

そうそう。この「しっくり」っていうのもよく使っちゃうんだよなあ。 
しっくりってどういう感覚なのかを表すと。。なんだろう。。きちんと自分の中で納まって落ち着く感じ?うーん違うかも。 
しっくりしっくりしっくり。もともとどういう語源なんだろう。 
口でいうと「しっくり」くるんだけど、こう文字で書くとあんまりのっぺりとしてて「しっくり」こない。ああ、頭おかしくなりそう。でも逃げちゃだめだ逃げちゃだめry 

そう。前インドで孤児院に泊まった時に、歴代ボランティアさんが残していってくれた村上春樹さんの本がいっぱいあって毎晩読んでたら、形容詞の練習する癖が一週間くらいついたのです。 
そうそうこれもずっと書こうと思ってて忘れてた。 

作家さんはどうやってあんな適切でそれでいて機知に富んだ、でも読者が思わず共感しちゃうような形容詞をあれだけ生み出せるんだろう。どういう頭してるんだろう?? 
だって、もし世の中に主語と動詞しかなかったらすごく殺風景だよね。世の中の90%は形容詞なんじゃないかと思うよ。 
いや98%位いってるかも。副詞とか助動詞とかはとりあえず置いといてくださいw 

生きてく上で経験したことが、形容詞になるのかな。それを自分の中にストックして、小説を書くときにこう一つずつ取り出してみて、パズルのようにそこの部分にぴったりと重なるものを一個ずつanalyzeしてるのかな。一つの文章を書くだけで、一体どれくらい時間がかかるんだろう。すごいよなあ。 
よしもとばななさんのデットエンドの思いでだっけな?短編集に作家の最上の悦びがすごくすごく、、ああ、、これもなんていうんだろう鮮やかに?明確に? すごく羨ましくなるような文章で表してたのを覚えてます。見つかったら、のせたいなあ。 


ああ。もうまとまりませんが。 
自分にとってはすごい発見だったのです。 

この大事な日記(注:NICという学校のサマーセミナーに参加したときの日記)を久々に見て、あとちょっと頑張るぞーとか書こうと思ってたけど、そんなん当たり前じゃないかwww 
でも、すごく原点といいますか。大袈裟かもだけど。あの夏は本当にかけがえのないものなんです。 

自分が選んだんだから、どんなにキツくても、文句言うとか阿呆でしょう。やって当たり前でしょう。しかも、お金を出してもらってるのに。 
やれるかやれないかじゃなよね。それをどれだけ意味のあるものに出来るかだよなあ。 


あっ6月2日に渡米が決まったのです。意外と早い。 
やれることはやろう。やれないこともやろう。  


ああ、すっきりw 
胸のつっかえがすごく綺麗にとれた感じ♪ 

読書について考えてみる。

mixiの日記から、消えてしまわないように拾ってきた記事その1。8年前ですか。わお。テンション高いのは、ご愛嬌で。

https://www.instagram.com/p/Beppm08h28K/

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2010年04月16日00:03

火曜日は、幼稚園からの友達に出産後なんだかんだで初めて会って。
凄いな凄いな。本当に本当にママになってた。
こないだまで一緒にあほなことばっかやってた子が、一人の子供を産んで責任持って主婦として母親としてもう生きてる。

私が未だに親にお金を払ってもらって好き勝手勉強している間に。

よく子供を産むと強くなるっていうけど、それ本当。
前にはなかった強さを持ってた。凄い。

それにしても子供って可愛い。。どうしてあんなに愛らしい生き物がこの世に存在するんだろううううううううう!ありゃ親馬鹿になるのも納得だわわわ。

そしてまた中学校に遊びに行ったり。
こないだは行けなかった念願の図書室にお邪魔したのです。
小学校と高校は思い出せるんだけど、中学は全然思い出せなくて!すっきり!

今夜は読書について考えることにしました。マインドマップ書いたら結構すっきりしたので、ちょっと文章にしてみます。
長くなりまっせー。

 

 

「読書とはなんぞや。」と最近よく思い、(「勉強とはなんぞや。」シリーズのような)先人によって書かれた「文章読本」なるものを何冊か読んだんだけど、いまいち理解出来なかったんだけど、1997年に岩波文庫から出た色々な文化人が読書に対する思いを綴ったエッセイ集「読書のすすめ」は、わかりやすく且つよく馴染む定義をくれた。

例えば、京極純一さんは読書は「想像力と感受性の世界のなかで、人間の可能性の広がり、善の能力と悪の能力の幅広さを本人として経験すること」である、と。

ドッペルゲンガー的な感覚をすごく多く感じるけど、それはきっと今まで読んだ物語が、意識にはもうないけれど私の中につり積もって反応してるのかな?なんて思ったりする。

いろんな物語を通して過去にも未来にも行ったし、世界中を旅した。色々な職業にもついたし、いっぱい恋愛もした。人を殺したり、罪を犯したりもしたんだよなあ。凄いよなあ。


「文明」の定義も面白い。というか私がそれなりに理解出来る位分かりやすい。

「文明」=「言葉」+「文化」であり、
「文化」とは 人間が物事を知り、評価し、選択、決定する仕組み。
それはルールのようなものであり、知識・感情・意識からなる″心の癖″によって生み出される。

あとは田辺聖子さんの読書の定義を素敵。
読書とは「文字(人間の発明した最も高度な文化)をたどって、自分の想像力を開発し、養っていく営みである。それはやがて美しい心の王国をもたらすのであろう。」

全体を通して、著者らは戦争中に学生時代を経験した人が多くて、みんな活字への飢えを経験していて。だからこそ一冊一冊穴が開くくらい読んだし、難しい本をも読んで理解しようと努めた。
今は、活字なんてどこにでもあるし、もっと簡単にわかるものがたくさんあって。数ばっかり増えて。それってもったいない事かも、どんどん皆が共通の教養として持っていたものが失われてくって怖い事なのかも、と思ったり。
本を読めることのありがたみがなくなったら、得るものまで少なるよなあ。ありがたや、ありがたや。

中学のころの教科書を読み返してみて、あのころよりもすっと理解できることに何だか感動!向田邦子さんの「ごはん」が好きだった!
そんな感傷に触発されまして、私の読書史なるものを少し考えてみたw
いつから本を読むの好きだったんだろ~、どんな本に特に影響を受けてるんだろ~、てな事を巡りながら見つけようと思いまして。


~小学校

絵本はあまり読んだ記憶がないなぁ。唯一しっかり覚えてるのはお母さんが友達に結婚祝いでもらった「黒うさぎと白うさぎ」。
図書室では、怪物(妖怪?)レストランシリーズとかホラーものばっか読んでたなあ。こっくりさん試してみたり。
あとは、教科書の「サラダ記念日」の感想文がなんかの賞に選ばれたからか覚えてる。
あとは「悲劇の少女アンネ」!これはすごく印象的。今でも家にある。
ユダヤ人が誰なのか、戦争の背景なんて全然知らなかったのに、何度も読んだなあ。何に対しての涙だったんだろう。
戦争ものであともう一個「お星さまのレール/小林千登勢」も何度も読んだ。
あとは、とにかく漫画。毎月ちゃお・りぼん・なかよし全部発売日に買って読んでたなあ。私の核は少女マンガによって作られたと言っても過言じゃない。
男兄弟がいなかったから少年漫画は一切読まず、根っからの甘甘ロマンチストなのはそのせいだろうなあw毎晩二段ベットで妄想してから寝てたのをよく覚えてるwいつのまにかやらなくなってたなあ。
特に怪盗ジャンヌの稚空と世紀末のエンジェルの今野君が二大ヒーローでしたw 妄想のネタは記憶喪失ものが多かったなあwwなんでだろ。

~中学校

中学は部活やら勉強ばっかだったからか、あんまり読んだ本の記憶がないなぁ。この頃は別コミや小コミに昇進してたw
ハリーポッターやダレンシャンは夢中になって読破したけど、そーんなに話や世界にのめり込んだ気はしないなあ。ハリーポッターは未だに最終巻だけまだ読んでない。
あとは、読書感想文の入賞が嬉しかった!「itと呼ばれた子」と「あおぞらのむこう」でなんかに入賞したの!
あおぞらのむこうの作者のアレックスシアラーは大好きで、その後に読んだ「13か月と13週と13日と満月の夜」と「スノードーム」もはまる。
こっそり話の中に出てきた幽体離脱を試してみたりw


~高校

高校は変に拗ねてたこともあり、なんかきっかけとかヒントを求めて手当たり次第なんでも読んでた気がする。
英語の参考書はかなりの量読んだ。読んだっていうより見た。英語自体より、外国語をどうやって皆勉強してるんだろうっていう勉強法の方に興味があったのかも。あとは課題の英語のペーパーブック達。試験に出ることもあり、じっくり一文ずつ読んで。こつこつ読むことの楽しみを英語で知れたのは大きい。今でも先生たちに感謝。

ムニムニ自分の中で考えてたから新書だったりビジネス本にも手を出したり。とにかく変わりたい!変わりたい!って思ってたから。
量的には一番多いかな。自己啓発本もたくさん。色んな生き方があるってことを知ったのが一番大きい収穫だったと思う。
高橋歩作品を読んだのも衝撃大!人生ってなんだーって叫んでた。

あとは、現代小説を手当たり次第。東野圭吾作品はかなり読んだ。最近はめっきり読んでないなあ。
あとは江國香織とか伊坂幸太郎とかよしもとばななとか瀬尾まいことか。田口ランディの「出来ればムカつかずに生きたい」が何故かはじめて手にした記憶まで残ってる。
プラス西加奈子さんの小説の世界の温かさにすごい今までない感動を感じたのを覚えてる!

一冊一冊に入るより、こんなにもたくさんの本があって色んな生き方があるんだっていうことに圧倒されて魅了されてた。
本の背表紙を眺めて選ぶ事が何より楽しかった。今もそういう所あるかも。高校生活の後半のお昼休みはいつも図書室でダヴィンチかAERAを読んでた。
高校の図書室・つくばの図書館・リブロカフェと環境にも恵まれてて。授業はほとんどサボっていましたw


~今

前よりずっと自覚のあるというか意識のある読書を心がけるようになった。と信じたい。
印象に残っている作家はまずは白石一文さん。現実すぎるほど現実の中での人間の悩みがつらつらつら、と。見えるものを見よう、と思った。
三浦綾子の「氷点」も、北海道行く前に読もうと思って買って止まらず。古典とまでは行かないけど、今まで読んでいた本と重み、深さの違いに驚いて。私の中では大事なターニングポイント。
あとは、妹の影響で歴史ものもちょくちょく読みだして。USJRの授業の影響もあり、幕末ものとか明治の偉人ものなど。また知らぬ間にたくさん増えてて、早く読みたいっす。
日本に対する意識だったり、人生に対する意志が押し上げられた。

インドのカルカタで暇だった日中に村上春樹作品を読み漁った時に初めて味わった不思議な感覚。全身が溶けちゃうような、日常の境目がなくなるような奇妙な錯覚。あれをまた味わいたい。ダンス・ダンス・ダンスが最高だった。ノルウェーの森は、何度も読む事によって自分の価値観の違いに気付けるんだって知った。

歴史の勉強を通しての過去への興味だったり、頭良くなりたい欲(笑)などに押されて最近やっと名作や古典へ目が向くようになってきてます。遅い、遅すぎる!!!やっぱりまだまだ難しいけど、少しずつ溶けていくように。少し留まったりもしつつな感じで。

本を読んだときの感想としては、「羨ましい!!!」っていうのが一番多い。繊細で特別な感性を持っていて、それを表現出来る登場人物だったり作者にすごく強い憧れや妬みを感じます。一体どんな世界で生きているんだろう。

よしもとばななさんの短編集「デッドエンドの思い出」(これが今の所一番好き)の中の「あったかくなんかない」っていう小説家が主人公の話の冒頭で、

「ものごとを深いところまで見ようということと、ものごとを自分なりの解釈でもようとするのは全然違う。自分の解釈とか、嫌悪感とか、感想とか、いろいろなことがどんどんわいてくるけど、それをなるべくとどめないようにして、どんどん深くに入っていく。そうするといつしか最後の景色にたどりつく。もうどうやっても動かない、そのできごとの最後の景色だ。そこまで行くと、もう空気も静かになり、全てが透明になり、なんだかこころもとない気持ちになってくる。でも感想は案外浮いてこない。ただ見るだけだ。そして感じるだけ。」

これを初めて読んだとき、ああこうやってこの人は世界を見てるのかなあ。って思って。私もそういう世界を見てみたいと強く思った。

漫画フリークだったせいか、文を読んで自分自身でイメージを作るのが苦手。文字をすくうより、表面をさわりながら読むというのかな。感覚的読書?思い出すときは、場面など画像とか特定な文でもなく色とかの感覚で思い出す。もっと文字・言葉を楽しみたいなあと思うんだけど中々難しい。

あああ。そんなこんなで今夜も飛び込みますぞえ。
自分の大袈裟だけど読書遍歴をなぞると自分自身の思考のルーツを巡ってるみたい。
意味のある時間でした。
ああ、誰かと本の話したい。

最後まで読んだ人w(いるのか)お疲れ様でした。 

【随時更新】英語アクティビティの参考にさせてもらっているサイトまとめ

1. Busy Teacher

busyteacher.org

莫大な情報量を誇る、Busy Teacher.  ゲームのアイディアや、印刷して使えるワークシートも充実しています。

授業の内容に合わせて、テーマ(eg. "Love" "New Year") や、教えたい内容("Comparative" "Present Perfect")等で検索しています。

 

2. learnEnglish-online

www.learnenglish-online.com

”音楽を使って文法を学ぼう”というアクティビティをするときに、このサイトを参考にして選曲しています。教えたい文法に対応するおすすめの音楽が紹介されていて便利。

 

3. ESL games and activities

とてもシンプルで見やすいサイト。数はそこまで多くないけれど、バランスよく説明の量もちょうどいい。このサイトのようなブログにするのが、理想でもあります。

またこのサイトが出している "50 Conversation Classes" という本(PDF版もあり)を購入して使っています。

ESL conversation questions

 

 

「過去が変われば、未来が変わる」:韓国ドラマ 「シグナル」の感想

アジア圏の人と関わる機会が増えている今日この頃。

やっぱりコミュニーションが取れるくらい、韓国語が話せるようになりたい!(中国語も・・・)と思い、韓国語を学ぶとっかかりに、面白いドラマはないかな~と探していました。

そんな時に、韓国人と韓国ドラマ好きの台湾人に太鼓判をおされたのが、こちらのドラマ「シグナル」

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韓国ドラマって、前にお正月にTVでやっていた「美男子ですね」をちょこちょこと見たくらいで、ちゃんと通して一つのドラマを見たことがありませんでした。(まぁ元々あまりドラマを見ないのですが。)

いくつかのドラマの1話を見てみたのですが、どれもあまりハマらず。あまり期待せずに、教えてもらったこの「シグナル」一話見たのですが、お、おもしろい・・・

今全部見終わって、もうこれ以上新しいエピソードが見られないのが、すっごく悲しくなる位、楽しみました。

まだ余韻が残っているうちに、感想をまとめておきます。ほんのちょっとだけネタバレありです。

 

あらすじ

簡単にあらすじを説明すると、「現在」と「過去」の刑事が無線機を通じて、真相を明かそうと、時空を越えて協力して長期未解決事件を解決していていくお話。SFサスペンスとでも言うのでしょうか。

「現在」に生きるプロファイラーである刑事パク・ヘヨンが、ある日壊れた無線機を拾って、突然15年前の「過去」にいる刑事イ・ジェハンと通信が出来るようになります。

その中で、パク・ヘヨンと同じ長期未解決事件専門チームのボスであり、イ・ジェハンの後輩で彼を慕っていた女ベテラン刑事チャ・スヒョンは「現在」と「過去」のそれぞれで、彼らと関わりながら同じく事件を追っていきます。

彼らが取り組む長期未解決事件の多くには、「権力」をもつ人の思惑が関わっています。個人では中々抗えない「権力」に対して、無線機を使いながら、諦めずに戦っていく物語です。

 公式ページより

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パク・ヘヨンがいる今(2015年)を軸に、イ・ジェハンのいる過去が、重なりあっていくのですが、それぞれの色合いが違うので、あまり違和感なく見られました。

そして可愛らしい20代の新米刑事と、40代になったクールなベテラン刑事の2つの時代のチャ・スヒョンを、髪型一つで演じ分けるの本当にすごい。

そして刑事モノで、「君の名は」みたいにタイムループ(?)するのってありなのかい?過去を変えるってありなの?と、SFちっくな設定に入り込めるのか最初疑問でしたが、現在も過去もリアリティーのある物語がつくり込まれていて、ビックリするくらい違和感を感じず、思いっきり感情移入しました。もう最後はみんな俳優が、もうこのキャラそのものとしか、思えないくらい。

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 ドラマは全部で16話。1話が70分以上(最終話は88分!)とかなり長く、1本の映画を見ているようでした。山場も2個3個とあって、ハラハラドキドキしっぱなし。見ごたえがあって、続きがいつも気になってしまう、本当によく出来ています。

ドラマの中で扱われる未解決事件は、韓国で実際にあった事件を元にしているのだとか。どれでも悲惨なものばかり・・・。BGMで絶対次くるよ・・・と分かるから、思わずイヤホン取って目をつぶっちゃいます。このドラマを見ている時、東京の下町に住んでいたのですが、道が結構暗くて、ああそこに死体ありそう・・・とか一人でびびってました。

 

「過去が変われば、未来が変わる」

またドラマのストーリーに戻りますが、過去と現在がつながるといっても、毎日定期的につながるわけじゃなくて、時々夜の決まっている時間に数分つながるだけなんです。

しかもそれぞれの時間の流れは違っていて、お互いに過去と現在が繋がっているということを信じて協力しあえるようになるのにも一苦労。

短いやり取りの中で、少しのヒントをあげたりもらったりしながら、それぞれやり方は違うけれどもどちらも必死に事件の解決を目指していきます。

設定の面白いところですが、過去が変わると未来が変わるんです。そして反対に、現在が変わると過去が変わることもある。実際に起こったことすら、行動次第で変えてしまえるけれど、本人たち以外はそれに気づかないのです。主人公は皆死にますからね、一度。

「過去を変えられたら・・・」なんて思うこともあるけれど、過去が変わっても、それが本当によい方へと導いてくれるかどうかは分からないんだなぁと、このドラマを見て考えさせられました。

事件に直接関わる刑事たちだから尚の事、小さなことを変えてしまうと人の生死まで変えてしまうのです。事件を解決しようと、よかれと思ってやったことが、大事な人を失う、悲しい結末を引き起こしてしまうことも。

それでも「大事な人を守りたい」という気持ちで、過去に生きる人たちも、現在に生きる人たちも「今」の瞬間に、無線機の助けを借りながら、出来る限りのことをしていく。

今の「あともうちょっとの頑張り」「あきらめない気持ち」が、今はどうなるかはわからないけれど、「未来」を変えることになる。

「過去が変われば未来が変わる」。私たちは過去には戻れないけれど、今未来のために出来ることを出来るだけ、やる。これがドラマを通して伝わってきたメッセージでした。

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続編みたい!

あーーーーすっごく面白かった!視聴していた間の一ヶ月、しあわせな時間をありがとう。また何年か後に、じっくり見たいです。

もちろん続編でも、大歓迎です。最後も3人ともまだまだ闘い続ける感じで、気になる終わり方だったし、人気もすごくあるみたいだし、、、続編ぜひ作って欲しいなぁ。

他の韓国ドラマも見てみたくなりました。次はミセン、見てみようかな。

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おまけ:

1.今回はU-NEXTで全話見ました。有料です。無料も探してみたけれども、見つからなかった・・・。ダウンロードしてオフラインで見られるのは便利でした!

2. 脚本家のインタビュー記事。こんなに若い女性なんだ!すご!

3. ドラマで使われている音楽も皆よかった。歌詞はわからないけれど、しみじみと染みました。ちなみに、韓国ドラマではOST(Original Sound Track)って訳すのですね。

地味にテンションの上がる渋いオープニング。タイのカラバオみたい。


前奏を聞くだけで切なくなるエンディング。英訳付ではじめて意味が分かった。ぴったりだー